木原善彦のレビュー一覧

  • ジェイムズ

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    期待した程では無かった。本ならではの良さは感じられず、タランティーノのジャンゴを見た時以上のものは感じられず。

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    2025年10月29日
  • ジェイムズ

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    「奴隷」「偏見」「差別」が軸にある本。奴隷制度はあまり知識がなく、考えさせられる内容だった。逃走劇&復讐劇な物語で3日で読み終えました。 トムソーヤやハックルベリーの物語は読んだことがないので、これを機に挑んでみたい。視野の広がる時間でした。

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    2025年10月19日
  • オーバーストーリー

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    な、長い。訳者の癖なのか、原作がそうなのか、淡々とした現在形の短文が延々と連なっている。
    読むと世界が違ってみえるらしいという誘惑で読み切った。確かに、木がお互いにシグナルを送り合い、世界はすべて繋がっている。という感覚(これをネットゲームで再現できるとしている)ははっとしたかなぁ。ドクターパトリシアのターンだけ読むのが楽しかった。
    訳者後書きで年輪のような物語の構成になっているとのこと、それ自体が面白いのかな…。過激なエコテロリズムについては内的動機が強すぎてあまり理解ができなかった。
    直近で読んだ、4000年前の狩猟採取民族が主人公のファンタジーの方が環境問題を考える契機になりそう。そして

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    2025年02月06日
  • オーバーストーリー

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    アメリカの原生林を主題にした長い物語。植物の驚くべき生態について詳述され、アメリカ入植以来の歴史や生命史など壮大な内容になっている。しかもピューリッツァー賞を取っていて高評価を得ているようだ。「不都合な真実」の小説みたいな感じのイメージ。しかし私見ではフィクションの部分に物足りなさを感じてしまった。エコテロリストを主軸にした物語で、様々な引用も素晴らしいのだが、植物的な知識や情報にエネルギーが割かれすぎていて、肝心なフィクションの内容には結局たいした展開も発想も感じさせなかった。登録人物が繋がるきっかけも微妙だし、もっとうまくシナリオを組み上げればすごく良い本になるのでは… 

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    2024年05月31日
  • 愚か者同盟

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    60年代のアメリカ社会を鋭く切り取ってる。
    個性的で、自分ではどうしようもない受難に耐えながら必死に生きている人たち。会話がいちいち全部面白い。
    ぶっ飛んだ会話のなかから、その人がなぜ今の考えや境遇に至ったかがしっかり読む側に伝わってくる。辛い境遇も笑い飛ばせば良い、と言うけれどそんな問題じゃない。どうしようもない絶望がここにはある。

    僕らは変えられないものを受け入れるしかない。
    これは不当な社会に置かれた正しい人間の苦難だ。

    でもわたしはイグネイシャス他、それぞれの登場人物をそんな世界の中でもやっぱり応援せずにいられない。
    世界という永遠のなかで、1人の人生はあまりにも短い。儚い人生だか

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    2024年01月24日
  • オーバーストーリー

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    短編としても成立する序章が寄り集まり、長編に移行する構成はなるほど樹木。ただし森林開発にまつわる現実がそうであるように、愉快な物語ではなかった。ひとつの「お話」として落ちをつけてはくれないため、また読みたいとはとても思えない。

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    2020年07月01日
  • カーペンターズ・ゴシック

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    とってもしんどかったわ。カーペンターズゴシック調の建物があって、そこに夫婦が住んでて、そこで起きる出来事。と言っても、特に。5年前の飛行機事故でいまいち体の調子は良くないらしく、妻は以前住んでたNYまで行って、飛行機事故の訴訟のために検査みたいなのをしてる。それ以外は家にいる。電話が沢山かかってくる。訴訟のもあり、旦那の怪しい仕事の件、伝えときます。弟がたまに来る。旦那と仲悪い。お互いの悪口。それが、カッコなく、段落の中にみっしり埋まっている。誰がいつどこで、を敢えて削ぎとりイマジネーションを味わう方式。

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    2020年03月22日
  • オルフェオ

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    音楽家の苦悩を感じつつ、音楽を分子生物学に持ち込もうとする発想に驚愕の叫びを発したくなるストーリー。
    現在の主人公に起きている出来事、主人公の生涯、二十世紀音楽史という3つのストーリーラインを精妙かつ緊密に編んでいて、もう少し音楽に詳しければより楽しめたと後悔をしながら読みました…

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    2015年11月01日
  • オルフェオ

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    音楽を文字で表す試みや作曲・音楽の歴史の部分は難しく苦手だが、日曜遺伝子工学で細菌に手を加えたことからテロリストに疑われた作曲家の、音楽という芸術に対する探求と人生のフーガ(遁走曲)は面白い。

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    2015年09月22日