舩山むつみのレビュー一覧

  • 「選択的シングル」の時代 30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」
    経済や社会構造、価値観の変化により、シングル(結婚していない人、離婚した人、パートナーに先立たれるなどして独身になった人)が増え、そもそも、結婚を選ばない人も増えてきている。
    日本では、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、男性の約30%、女性の26%は恋愛をしたいとも思っていないと回答してい...続きを読む
  • 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
    最初のページで、難しくて読めないかも……と思ったが、その後はシャーロック・ホームズをなぞらえてるだけあり読みやすかった。実に面白い。江戸川コナンくんも面白がるだろう(笑)
  • 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
    初めは読みづらかったが、
    慣れてきたらさくさく読めた。

    正典シャーロック・ホームズと同じ時代の香港が舞台となった、秀逸なパスティーシュ作品。

    その時代の香港に感じる背景の描写と
    所々にあっと思う部分もあり
    かなり楽しく読めた。

    4部作であり、次回作は日本人にとっても特別なお楽しみもあるようなの...続きを読む
  • 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
    四部作の予定とのことなので期待を込めて星5。
    凄まじい取材量で、作者はオタクの鑑みたいな人なんだろうな…と思った。
  • 台北プライベートアイ
    上下2段組で、なかなかの分量。これはしんどいかなと思いつつ読み出したが、とてもおもしろく、全然そんなことはなかった。

    主人公の呉誠(ウー・チェン)は著名な劇作家で、大学教授でもあったが、自分の生き方に嫌気がさし、突然全てを投げ出して、私立探偵を生業とし始める。本書は呉が一人称「おれ」で語るもので、...続きを読む
  • 台北プライベートアイ
    なると決めて勝手になった、元大学教授の私立探偵が主人公。スタート地点は我々読者となんら変わりない、ただの素人だ。何か事件に巻き込まれて、いつの間にか探偵風情になった訳ではない。そこがちょっと変わってる。

    しかし、彼は観察力と並外れた内省で(ゆえにパニック障害を患っているが)、はじめての事件の筋道を...続きを読む
  • 台北プライベートアイ
    プライベートアイ、私立探偵。台北の英語教師が突如私立探偵になった。その理由も、よくわからないのだが、そのうち事件に巻き込まれ、推理小説的な、ハードボイルド的な展開になっていく。最初の事件までに全ページの半分近くをとって、その後連続殺人事件の容疑者となってしまうところから物語は一気に加速する。
    小難し...続きを読む
  • 2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法
    Twitterで怒っている人をよく見かける。自分が当事者にならないよう、怒りについて学んでいる。

    本書は、2千年前のローマ人(しかも、総理大臣の右腕のような人)が書いたものだが、現代の『アンガーマネジメント理論』を網羅していることに気づいた。昔から人間が豊かに暮らすには怒りのコントロールが不可欠、...続きを読む
  • 台北プライベートアイ
    30.

    初めての台湾作品
    ハードボイルド小説

    最初はロースタートだけど
    途中からギアぐいぐいあげて
    めくるページが止まらず
    後半はほぼ一気読みしてしまった

    台湾のことや
    台湾から見た日本のことが書いてあるのが
    面白くてちょっと意外で勉強にもなった

    続編も日本語訳されてほしい!
  • 2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法
    最近イライラしていませんか?
    たぶん、小さな怒りも含めたら1日1回以上はしています。
    私は怒りを覚えたとき、2,3日ははらわた煮えたぎっている感覚があり、イライラしてしまいます。普段、このイライラを忘れていたりもしますが1週間ぐらい経って、ふと思い出すこともあります。その際、顔を真っ赤にして、本人を...続きを読む
  • チョプラ警部の思いがけない相続
     少年の水死体が発見されてからインドに蔓延る巨悪を倒そうとする主人公がカッコよかったし、伯父から相続することになった子象のガネーシャが要所要所でいい仕事をしていて「変わってるけど良いコンビだなぁ。」と思った。続編が出るなら読んでみたい。
  • 幽霊ホテルからの手紙
    著者は<中国のスティーヴン・キング>と呼ばれるベストセラー作家らしい。
    バスで隣り合わせた女性から預かった謎の箱を幽霊客桟に届けに行った作家、周旋から毎日届く長文の手紙。そこに描かれる幽霊客桟は不気味な雰囲気に満ちており、宿泊客も謎めいていた。手紙は日に日に現実離れした話になっていき、ついに…
    本筋...続きを読む
  • 「選択的シングル」の時代 30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」
    幸せな人生を送るためには結婚はマストであるという固定概念と、シングルに対するスティグマが未だに根強く残っていることを解説し、選択的シングルの可能性を提示している。

    シングルが増えている要因として、第一に考えられるのは離婚のリスクが高いこと。離婚は人の幸福を危うくする一方、結婚はそれほど幸福を約束し...続きを読む
  • チョプラ警部の思いがけない相続
    ・あらすじ
    インドの大都市ムンバイが舞台。
    心臓疾患のため警察を退職することになったチョプラの退職当日に青年の死体が発見される。
    警察では事故死と判断されるがチョプラは死の真相を暴くため独自に捜査を開始する。
    そんなチョプラ警部の相棒は叔父さんから贈与された子象のガネーシャ。
    不正、賄賂、汚職と貧困...続きを読む
  • 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
    面白かったー!!
    本家シャーロックホームズのお話は実は全然知らないんですが、なんとなく面白そうの予感が当たり〜。
    フー・アルとホア・ションの2人の友情やそれを取り巻く刑事、事件解決の経緯も楽しいのだけれど、何より1880年代の香港の煌びやかで玉石混同な街の様子が生き生きと書かれていて、読んでるこちら...続きを読む
  • チョプラ警部の思いがけない相続
    読むボリウッド映画!RRRを皮切りに昨年は10本程度のボリウッド作品を見ましたが、そんな経験を元にこの小説を読むと脳内でボリウッド映画として再生されました。前半の象がアパートにやってきたシーンでダンスが入ってタイトルコールなんかがいいんじゃないかと妄想できました。内容で好きなところは、主人公は早期退...続きを読む
  • 「選択的シングル」の時代 30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」
    ★まとめ
    ・幸福の秘訣は「世間」に流されないこと。
    ・世界各国で「シングルの日」というのがある。
    →パーティーをしたり、シングルであることを肯定してより楽しむ日のこと。
    ・配偶者と一緒にいるときに感じる孤独感の方が、別居している時よりも大きく強く感じる。
    →「理解してもらえない孤独感」
    ・寂しさ(孤...続きを読む
  • 2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法
    哲学初心者の私にとっては少し難しい本でした。

    「怒り」という感情について書いてあります。

    怒りという感情は例え表に出なくても誰もが持っているものです。また、怒りは上手く飼い慣らす必要があると思いました。この本には怒らない方法以外にも人と接する時のスタンスのヒントとなることが書いてありました。

    ...続きを読む
  • 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
    “香港版ホームズ”。1880年代の英国統治下の香港を舞台に、ホームズである“フー・アル”とワトソンである“ホア・ション”が活躍する短編集。この時代の香港の文化や地理はあまり知らなかったので難しいところもあったが、どの話も面白かった。「訳者あとがき」を読むと、『辮髪のシャーロック・ホームズ』は全4巻に...続きを読む
  • 「選択的シングル」の時代 30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」
     独身差別はあるってことを認識しとけば、それに対して、耐性が強くなる。それは差別であり、相手が悪いこと。自分が悪いわけじゃない。
     結婚しても、別れたらより孤独感を感じる。しかも、孤独に慣れてないからなおさらキツくなってしまう。今や50%は離婚する。
    大丈夫、誰でも最終的には、一人。