松井玲奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレSKE48時代から著者の松井玲奈を推している。
彼女のデビュー小説『カモフラージュ』は「食べることが大好きな彼女らしい素敵なお話だなぁ」くらいにしか思っていなかったので、『累々』も彼女らしさが光るキラキラしたもの……くらいの軽い気持ちで手に取ったら結構心を抉られた。理由は後ほど。
この物語は彼氏からプロポーズを受けて思い悩む小夜の話から始まり、彼氏の親友と体の関係だけを続けるパンちゃんの話、パパ活に励む美大生のユイ、大学の先輩との煮え切らない関係に悩むちぃ、そして、小夜の姿を今度は彼氏の視点で描いて終わるという連作小説の形をとっている。
話が進むにつれて「もしかして…」と思うような仕掛けがあるのが読んでいて面白かった。
心を抉られた理由は描写が生々しすぎたので。僕の知っている松井玲奈のイメージは天真爛漫、演技のためなら何でもする、綺麗な佇まいからは想像できないオタクな人って感じだったのが、音を立てて崩れていったのを感じた。あの松井玲奈がこんな文章を書くなんて…と読み終えてから茫然自失とした。
読み終わった後にため息が止まらなくなるが、読み終えた達成感も味わえた。 -
ネタバレ 購入済み
面白い!!
女優で作家の松井玲奈さんの短編小説集。どのお話もとても面白かった!!『ハンドメイド』は、とても丁寧に気持ちを描いている。そして、場面を切り取る興味深い描写が、お!っとなる。『ジャム』はホラーテイストで新しく読んでいてワクワク感。『完熟』はフェチをここまで追求した作品は読んだことがなく、これまた新鮮さと驚きがあった。『拭っても拭っても』は気持ちの流れがとても気持ちよくて、読後感がとてもスッキリして良い。どれも凄く好きな作品でした!
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Posted by ブクログ
松井さんの小説は読んだことがあるけどエッセイは初。
食エッセイなので芸能人の華やかな食生活が綴られているのかな〜毎食お高くてキラキラした食事してんのかな〜〜
と思いきや、なんか地に足ついてる…!というか感覚が普通だぞ…!
魚焼きグリルを洗うのが鬱すぎてホイル焼きに走ったり、袋麺をどんぶりに移さず直接鍋から食べたり。
ちゃんと自分で作って食べて洗い物しているからこその「洗い物ふやしたくない」感覚…!
等身大の「普通の女の子」が綴られていて良かった。
文章もちゃんとしている。固すぎず、でも日本語が崩れている訳でもない、適度な噛み応えのある文章。
「作家・松井玲奈」やっぱり好き。
あと、川島小鳥さんの写真もとても良い!
光と影のバランスがすんごく好み。