植田たてりのレビュー一覧

  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

    Posted by ブクログ

    紡がれていく言の葉が意味を持って届いていくのがとても素敵だった。生きていく中で困難なことはたくさんあるけれど、この本のおかげで頑張れる。この本の言葉のように、世界がちょっとずつ優しさで溢れたらいいな。

    0
    2025年11月16日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    じんわりあたたかくてほっと安心できるお話。
    「縁切りマンション」と呼ばれる屋上に神社兼庭園のあるマンション。宮司の統理君、血の繋がらない娘の百音ちゃん、統理の友人の路有(ろう)君、20年前に恋人を亡くした桃子さん。みんな少し訳アリで、何かを抱えていて、でもすごく魅力的で素敵な人たちです。縁切りマンション行ってみたいなあ。
    P147「なにかを捨てたからといって身軽になるわけじゃない。代わりに何かを背負うことになって荷物の重さは変わらない。だったら何を持つかくらいは自分で決めたい。」刺さりました!

    0
    2025年11月11日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

    Posted by ブクログ

    この本を読んだら、いつもわたしにやさしくしてくれる友達や家族、バイト先の方たち、学校の先生を思い出しました( ; ; ) わたしもやさしくしてあげたくなったから、その人たちの好きなものと手紙を用意しようって思いました⟡.·

    0
    2025年11月02日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私も、爪が可愛いからまぁいいかって爪見て元気補充したい
    ふとした瞬間に視界に入るちょっとした綺麗が、頑張る力になるんですね

    0
    2025年11月11日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    百音、路有、桃子、基
    それぞれの目線で描かれた短編がどんどん繋がって行き、もがき苦しみながらも
    自分なりのやり方で前を向いて行く
    終始温かな優しい風に包まれた物語

    〜〜できれば『ぼくたちは同じだから仲良くしよう』より、『ぼくたちは違うけど認め合おう』のほうを勧めたい。次の授業では、ぜひそこまで進めるよう先生にがんばってもらいたい」「次の次では、『それでも認められないときは黙って通りすぎよう』だな。『無駄に殴り合って傷つけ合うよりは、他人同士でいたほうがまだ平和』ってあたりまで」〜〜

    人生疲れた時に読んで欲しい一冊
    皆んな同じでなくても良い、それをお互い認め合えたら世界は平和になって行く

    0
    2025年10月13日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    みんなあたりまえのようにそれぞれ不安がある。誰かが決めた形に囚われず、それぞれが尊重し合える。そんな庭はそれぞれが自ら作っていくもの。こんな自分を愛してやろうと思った。

    0
    2025年09月24日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    自分の当たり前と人の当たり前は違うに決まってる。その事に改めて気付いた作品。世間的にはマイノリティなのかもしれない人々が力強く苦難を乗り越える、というものとは少し違う。みんな違うけれどお互いに認め合う、という一文が人生を生きる上でとても大切にしたい真髄だなと思い心に刺さった。凪良先生の書く文章はどこまでも透明で、人物描写も確実に存在している人のようにリアリティーがある。深刻ではないけど、なんかモヤモヤする時に読むと効く薬のような一冊。

    0
    2025年09月15日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    とても優しいお話だった。
    登場人物それぞれの人生もきちんと描かれていて、みんないろんなことがあるけれど、縁切り神社の神様に切っていただきながら、自分で立て直して生きていく。みんな強くて素敵だった。

    「手を取り合ってはいけない人なんていないし、誰とでも助け合えばいい。それは世界を豊かにするひとつの手段(p.297)」
    ああ、本当にそうだな。
    世間体とか、あの人がどうとかではなくて、誰とでも助け合えばいいんだ。
    周りが何かを言うのは解釈の違い。自分たちのことは自分たちで決めていいんだ。
    そんな気づきももらえたお話でした。

    0
    2025年08月21日
  • 放課後の文章教室

    Posted by ブクログ

    小手鞠るい作品が近年教科書に採用されているので、こちら読んでみました。

    ことばと真摯に向き合って作品を生み出しているんだな…と、ひしひしと伝わってきました。

    若者たちよ、文章を作りたいならまず文、そして文節、そして単語!
    使う単語の意味をしっかり理解しなさい!

    …そんな激励が込められている本だと感じました。

    0
    2025年08月07日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    魅力的な登場人物と設定、丁寧な心情表現。
    ずっとこの世界にいたいと思わされる心温まる物語。

    切りたい縁が必ずしも人ではなくて、自分が縛られていることだったり、執着していることだったりするけれど、そんな縁を切ってくれる神社が近くにあるならわたしも通いたい。

    それぞれみんなたいへんで、でもこうやってみんな生きているというのは、わたしたちが生きていく上でとても励みになる。
    静かなエネルギーがもらえた。

    0
    2025年07月27日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    読み終えた後、じわーっと感動の余韻が続くような素敵な作品だった。
    3人の登場人物それぞれが個性があって、住人との関わりやそれぞれの悩み、エピソードに嘘がないというか、作り物感がなかった。
    下手な作品だと、「そんな台詞言わないだろ」って違和感がある。この作品はそんなこと一切なく、実在してる人物たちのエピソードのよう。
    自分の境遇と登場人物を重ね合わせて共感してしまい何度も泣いてしまった。
    でも読み終えた後に心が晴れるような涙だった。

    0
    2025年07月22日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    温かく穏やかな気持ちになる1冊。

    「理解できないならできないでしかたない。
    だったら黙って通り過ぎればいいんだ」
    みんな人のパーソナルスペースに入り込みすぎている。

    悪意はない。ただデリカシーが足りない言葉を発する方は多く存在する。

    わたしはわたしを生きていこう

    0
    2025年07月21日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    とても好きな空気感のお話。
    男とか女とか大人とか子どもとかそういうカテゴリに分けずに人と人として向き合う関係性がすごくいい。

    0
    2025年05月30日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。
    心が温まる作品。

    特に桃子さんの話が印象に残っている。切なくて思わず泣いてしまった。

    統理とろいが仲良くなったきっかけの話も良かった。

    優しい話だったけど、時折すごくハッとなることを言われ考えさせられたりもした。

    凪良ゆうさんの作品は3作目だけど、今回が1番好きかもしれない。

    0
    2025年05月27日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    みんなそれぞれ一人ずつで、繋がったり離れたりしながら毎日を生きている。行きずらさを感じる時もあるけど、舞台となる「縁切り神社」に関わりのある登場人物がそれぞれの想いを切りながら、自分を取り戻す物語。穏やかな気持ちになりました。

    0
    2025年05月24日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    ほんとに凪良ゆうさんの文章は読みやすい。
    人の心情を描くのがとにかく上手で,この本もスッと内容が入ってきた。
    みんな事情があって生きづらさを抱えていながらも,頑張って生きようとする。その描写が,とにかく上手に描かれていた。
    読み終わった後は,清々しい,優しいような,そうな気持ちになった。
    自分は基くんに似てるかもなぁ。色々と考えすぎて,将来への漠然とした不安を抱いて,勝手に焦って動揺して,気を揉むことが多い。自分ももしかしたら,真面目すぎるのかなぁとか思ったり。
    自分は自分,他人は他人。
    他人の解釈は気にせず,自分の解釈で生きれば良い。このSNS時代,他人と比較しがちだけど,まずは自分がどう思

    0
    2025年05月19日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    さすが凪良ゆう、文章が綺麗。
    そして人には人の事情があることを考えさせられた。押し付けや印象に囚われずに生きていきたいと考えさせられた。

    0
    2025年05月17日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本の存在を知ってから、とてつもなく気になっていて、頑張ったご褒美に久しぶりに新品の本を買った。
    ページのデザインや文字のフォントからも、優しさや温かさがにじみ出ていて、読んでいてとっても心地よかった。
    読めば読むほど、ほうじ茶さんもほうじ茶さんのお友達や同僚の方々もとっても素敵で、類は友を呼ぶとはこういうことかと思った。
    寝る前に部屋を暗くして、間接照明やキャンドルだけをつけて、誰にも邪魔されずにこの本を読むことができたら、きっと明日はいい日になると思わせてくれるような気がする。
    これからも悲しいことや辛いことにたくさん遭遇すると思うけれど、きっと素敵な出会いや嬉しい出来事もあると思う。ネ

    0
    2025年01月12日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

    Posted by ブクログ

    自分が空っぽに感じた時に読み返したいなと思いました。日常や大切にしたいことが優しい言葉で書かれていて、とても癒されました。

    0
    2024年12月21日
  • どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たっぷりの優しさで溢れたエッセイでした。
    寝る前に読んだらほっとしました。
    まるで生クリームがかかったホットココアを飲んだ後のような読後感。

    好きなフレーズ
    「人生なんて『あともうちょっと頑張ろう』の繰り返しらしい」
    「私が好きなことは、私が一番知っている」
    「逃げてもいいよ。いいに決まってるよ。逃げる場所だけ間違えないで」

    0
    2024年11月25日