植田たてりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
百音、路有、桃子、基
それぞれの目線で描かれた短編がどんどん繋がって行き、もがき苦しみながらも
自分なりのやり方で前を向いて行く
終始温かな優しい風に包まれた物語
〜〜できれば『ぼくたちは同じだから仲良くしよう』より、『ぼくたちは違うけど認め合おう』のほうを勧めたい。次の授業では、ぜひそこまで進めるよう先生にがんばってもらいたい」「次の次では、『それでも認められないときは黙って通りすぎよう』だな。『無駄に殴り合って傷つけ合うよりは、他人同士でいたほうがまだ平和』ってあたりまで」〜〜
人生疲れた時に読んで欲しい一冊
皆んな同じでなくても良い、それをお互い認め合えたら世界は平和になって行く
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Posted by ブクログ
ほんとに凪良ゆうさんの文章は読みやすい。
人の心情を描くのがとにかく上手で,この本もスッと内容が入ってきた。
みんな事情があって生きづらさを抱えていながらも,頑張って生きようとする。その描写が,とにかく上手に描かれていた。
読み終わった後は,清々しい,優しいような,そうな気持ちになった。
自分は基くんに似てるかもなぁ。色々と考えすぎて,将来への漠然とした不安を抱いて,勝手に焦って動揺して,気を揉むことが多い。自分ももしかしたら,真面目すぎるのかなぁとか思ったり。
自分は自分,他人は他人。
他人の解釈は気にせず,自分の解釈で生きれば良い。このSNS時代,他人と比較しがちだけど,まずは自分がどう思 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本の存在を知ってから、とてつもなく気になっていて、頑張ったご褒美に久しぶりに新品の本を買った。
ページのデザインや文字のフォントからも、優しさや温かさがにじみ出ていて、読んでいてとっても心地よかった。
読めば読むほど、ほうじ茶さんもほうじ茶さんのお友達や同僚の方々もとっても素敵で、類は友を呼ぶとはこういうことかと思った。
寝る前に部屋を暗くして、間接照明やキャンドルだけをつけて、誰にも邪魔されずにこの本を読むことができたら、きっと明日はいい日になると思わせてくれるような気がする。
これからも悲しいことや辛いことにたくさん遭遇すると思うけれど、きっと素敵な出会いや嬉しい出来事もあると思う。ネ