吉田豪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
去年の「書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り 2005-2019」から遡りの新刊「書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004」。インディーズとか総合とか出て来て、新日、全日という大きなプロレスの氷山が解け始めて来て、なんだかプロレス大陸がシャーベット状になっていく9年間のプロレス本、格闘技本、怒濤の書評集です。1996年が新日の週プロ取材拒否で山本隆司が退社するタイミングで、プライドが生まれヒクソン高田戦が実現したのは1997年。大仁田が引退し荒井昌一がFMWの社長となったのが1995年、自死を選んだのが2002年、そしてミスター高橋の「流血の魔術
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Posted by ブクログ
90年代、Windows95が発売された頃から
世間一般にもインターネットが浸透し始めたのだけど
しばらくは料金が高かったし
動画配信も今ほど気軽なものでなかったから
プロレスブームでもあった当時
幻想に依存して適当なことを書き飛ばすプロレス関連書籍は
けっこう乱発された
後に、ジョジョやエヴァの謎本で悪名を馳せた某ライターが
この時期、プロレス本を多く出していたのだけど
それに対する厳しいツッコミを展開して
吉田豪は読者の支持を得た
当時のプロレスファンには真剣に入れ込んでる人も多かったが
ヤオガチ論に対してダブルスタンダードで臨むところはあったし
またオウム事件のあと
依存対象との適切な距 -