ワンチャイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中華SFの金字塔(らしい)。
文化大革命で父を亡くした天体物理学者の葉文潔やナノマテリアル研究者の汪淼らの視点を中心に、VRゲーム『三体』の謎に迫っていくというのが話の大まかな流れ。シリーズものだし正直単体では評価が難しい作品かな〜。作中のハードSF風の要素が響くかどうかで評価が分かれそうという印象。恐らくハードSFと相性が良くなさそうなので、あまり自分の中で評価は上がらなかった。「SF」「翻訳小説」と聞くと身構えてしまうが、意外とリーダビリティが高くストレスフリーに読めた。
I単体であまり語ることはないので、ひとまず通読します。(Ⅱはかなり面白いらしい!) -
Posted by ブクログ
この作家さんは、いろいろな説明が冗長過ぎて退屈してくる事が多い。
軌道エレベーターから宇宙ステーションの説明。各宇宙都市の説明など本編からすると、もっと簡素に説明してくれる方がテンポ良く読みやすくなると思うのは僕だけかな?
それにラストの話は宇宙の馴れ初めや起源に関わる話は興味深く面白かったけど、もう少し手前で終わっても良かったかと思う
。
トマス・ウェイドがチェン・シンとの約束を守ったのは彼らしく納得出来るけど、部下の兵士達の中には反旗を振りかざす奴が現れても良かったと思うし、あれだけの理想と決意を持って入れば、ウェイドのチェン・シンに対する従順な対応に、不満を持ってしかりだよ。
ましてや -
Posted by ブクログ
初版の凝った装丁やタイトルで勝手に重厚な話と思い込んでいましたが、言ってしまうとこれは多分ラノベです。すぐ読み終わります。
実写映画が好きだったので購入しました。映画と原作はかなり違うという事は分かっていましたし、コミカライズ版のイラストも先に見てたので何となく若者向けなのかと予想はしてましたが、原作小説もとにかくマンガをそのまま書籍にしたような感じです。
登場人物は魅力的ですが展開が本当にマンガ読んでるようなスピード感でした。
好きな映画の原作であることと、キャラクターの良さ(本当に映画とまるで設定が違うのですが、読むと「確かにここからあの魅力的な映画が作られたのだな」と納得できる何かを -
Posted by ブクログ
謎の発光体、球電によって両親を奪われた主人公は取り憑かれた様に球電を追い求めるようになる。やがて球電の兵器利用を目論む軍部との接触をきっかけとして、その驚くべき正体が明らかになっていく...
「三体」の前日譚とは誇大広告もいいところだが、このタイトルでなければ読んでいないのも確かなので、まんまと命名者である大森望の術中にはまっていると言える。
主人公の感傷的すぎる一人称や終盤の悲劇的な展開はあまり好みではないが、大暴走の果てにとんでもないことになった「三体」3部作に比べて、一冊できちんと完結しているのは高評価。とはいえ球電の正体、捕獲、兵器化、そして量子状態など、今作も十分とんでもないこと