遠野遥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ家出をしている(とはいえ父親と連絡はとっているし時々は帰る)女子高生が、かなり年上の恋人の家に転がり込んでいる。彼女はよなよな日本の東京を舞台にしたホラーゲームをしていて、ゲームで出てきた場所に足を伸ばしてみたりする。
私はホラーゲームをしないので、そもそもこんな感じなの?というところからはじまる。遊び方がわからない。なんとなく進み、行き当たりばったりで、何度か死んだりしながら試行錯誤する。もう死んでるのに。
それは彼女の生活そのものなのだろうか。
ずっとそばにあってどうにもならないマネキンは倒そうにも倒せない敵そのものなのかな。あれをどうにかできたら世界は変わるだろうか。
そういえば、 -
Posted by ブクログ
遠野遥さんの最新作。
およそ10歳年上のIT企業社長と思われる人物・碧くんのマンションに入り浸る女子高生のふうか。彼氏なのかなんなのか、甘やかされてずいぶん幸せそうである。
たまに来る父親の長文LINEからは、彼女が自宅には長らく帰っておらず、また元々ネグレクト気味の母親もいつからかずっと不在であることが窺える。
そんな色々と曖昧でふわふわとしたふうかの日常生活と、ふうかがプレイするホラーゲームの描写が交互に綴られていく。弛緩と緊迫のような対比が案外心地よく、さくさく読み進められる。
しかし碧くんとのクリスマスの福岡旅行で、そんなのんびりラブラブな日々は突然に一変する。「えっ!続き読みたいんだ