植田たてりのレビュー一覧

  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

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    ずっとだいすきだったほうじ茶さんの初の紙の本。
    本屋さんで並んでいるの見たらうるうるした。
    優しいであろう彼女の精いっぱいのぬくもり。日曜お昼過ぎに眠るか眠らないかのうとうとしている時台所から聞こえる母の声。そんなあたたかさだった。
    きっとこれからの人生もつらいことも、しんどいことも、いやなことも経験していくと思う。そんな時にこの本がお守りになってくれる。そんな本。

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    2024年11月03日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

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    こころが軽くなる本。
    自分が自分のままでいいんだ、考えすぎてもいいんだと思わせてくれるような1冊でした。
    ちょっとずつ傷つく人はきっと人のためにいろいろ考えられる人で、考えすぎちゃうから傷つくんだと思う。何も間違えてないよって肯定してくれているような気がした。

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    2024年10月25日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

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    ほうじ茶さんの言葉選びが素敵で、あたたかさが詰まった1冊でした。内容が心にスッと入ってきたので、私も温かい心を持ってるだなんて思っちゃったりして。
    とまあそんなことは置いといて、どこかで傷ついてるそこのあなたには一度読んでほしい内容ではあるなと。おすすめです。

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    2024年10月13日
  • 放課後の文章教室

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    文章の書き方について教えてくれる本。
    文章の書き方の質問についてとても分かりやすく回答をしていて、文章が好きな私にとっては参考にしやすかった。
    読んでいくと共感する所もあり、面白かった。

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    2024年02月03日
  • 放課後の文章教室

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    文章を書くことについて、寄せられた質問に答えているエッセイ。
    例えば、『10つの文章が上手くなるコツ』だとか、『うまい文章』だとかの上辺だけじゃなく、筆者の「書く」という行為への本質的な思いを質問への回答という形で読者に語っている。
    なんでもいいから書いてみようって思える。書くことへ歩く1冊

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    2023年07月08日
  • わたしの美しい庭

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    良い!

    一人一人の心情を繊細に書かれているので、登場人物みんな愛おしく感じる物語でした^^

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    2021年09月17日
  • わたしの美しい庭

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    また読みたい本

    「流浪の月」がよかったので こちらも読んでみました。
    登場人物 皆 心に抱えるものあるけど、優しく緩やかな関係で つながっててよかった。

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    2020年09月26日
  • わたしの美しい庭

    ネタバレ 購入済み

    おすすめです!

    読後、すっとした優しい気持ちになれます。
    暗い出来事や重い内容があまりなくサラッと描かれているので、気軽に読める作品だと思います。

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    2020年05月15日
  • 放課後の文章教室

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    本文もさることながら、冒頭の「文章の森へ」が本当に素敵でした。文章教室という少々堅苦しい書名で腰が引けた方もぜひ冒頭を読んで文章の森へ迷い込んでみてください。「SNSで友達を増やしたい、魅力的な文章を書くには?」「感想文はあらすじがあったほうがいい?」など若者からの質問に小手鞠さんが丁寧に答えています。小手鞠さんが文章を書いている時のマインドが見えたような気がします。

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    2019年12月29日
  • 放課後の文章教室

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    体験と想像から自分の頭で考えて、筋道を立てて文章を書く事。書く事が、知らなかった自分を知る事にもつながる。文章を書く事について他の作家の文章を例にとって説明したりと、非常にわかりやすく楽しかった。
    なので、更に読みたい本が増えまくりました。
    最後に、日本語は風という表現があった。腑に落ちた。確かにドイツ語は風にはならん。

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    2025年11月09日
  • わたしの美しい庭

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    マンションの屋上庭園にある縁切り神社を舞台にしたオムニバス。登場人物は皆、なんらかの事情や悩みを抱えているけれど、人との関わりを通して前向きに生きる力を与えられている様子が描かれていて、こちらも勇気づけられた。

    特に、兄の恋人、わたしの美しい庭Ⅱがお気に入りのストーリー。
    人を苦しめるのも癒すのも人だ。思いやりという言葉は簡単に使ってしまうけれど、一人一人違う解釈の持つ人を真に思いやるのは難しいことだと思った。違いを認め合うこと、これも片方の努力だけでは叶わない。思いやり…難しくとも考え続けなければいけないな。

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    2025年11月08日
  • わたしの美しい庭

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    この本を読む直前に流浪の月を読んでいたから話がごちゃっとなりそうだった
    物語のベースが似ていると思った

    大人でもできてないのに小学生にわかりっこない
    最後にまとめられていたのがすっきりした
    違いを認め合うそれができないなら黙って通り過ぎる
    確かにそう心に決めておけば少しは生きやすく感じるはず

    男女が一緒にいるとカップルかな夫婦かな?いや兄妹?父娘?とか見た目だけで色々妄想して決めつけて話を進めてくる人がいるけど失礼になることもあるし自分自身嫌な気持ちになったことがあるから関係性に名前をつけれるのは本人たちだけで周りがとやかく言うのは余計なこと自分も他人にしないように気をつけよう

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    2025年10月22日
  • わたしの美しい庭

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    「ぼくたちは違うけど認め合おう」
    「それでも認められないときは黙って通りすぎよう」
    「誰と誰が手を取り合ってもいい
    それが世界を救うんだ」

    美しい庭に流れる、誰も拒まない温かな空気。
    それを形成するのは自分の人生に覚悟を決めた人達。

    統理の物語も読みたい。

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    2025年10月19日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

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    ほうじ茶さんのエッセイ、読むのは2冊目。こちらが最初のようだ、本の装丁が優しく綺麗で、文体も読みやすい。私より若いほうじ茶さんだけど、優しく励ましてもらえる感じ。
    傷ついてる人に少しだけいいことが起こってほしいと願ってくれてありがたい。

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    2025年09月15日
  • わたしの美しい庭

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    凪良ゆうの作品は3作目だけど、この人の書く文章は透明感があって、爽やかだなぁとおもう。きれいな情景や、草木の匂いが鮮やかに表現されてて美しいなーとおもう。
    本当に、屋上の神社とお庭が美しいんだろうなぁ、と思う。

    そしてはっとさせられる言葉も多くて、読んでてじんわり温かくなるね。

    作品はオムニバスで、それぞれの登場人物視点の短編なので読みやすかった。兄の恋人、は読んでてちょっと辛かった。

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    2025年09月12日
  • わたしの美しい庭

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    凪良ゆうさんの本は良い意味で『自分専用の名言集』を読んでるような気分になる。
    自分の考えてる事や悩みが言語化されて物語にされてるから何回も「あ〜」とか、「そうだよなぁ〜」とか情けないか細い声が出てしまう。

    統理の過去を知りたい。

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    2025年08月29日
  • わたしの美しい庭

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    縁切り神社のあるマンションに関する人びとの物語。みんな、生きる中で何かしらの葛藤や悩みがあるが、縁切り神社に住む人々が助けて、克服していく。
    美しいし、生きる勇気を与えてくれる本です。

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    2025年08月14日
  • わたしの美しい庭

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    ネタバレ

    「孤独死なんて言葉を考えた人は、重い罪に問われるべきである。誰かと一緒に生きていくのはもちろん素敵だけれど、だからといって、ひとりで生きている人をそんな恐ろしい言葉で脅さなくてもいいじゃないか。人生の選択は、もっと明るく自由なものであってほしい。」p59
    「帰って寝ればいいのに、疲労よりも人恋しさが勝つ人種がいる。」p110

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    2025年07月15日
  • わたしの美しい庭

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    凪良ゆうさんの世界は優しい。
    屋上に縁切り神社のあるアパートに住みながら、宮司をし、翻訳の仕事もしている統理。統理は亡くなった元妻と次の旦那の間にできた子ども百音と一緒に生活している。そんな2人の隣には毎朝一緒に朝食を食べる路有がいて。路有はゲイで、4年前に「結婚する」といって別れた元彼のことを忘れられず。また、同じアパート住む桃子さんは、高校のときに亡くなった彼氏のことを忘れられず。そんな桃子さんの彼氏の弟は、ゼネコンで働くうちに鬱になり実家に帰ってきて。
    そんな彼らそれぞれの物語。みんな優しい心の持ち主。どれもおもしろいけど、特に路有と元彼の話が、ゲイの感じがリアルすぎて、なるほどそうやっ

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    2025年07月06日
  • わたしの美しい庭

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    ネタバレ

    登場人物全員が色々な問題を抱えて生きていて、その問題を知った上で誰もが否定することないところがすごく心地よく優しい空間に包まれているなと感じました。凪良ゆうさんの書く文章、物語は儚くもどかしい。だけど優しくて好きだなぁ。

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    2025年07月05日