奥野克巳のレビュー一覧

  • 人喰い――ロックフェラー失踪事件

    Posted by ブクログ

    1961年、ニューギニアで「プリミティブアート」を蒐集していたマイケル・ロックフェラーの船が座礁し、同船していた者と別れて陸に泳ぐ姿を最後に、彼は行方不明になる。サメに喰われたのか、溺死したのか、首狩り・人喰いの風習があるアスマットに殺されたのか。世界の富豪ロックフェラー家の一員の安否に注目が集まったが、事件は解決を見ずに終わった。事件から50年後、著者は民族学のフィールドワークのように現地に入り込み、彼なりに事件のフーダニット、ホワイダニットに至る。収集した証言をどこまで信用するのかはよく民族学でも問題になる。調査者の役に立ちたいという善意の嘘も含めて、相手が本当のことを言っているとは限らな

    0
    2019年12月24日
  • ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

    Posted by ブクログ

    タイトルそのままの本.人類学者が考えたことを読んでこちらも考えさせられた.ただ,章ごとの始めに出てくるニーチェの言葉がハードル高く関連性も含めて意味不明だった.

    0
    2019年11月09日
  • 人喰い――ロックフェラー失踪事件

    Posted by ブクログ

    1961年、世界有数の富豪、ロックフェラー一族のマイケルはニューギニアを探検中に行方不明になった。ロックフェラー家は莫大な財力、政治力をつぎ込んで大規模な捜索を行ったが、マイケルを発見することはできず、彼の消息は未だ謎のままだ。

    実はマイケルがどうなったかについては、当時から結論が出ていたが、ロックフェラーのメンツや国際関係などが考慮されて、公式には認められていない。本書の最初の数ページで明らかにされる真相は、マイケルが地元のアスマット族に襲われ、食べられたというものだ。

    というわけで、本書はマイケルの死因を探るドキュメンタリーではなく、なぜマイケルは食べられたのか、なぜアスマット族は人を

    0
    2019年05月25日