松井玲奈のレビュー一覧

  • 累々

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    読後、結局何も残らない。
    だけど、それは否定的な意味ではない。

    ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもない。
    心が揺さぶられたにも関わらず真相はわからない。

    すっきりはしないが深く考えてしまう。
    人間の本質の沼には嵌るような心地よさがあった。

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    2023年08月16日
  • 累々

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    ネタバレ

    SKE48時代から著者の松井玲奈を推している。
    彼女のデビュー小説『カモフラージュ』は「食べることが大好きな彼女らしい素敵なお話だなぁ」くらいにしか思っていなかったので、『累々』も彼女らしさが光るキラキラしたもの……くらいの軽い気持ちで手に取ったら結構心を抉られた。理由は後ほど。
    この物語は彼氏からプロポーズを受けて思い悩む小夜の話から始まり、彼氏の親友と体の関係だけを続けるパンちゃんの話、パパ活に励む美大生のユイ、大学の先輩との煮え切らない関係に悩むちぃ、そして、小夜の姿を今度は彼氏の視点で描いて終わるという連作小説の形をとっている。
    話が進むにつれて「もしかして…」と思うような仕掛けがある

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    2023年08月08日
  • 累々

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    2作目にとても期待していたが、期待以上で嬉しかった。恋愛短編集だが、目を見張るのは独自の発想。単なる恋愛短編集ではないオリジナルティの世界に溢れていた。作家的にもだけれど、この文章力は凄いなと感じた。

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    2023年08月07日
  • カモフラージュ

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    アンソロジーで読んで、割と好きだった「作家」さん。近くの本屋さんにサイン入り本があったので、迷わず購入。短編集。どの作品もゾクッとして良いけれど、「ジャム」が特に良い。

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    2023年07月01日
  • カモフラージュ

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    恋愛の切なく苦しい想いが綴られていて、
    度々共感して胸が苦しくなった。
    心理描写が独特で今までで読んだ小説達より一風変わっていて新鮮でした。

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    2022年12月30日
  • ひみつのたべもの

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    自分と似てたり、共通項があったりすると、不思議と応援したくなりませんか?エッセイは、それを見つけやすい本だと思います。
    本書でいうと、出身がほぼ一緒、目玉焼きになにをかけるか、たけのこかきのこか、などなど。
    わかるわかる、といった気持ちが出てくるエッセイでした。今後も読んでいきたいとおもいました。

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    2021年08月26日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

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    レビュー書き忘れてた。
    元アイドルとか肩書が要らないくらいよいですね。
    軽い文体で好きです。
    オムニバスでホラーっぽいものや、恋愛ものとカラフル。次も読みたくなりますね。

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    2021年07月28日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

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    ネタバレ

    松井玲奈さんの処女作。
    情事、グロ、デブス、フェティシズム、本音、潔癖、といったテーマが内容の6つの短編集。

    私的には「完熟」が好きなやつだった。
    ほんのりエロス的な表現がステキでした。

    どのお話にも「食」に関する描写があり、食欲をそそられるものがありました。

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    2021年04月23日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

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    好きな女優さんの小説。

    情緒的でエロスがあるフェチズムを描いた「完熟」と、他者によって形成された感覚を、爽やかに再生してゆく様を描いた「拭っても、拭っても」は、特に秀逸。

    次作も必ず読みたい。

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    2021年02月10日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

    ネタバレ 購入済み

    面白い!!

    女優で作家の松井玲奈さんの短編小説集。どのお話もとても面白かった!!『ハンドメイド』は、とても丁寧に気持ちを描いている。そして、場面を切り取る興味深い描写が、お!っとなる。『ジャム』はホラーテイストで新しく読んでいてワクワク感。『完熟』はフェチをここまで追求した作品は読んだことがなく、これまた新鮮さと驚きがあった。『拭っても拭っても』は気持ちの流れがとても気持ちよくて、読後感がとてもスッキリして良い。どれも凄く好きな作品でした!

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    2020年09月05日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

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    おもしろいです。
    AKBやアイドルのことは全然わからない私ですが、朝ドラに出ていたことで気になって読んでみました。
    本人は絶対に経験していないことに対する、描写、情景の表現がとてもうまいです。
    短編集で、それぞれ全く違う分野の話なのに、それぞれに引き込まれて最後まで読んでしまいます。
    おすすめです。

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    2020年09月01日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

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    松井玲奈の才能爆発の処女作。素晴らしかった。
    いい意味で、松井玲奈の考えていることが「怖い」。
    _
    以下、備忘録。
    ①ハンドメイド
    不倫と浮気。
    ②ジャム
    グロい。分離。不安。
    ③いとうちゃん
    メイドと妖精。ぽっちゃり。自己肯定感。
    ④完熟
    桃フェチ。夫婦。全てを愛する。知らなくていいこと。
    ⑤リアルタイムインテンション
    Youtuberあるある。本音鍋。裏側。
    ⑥拭っても、拭っても
    絆創膏。餃子。OL。彼氏のお母さん。

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    2020年03月13日
  • 【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)

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    元アイドル(なのかな?)が著者の短編集。
    1人で書いているとは思えないくらい、主人公がバラバラ。なのにリアリティがあってすごいと感じた。
    ジャムは読んでてうえーってなった。いとうちゃんはきれいな終わり方でよかった。需要と供給が合うのって大事だよなって感じた。最後のやつ(拭っても拭っても)もよかった。
    次回作があるならぜひ読みたい。

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    2019年12月04日
  • カット・イン/カット・アウト

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    劇団小説らしい、いいお話。仕事を頑張って疲れていく人の描写が読んで辛かった。最後は良くなったので良かった。

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    2026年05月24日
  • カモフラージュ

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    ネタバレ

    アイドル時代から知っていた松井さんの食べ物に関する短編集。
    うっすら興味で手に取ったが、恋愛や不気味系から様々なジャンルの内容で楽しく読めた。
    特に、『完熟』の主人公に関する描写の生々しさや『拭っても、拭っても』の過去の恋愛に囚われて現在も潔癖症とも言える行動を続けてしまっている描写が印象深かった。
    「長い期間一緒にいてその時間が長いほど、相手の好きなこと、嫌いなことが自分に染み付いてその積み重ねで生きている」という言葉に友達だったり、恋人だったり家族だったりどんな人でも当てはまる言葉だなと感じた。

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    2026年05月23日
  • ろうそくを吹き消す瞬間

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    元々好感度高いお方だったのに加え、今回著書の中で彼女の演技に対する熱意だとか、何気ない日常の視点やそこで生まれる思考を覗き見することができて更に魅力的な人だと思うようになった。
    あと夫である近藤晃央さんはわたしが大学生の頃に少しハマっていたシンガーソングライターで(テテ、あい、HONEYのほかla la larksとコラボしたトーキョーライトが特に好きだった)、自分が素敵に思う人の相手がまた素敵に思う人だった時特有の幸福感を噛み締めている。エッセイの中でも夫妻エピソードが結構出てくるのでうっとりしながら読んでしまった。わたしは今現在、結婚願望どころか恋愛願望すら湧き上がってくる余地もない枯れ果

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    2026年05月23日
  • カモフラージュ

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    ちょっとだけ、油断してました。

    元アイドルであり、本好きなのだろうとは思いながらも、若くして人気者で多忙であるはずなの著者だから、一作目だということもあるし、短編集でもあるし、もっと軽いストーリーなのかと想像してました。

    自分もそれなりにたくさんの本を読んできたつもりなのだけど、今までに感じたことのないような不思議な感覚になる物語ばかりで、新しい景色を見せてもらいました。

    どの短編も、それぞれの状況やシチュエーション自体はありがちであるはずなのに、見えている視点だったり発想だったりがどれも普通じゃない。

    その上で、さらに心の動きがまったく当たり前じゃない方向に流れていくものだから、なん

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    2026年05月05日
  • ろうそくを吹き消す瞬間

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    エッセイを読んだのは初めてかもしれなかったけど、玲奈ちゃんの信念とか想いがよく伝わってくるエッセイでますます好きになった。
    自分も書くことは好きな方だし、ジャーナリングとまではいかないけど、日記とかで頭の中を整理していきたい

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    2026年04月28日
  • カット・イン/カット・アウト

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    芸能界に所属してないと描けないようなストーリー。
    劇団を渡り歩いてきたマル子さん、アイドルの中で子役俳優を経験したモモ、厳しくも職人気質な演出家、急に世に出たマル子さんを支える若いマネージャー君。
    各章が、それぞれの視点から描かれていて、それぞれのキャラと繋がっていて読みやすい構造だった。
    マル子さんの想いがモモちゃんに伝わって良かった

    劇団の座長というのは、相当なプレッシャーなんだろな。
    息苦しさを覚えるような描写が生々しかった。

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    2026年03月08日
  • カット・イン/カット・アウト

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    何の予備知識もなく、表紙のかわいさに惹かれて手に取りました。芸能界という、私には縁のない世界での話という事もあり、新鮮な気持ちで読めました。全く恋愛要素なども出てこず、純粋に2人の女性が出会って、お互いの存在を意識しながらも成長したり、自分の道を切り拓いていく…。その後2人がどう関わっていくかも気になります。

    もちろん出版社の校正なども入ってるんでしょうが、個人的に、著者の表現力が思った以上にレベル高く良かったです。

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    2026年02月14日