【感想・ネタバレ】書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019のレビュー

あらすじ

プロ書評家・吉田豪がベストセラーから超マニア本まで計165冊もの格闘技本を独自の切り口で徹底レビュー。選手や関係者の名言・迷言の数々から格闘技「裏面史」が浮かび上がる! 『ゴング格闘技』人気連載の待望の書籍化。特別書下ろしコラムあり!

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Posted by ブクログ

 8月から読み始めてようやく読み終えたので2か月ちょっと掛かった。夏だったのがすっかり秋だ。かつて本屋さんで見かけていたけどあまりの分厚さで手を出さずにいた小島一志さんの空手本は、本当に読まなくてよかった。吉田さんに読んでもらってよかったとしか思えない。150冊近く紹介された本の中で読んだことがあったのは5冊。前から気になっていて改めてやっぱり読みたいと思った本は『1964年のジャイアント馬場』『真説・長州力』、どっちも世評の高い本。本の紹介とともに、紙プロ関係の皆さんの行方と格闘技界の盛衰、吉田さんの出世ぶりが伝わる。吉田さんが格闘技の大会や試合などもフォローしていたことが意外だ。

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2020年10月09日

Posted by ブクログ

あんなに大好きだったプロレス語りにのめり込めなくなったのは週刊ファイトが廃刊になった辺りから。それが2006年なので、2005年から去年までのプロレス本、格闘技本についての書評をまとめたこの本は、自分がどんどんプロレスから離れながら、でもついつい気になっている、そんな時間を思い出させてくれました。ここに出てくる本、結構読んだよなぁ…コンビニで雑誌のラックに置いてあるムック型の暴露本、買ってしまっていたっけ…その内容の薄さとマイナスのオーラにもう買わないぞ、と思いながら、また手を出して、の繰り返し。プロレスから総合格闘技への移行のカオスの中で、自分のように成仏できないファンと、メディアが減り仕事の減ったライターの需要と供給が合ってた時期だったんですね。その季節の気持ち悪い感じでさらに業界への距離感生まれちゃって、純粋にプロレスを楽しみ続け現在の新日再ブレイクを喜んでいる人をうらやましく思うこの頃です。吉田豪の仕事をここまでまとめて俯瞰すると、文章を書くという職業意識と自分の興味に対する熱狂と格闘技業界に対する冷静さのブレのない感じがはっきりわかって、なぜ彼に仕事が集中するのか、初めて理解できた気持ちになりました。

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2020年05月31日

Posted by ブクログ

ゴン格による吉田豪の書評のレビュー集。
2005年から2019年までなので何せ長い。

・プロレス界・格闘技界の裏ネタは面白い。それ以外はわからず。
・須藤元気の本がやたらと多かった。
・大谷showに手厳しいのは紙プロの頃から変わらず。

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2020年03月28日

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