松井玲奈のレビュー一覧

  • カモフラージュ

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    ネタバレ

    恋愛小説かと思ったらちょっとホラー要素があって驚いた。どんな人生経験をら積んだらこの物語が書けるのかすごく気になった。
    「ハンドメイド」と「完熟」が好き。どちらも最後に進むにしたがって不穏な空気になっていくが、ラスト1文はどこか希望があるような感じになっていてとても好き。人間の複雑な感情を今まで読んだことの無い言葉遣いで書かれている。

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    2025年08月16日
  • 累々

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    ネタバレ

    人は多面体という言葉がピッタリな内容だった。主人公が関わってきた色んな男の人たちについて描かれていて、読む度に主人公の見え方が変わった。読み返すのが楽しい本。

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    2025年08月07日
  • カット・イン/カット・アウト

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    ネタバレ

     最後の最後まで展開が見えなくて、最後はビックリしました。
     代役を演じるとはどういうことかを改めて考えさせられました。
     この本を読み進めていくと、アイドル女子と中年世代の女性との人間模様がわかりやすく描かれていました。アイドルがヒロイン役を務めることが難しいことだと、改めて思いました。
    この本を読み終えて、アイドルと女優についていろいろと考えることが増えて、面白い作品でした。

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    2025年07月26日
  • カット・イン/カット・アウト

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    役者さんの裏側を知ることができて面白かった。
    登場人物は皆、相手を思いやる優しい人が多くてこれは作者の願望なのか、それとも芸能界には本当にこういう人が多いのかと、ふと疑問に思った。

    日々さまざまな芸能ニュースが流れてくるけれど、芸能人も私たちと同じ“人”なんだよなとあらためて感じた。
    仕事の悩み、人間関係の葛藤、そういうものから逃れられないのは芸能人でも一般人でも誰でも同じ。
    キャパオーバーになると、心も身体も壊れてしまうことがあるし、自分ではなかなか気づけない。

    役者という仕事についての知識はなくても、感情の機微が繊細に描かれていたおかげで、すっと物語に入り込めた。

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    2025年07月17日
  • カット・イン/カット・アウト

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    松井玲奈さんの小説3冊目。今回は長編小説。章ごとにそれぞれの主要な登場人物の目線で描かれます。最初は短編なのかなと、何気なく読んでいましたが、クライマックスに向けて全てが1つに集約する見事なまとめ方です。すっかり作家さんになりました。最後に、ももちゃんが報われて良かったです。

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    2025年07月07日
  • カット・イン/カット・アウト

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    装丁が素敵で思わず手に取った。
    カバーを外したハードカバーの部分もかっこいい。

    いわゆる中年の域に入った一人の女優。
    目立たない役でも、自分の役割を考えて。全体が良くなることを考えるマル子。
    突然倒れた主役の代役。マル子はどう考えて演じていたのか。
    1人の人間のかっこいい生き様を見せてもらった気分。

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    2025年07月05日
  • カット・イン/カット・アウト

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    松井さんの作品は初めて読みましたが、繊細できれいな文章を書かれる方だなと感じました。癖がなくとても読みやすかったです!

    元子役のアイドルと舞台俳優の中年女性の運命が、ある舞台をきっかけに大きく変わっていくストーリー。
    元アイドルの松井さんだからこそ、リアルに書けたのかなと思ったりしました。

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    2025年06月22日
  • 累々

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    解説まですべて読み終えてから、タイトルの「累々」という言葉はどういう意味なのだろうと調べてみたら「積み重なる、連なり続くさま」と。なるほど。
    人間は一面的なものではない、というのを見せてくれるこの作品の仕掛けが面白かった。

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    2025年06月18日
  • 累々

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    途中で全ての共通点がわかってからゾッとした。だけど人によって自分の見せ方、見え方が変わることって誰でもあることだから、特別なことではないのだけど、第三者目線でみるとこわい。
    実際、全員に同じ自分を見せることって難しいし、出来たとしても自分が辛くなると思う。色恋がベースの小説ではあるけど、人間の隠したい本質が露呈されたと思った。
    あと元アイドルが書いた小説と思って、斜めから見てたけど、厳しい世界を生き抜いてきたからこそ、人間の本質みたいなことを冷静にキャッチしてたのかなぁ。他の作品も読んでみたくなった。

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    2025年05月28日
  • カット・イン/カット・アウト

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    元アイドル、現在は俳優で作家として活躍する松井玲奈さんの最新作。

    「私は誰のために」
    「僕は何のために」
    「みんなのために」
    「あなたのために」
    「オーバーラン」
    「カット・イン/カット・アウト」
    六話で構成された作品。

    メインとして描かれるのは元国民的子役のアイドル・中野ももと、売れない中年女優・マル子(坂田まち子)

    自分の居場所を模索し葛藤する二人の女性の心情が丁寧な筆致で綴られる。
    一話のラストで衝撃を受けこの物語から目が離せなくなった。

    演劇界を舞台に繊細な描写が光るエンタメ小説。

    対照的な二人の行く末を見届けて欲しい。

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    2025年05月18日
  • 累々

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    うっすいから読みやすい。
    読解力ない自分はユイ編?で同じ人か!って気付いた。気付いてからおもしろかった。
    パパと友達になるときはゾワっとしたけどなんかおもしろかった。
    ちぃ編はなんかきもかった。
    最後の結婚式の場面はカオスに感じた、怖かったし知らぬが仏やなって思った。
    現実でもよくありそうでなさそうな感じ、ハッピーエンドかバッドエンドか分からん。
    食べ物で引き戻されるってなるほどって思った。たしかにそこでイメージしやすくなって入り込めたのかも。
    おれも小夜のブログを読みたいと思った。

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    2025年05月07日
  • カット・イン/カット・アウト

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    れなっちの本でなかったら、この本を手に取っただろうか。と第一章をよんでいる間中、ずっと頭に引っかかっていた。SKEでは珠理奈推しだった私にとって、「じゃないほう」のマツイだったれなっち。でも、小説を書いたり、海月姫での演技は素晴らしく、大好きになりました。役者おばさんの話かあ、52歳って、こんなにばあさんに思うのかね。実際、舞台では50代の女優さんなんて、ヒヨッコみたいにされてたのを見たことがあるんだけど。私が、元アイドルに期待する小説は、斜線堂有紀の「愛じゃないならこれは何」のばねるりみたいな、アイドルの内面とか、佐原ひかりの「スターゲイザー」みたいなものだった。でも、きたりえの「めだか荘」

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    2025年04月22日
  • カモフラージュ

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    2021年に購入し、全編読んだ気でいたけど再読したら読んだ記憶のない話が………、ハンドメイドとジャム、完熟は記憶に残ってるのに他はない!何故!!!と、びっくり。他4編は最近読みました。
    特に印象に残ったのはオレンジの片割れのこのセリフ「恋してる時って変なんだよ。なんでも都合よく解釈しちゃうか、なんでもマイナスに考えちゃうか。極端で、自分の中で白黒つけないとやってられない」本当にそうだよな〜うまいこと言葉にされるな〜と感心しました。
    いとうちゃんも良かったです。窮屈に感じたらそこから脱出して場所を変えるのも有りだよね!
    ポジティブな気持ちになれました。いとうちゃんに幸あれ。

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    2024年11月10日
  • 私だけの水槽

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    共感する内容が多くあり読みやすかったです。
    自分の中で、松井玲奈さんは、気遣いができてご自身のことよりも他人のことを優先的に活動されていて、優しさの中にも強さがある方というイメージでした。
    読み進めていて、人にあまり興味がないこと、本当は自分のやりたいことだけやっていたいこと、部屋に篭ってSNSを見ていると他人が羨ましく自分が劣っているように感じること等、松井玲奈さんでもそういうふうに感じることがあるのだと驚きもありました。
    外側から見たら、優しく輝いている方であっても内面は違っていたり、松井さんの内面を垣間見ることができ今後も応援したいと思いました。

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    2024年11月10日
  • 私だけの水槽

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    ネタバレ

    自分が読んだことなかったり読みたいと思ってたりするミステリーが届くのはもちろん嬉しいんだけど、普段自分で手に取らない本が届いたときの方がワクワクする(っ ॑꒳ ॑c)
    エッセイはきっかけがないと読むことはないけどこれまで読んだエッセイどれも面白かったから、今回も読むのが楽しみだった

    もちろん存在は知ってるけど女性アイドル方面には疎いから、あんまり詳しい人となりは知らずフラットな気持ちで読みました

    人付き合いが苦手なオタク気質、仕事に一生懸命すぎて疲れてしまう、人と違うことに劣等感を感じて落ち込む、、、
    等身大の30代女性の日々が綴られていて、元アイドルの女優さんということを忘れて親近感がわ

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    2024年10月01日
  • 累々

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    「続ける思考」の井上新八さんが勧めていた本を読んでいる。これもその一冊。全然別人の女性の短編集かと思ったら…なるほどって唸らされた。しかもちょっと嫌悪感あるけどそれって自分の嫌な部分と重なっている部分があるからかもしれない。こんな表現を書けちゃう松井さんってすごいって思った。

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    2024年06月12日
  • 私だけの水槽

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    私は、松井玲奈がSKE48,のメンバーであったことも乃木坂46,のメンバーであったことも知リませんでした。彼女を初めて知ったのはドラマの『行列の女神』(テレ東のドラマBiz)でした。その後『エール』、『プロミス・シンデレラ』に出演しており、「この娘、なかなかえぇんでないの」と思っていました。

    彼女の書いた小説『カモフラージュ』が絶賛されていて、同作品と第二作『累々』を読んでとても驚かされました。①感覚を揺さぶる不思議なテイスト、②表現がヒジョーに斬新/新鮮、③日本語力がスゴい(日本語検定1級の私も舌を巻きました)。

    そして、本作品は、彼女のエッセイ集。「文才があるな〜」とまたまた感心させら

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    2024年05月25日
  • 累々

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    カモフラージュを読んで、別の作品
    も読みたくなり、読んだ。

    松井玲奈は、昔はアイドルグループ
    に所属し、卒業後は俳優業に転向。
    カモフラージュと同じく、人一人の
    内面を上手く、独自の表現で書くこ
    とが出来る才覚がある。
    主人公小夜のストーリーであるが、
    小夜に関わってくる男性の視点から
    小夜を見ると、さまざまな彼女が見
    えてくる。
    人の印象というものは、それぞれの
    他人の感覚で、変わってくるもので
    一面しかないという事はないんだな
    と思った。
    ラストは、ハッピーエンドで締めく

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    2024年03月08日
  • 累々

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    自分って一人だけどいろいろな顔がある。

    多重人格ってことではなく、仕事場で見せる顔、家庭で見せる顔、友達にだけ見せる顔、いろいろある。

    自分からいろいろな顔が派生しているのではなく、枝分かれしたさまざまな顔が合流して(重なり合って)ひとつの自分になっている、ってイメージかなあ。

    微分というよりは積分みたいな。
    (いや微積についてよく分からんけど。テスト100点満点の24点だったし)

    仕掛けに気づいた時、なるほどこりゃあ『累々』だ、と思った。


    『カモフラージュ』で松井さんの小説の虜になり、絶対読まなきゃ!と思っていた一冊。

    やっぱりすごいな〜と思う。

    マルチに活躍されている方だか

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    2024年02月26日
  • 累々

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    元アイドルの松井玲奈さんの作品だからという理由で読んでみた。

    初めはふぅーん、、と普通の恋愛?話。
    だが徐々に様子が普通じゃなくなってくる?
    3話ぐらいから一気に面白く、なるほど。。

    爽やかな笑顔の松井さんからは想像できない展開で、、うん、面白い。
    すぐ近くにいて笑っているこの人もあの人も、実は裏では別の顔があったり、さらに別の名前があったりするのかな〜
    松井玲奈さんも元アイドルとは思えぬ意外性で良かった。前作も読んでみたい。

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    2024年02月21日