遠野遥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2025年最後に読み終えたのはこの本!!
ただ、私には主人公の感覚がよくわからなかった…。これは年齢(経験量)の少なさによるものか、性別の差によるものなのか…。もしこの感覚を想定していて書いていたのなら、かなりの技量だと思う。
麻衣子の過去エピソードを一通り読んだ後にそのまま読み進めるとまったく違う話が続いていて、結局その麻衣子の話で何を伝えたかったのかがわからなかった。まったく関係がないと思われる話が所々挟まれていたのはなぜだろう…。
あんまりよく理解できなかったけどそれでも手を止められず読み切って辺り、まだ噛み砕き咀嚼できていない感情が私の中に生まれたのだろう…。
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Posted by ブクログ
ネタバレメタ認知度が高い私にとって共感の嵐でしたが、背景描写が丁寧で細かいせいか、暴力・性の場面が生々しく超刺激的でリアルで気持ち悪かった。
性的場面から始まり、暴力によって終わる。
作品名の「改良」は本当に正しかったのかどうか、疑う内容でもあった。
主人公の女装をする趣味に対しては、馬鹿にしたり卑下するつもりはないが、彼の性に対する考え方は愚かで自己中で異常なほど変態でシンプルにキモイ人間だと思った。だから最終的に暴力を振るわれても自業自得だと思ってしまった(性格悪くてすみません)。
終わり方も少し胸糞悪く、先が気になるけど、主人公の性に対する考え方が改良されなきゃ読むのはきついだろう。
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Posted by ブクログ
ネタバレ芥川賞作家のデビュー作。
直前に同著「破局」を読んだからか、ある意味でテイストの不変さにびっくり。よくもまあここまで同様の文体で、書き切れるもんだと感心。
よく言えばオリジナリティが確立されてて、悪く言えば驚きに欠ける。
あらすじは女装を趣味とする主人公の日常。幼少期になし崩し的に同性から性的な虐めのようなものを受け、それとなく歪み、醜形に対して嫌悪を抱く男の物語。最終的にはまた同性からレイプされるのだから救いもない。
個人的には風俗嬢へクレームの電話を入れるシーンが印象的。誰もが普段はまともな部類であるのに、何かの拍子でタガが外れるかの如く、狂気に満ちるというところがよく描かれている。