井上智介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこれは面白かったです。
井上先生二冊目でした。気づかなかった。
・相手の不機嫌はあなたのせいではない(切り離す)
・嫌な人とは、期間限定の縁だと割り切る(期間限定思考)
・ネガティブな気持ちは、メタ認知する(客観的になる)
HSPかと言われるとわからないですが、
たぶんその気はあるかと思います。
というか、大体の人が持っているのでは、と思います。
最近、周りの人の顔色を窺ったりするときは、
「これは誰の感情?」と自分に問いかけるようにしています。
物理的に壁を作る、耳栓する、
具体的な対応方法が本書には記載されています。
しんどくなる前に、いくつか試してみても良いと思いました。
私は、 -
Posted by ブクログ
本書は雑談のテクニック本ではなく、
コミュニケーションに関連するストレスをいかに軽減するか、
そのポイントが書かれています。
特に、雑談するにあたって自分が感じるストレスだけではなく、
相手がストレスを感じる場合があることにも触れている点も
「雑談テクニック本」とは違うと思います。
雑談に関連するストレスを軽減するために、
どんな考え方をすればよいのか、どんなことをすればよいのか。
わかりやすい「語り口」で書かれています。
またその解決策も「ちょっとやってみる」と思わせるようなもので
難しそうなものはありません。
コミュニケーションに悩む人、
コミュニケーションについて指導的な立場にいる -
Posted by ブクログ
基本的には非常に参考になった。
繊細、自信がない、周囲の人に対する萎縮等社会に馴染むのが難しい人に向けてどのようなマインドで問題?課題?日常を過ごして、具体的にどのような行動をしたら無理のない、辛い思いをせずに過ごすことができるようになるかということが丁寧に書かれている。
ただ個人的にHSPという単語が非常に嫌っているため、本書でざっくりとそういった人を便宜的にではあるだろうがHSPと呼称しまとめられていたことが残念で5にはならず。
HSPは単語自体が勝手に独り歩きして体のいい免罪符とまではいかないが雑に使われてる印象でよろしくないと思う。 -
Posted by ブクログ
毒親という言葉がニュースで流れ出してから、自分はそうなっていないか?気にしてしまう事がある。人間なので、凹みまくって機嫌が悪い時なんかは、優しくできない時もある。そういう時に頭をよぎるこの言葉。
本書は、これが毒親だ!そういう所がだめなんだ!と責めるものではない。
無駄に怒鳴ってしまう時、無駄に干渉し過ぎてしまう時、何が原因で、どういう風に考え、どういう対応をしてみると良いかも、というアドバイスをくれるのだ。
なんだか、とてもゆったりした気持ちになる本です。精神科医の先生が書かれている本なので、なんとなく縁遠いと思っていた病院への拒否反応が大分薄れました。頼るって大事。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本編でも「ストレスを濃度で考える(ストレスを0にしようと思わない)」とあったので、濃度を薄めてくれる大好きなドーナッツをむしゃむしゃしながら読み終えました。
HSPも人それぞれなのか、自分に当てはまらない所もあったけど、柔らかい絵や初めて得るご自愛の知恵がたくさん載っていて、さらっと読めた。というか、もう読み終わってしまってちょっと悲しい。
冒頭に出てくるHSPの女の子の一日の漫画は、共感とあるあるしかなかった。
HSPの長所が自分に当てはまるとは思えなくて少し悲しくなったけど、これもまた特有の自己肯定感低さでもあるんだろうな、もっと上げられたらなと、思った。 -
Posted by ブクログ
2024.06.07
全体的に読みやすくて優しい文章で、今休職中の私の心に沁みました。
第4章のBさんの境遇がまさに休職前の私とおんなじで、泣いてしまいました。
自分の中で、仕事を放り出して逃げたことを心苦しく、また迷惑をかけた職場の人たちに申し訳なく思っていて、少なからず「休職は恥ずかしい」ことだと思っている私にとって、先生の言う「休職は成功体験」に目からウロコでした。
転職したら給料下がるのもイヤだし、今のお給料前提でローン組んじゃってるし、転職はできないなあ…と思いつつも求人情報を眺めてはため息をついています。
お給料より自分の健康や命の方が大事とはわかっていますが、今の職場にいるフ