【感想・ネタバレ】【電子特別版】カモフラージュ(松井玲奈 刊行記念インタビュー付)のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年09月01日

おもしろいです。
AKBやアイドルのことは全然わからない私ですが、朝ドラに出ていたことで気になって読んでみました。
本人は絶対に経験していないことに対する、描写、情景の表現がとてもうまいです。
短編集で、それぞれ全く違う分野の話なのに、それぞれに引き込まれて最後まで読んでしまいます。
おすすめです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月23日

松井玲奈さんの処女作。
情事、グロ、デブス、フェティシズム、本音、潔癖、といったテーマが内容の6つの短編集。

私的には「完熟」が好きなやつだった。
ほんのりエロス的な表現がステキでした。

どのお話にも「食」に関する描写があり、食欲をそそられるものがありました。

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Posted by ブクログ 2021年02月10日

好きな女優さんの小説。

情緒的でエロスがあるフェチズムを描いた「完熟」と、他者によって形成された感覚を、爽やかに再生してゆく様を描いた「拭っても、拭っても」は、特に秀逸。

次作も必ず読みたい。

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ネタバレ購入済み

面白い!!

ハル 2020年09月05日

女優で作家の松井玲奈さんの短編小説集。どのお話もとても面白かった!!『ハンドメイド』は、とても丁寧に気持ちを描いている。そして、場面を切り取る興味深い描写が、お!っとなる。『ジャム』はホラーテイストで新しく読んでいてワクワク感。『完熟』はフェチをここまで追求した作品は読んだことがなく、これまた新鮮さ...続きを読むと驚きがあった。『拭っても拭っても』は気持ちの流れがとても気持ちよくて、読後感がとてもスッキリして良い。どれも凄く好きな作品でした!

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Posted by ブクログ 2020年03月13日

松井玲奈の才能爆発の処女作。素晴らしかった。
いい意味で、松井玲奈の考えていることが「怖い」。
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以下、備忘録。
①ハンドメイド
不倫と浮気。
②ジャム
グロい。分離。不安。
③いとうちゃん
メイドと妖精。ぽっちゃり。自己肯定感。
④完熟
桃フェチ。夫婦。全てを愛する。知らなくていいこと。
⑤リア...続きを読むルタイムインテンション
Youtuberあるある。本音鍋。裏側。
⑥拭っても、拭っても
絆創膏。餃子。OL。彼氏のお母さん。

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Posted by ブクログ 2019年12月04日

元アイドル(なのかな?)が著者の短編集。
1人で書いているとは思えないくらい、主人公がバラバラ。なのにリアリティがあってすごいと感じた。
ジャムは読んでてうえーってなった。いとうちゃんはきれいな終わり方でよかった。需要と供給が合うのって大事だよなって感じた。最後のやつ(拭っても拭っても)もよかった。...続きを読む
次回作があるならぜひ読みたい。

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

累々を先に読んでたから、こちらは表現や読みやすさにまだ粗削り感があったけど、感性がさすがだなという印象。人は誰しも他人には見せられない感情、闇、トラウマなどを抱えていて、その機微が上手く描かれてた。メイドカフェの話とか、外見がモノを言う残酷な世界なんかも、若い女の子ならではの視点や感覚が新鮮で良かっ...続きを読むた。

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Posted by ブクログ 2021年03月22日

ハンドメイド
いとうちゃん
拭っても、拭っても
好きでした。アイドルのイメージが強かったので、ジャムや完熟のような文章も書かれるなんて意外でした。
累々も楽しみです!

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Posted by ブクログ 2021年03月08日

あんなに美しく可愛いアイドルの松井玲奈さんからこんな「ジャム」みたいなすごい作品が出てきたことに驚く。この話はグロくて絶対に映像化できないレベルでやばい。
「完熟」はとてもエロいい。
「リアルタイム・インテンション」は勢いがあって面白かった。
短編集6作どれも面白い。松井玲奈すごい。累々も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2021年01月06日

ちょっとバカにしてて、本当にすみませんでした。
かなり面白かった。
取り分け『いとうちゃん』は秀逸の出来。
『拭っても、拭っても』は映像化できそうなくらい。

長編が読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2020年05月22日

元々松井玲奈さんのファンで、発売当初に購入したのに読まずに積まれていた作品(笑)
短編集は苦手だけど問題なく読み進められた。描写が1つ1つ細かいので、物や風景が頭に浮かびやすい。
デビュー作にして完成度の高い文章だと思う。次回作も楽しみに待っていたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月17日

アイドル時代から好きだった松井玲奈が小説を出すというので買って読んだ。ホラー?系日常系の短編集で、1話が長くないため読みやすかった。様々な話があったが、読んでいて1番感じたのは松井玲奈がいかに小説というものを愛しているか、であった。日常の風景や感情描写の書き方というのが、小説が唯一無二たる所以を表し...続きを読むているように感じた。Instagramでの投稿や、その他SNSやtiktokでは伝わらないこの、とても日常的で、人の心に寄り添ってくる文字の羅列。これこそが小説であり、僕が小説を読みたくなる理由ということを改めて思い知った。

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Posted by ブクログ 2020年03月01日

「ハンドメイド」夜にホテルで彼と食べるお弁当を作る。
「ジャム」ホラー的。お父さんをはじめ後ろにはもう一人の人がいる。
「いとうちゃん」メイドになりたく上京し、メイド喫茶で働く”いとうちゃん”。体重が気になる。
「完熟」水辺で一心不乱に桃を食べている女性に出会った。大人になっても忘れない。
「リアル...続きを読むタイム・インテンション」仲良しYouTuber三人組。企画で”本音ダシ鍋”というのを食べながら本音を吐いてゆく。
「拭っても、拭っても」男性にふられた”ゆり”。心に傷を負うが、その男性のあるクセが問題で。
の食に関わる六編。
食に関わるといいながらも、いろいろな角度、視線で描かれてて、予想以上に楽しめました。彼氏を思うもの、子供目線のもの、男性目線のもの。ビー玉やら絆創膏とか彼女が捉えたもの、感性が良かったと思います。幅が広い人なんだなあ。元アイドルってことで読むか読むまいかかなり迷ったけれど、次作が出れば読んでみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月24日

初読み作家の本を読んだとき、ページを開いて何行かで「この人の言葉、好きだな」と思うことがある。
今回久々にその感覚を味わった。どんどん彼女の言葉へ、世界へと引き込まれていった。
話のテイストは違うものでも「カモフラージュ」というモチーフがあるので次はどんな雰囲気の話なのかという楽しみもあった。
こん...続きを読むな話も好きですよ、という松井玲奈の名刺のような作品だ。

誰もがみんな人に言えない心の奥がある。隠しているそれを覗き見してしまったような気分になる。
話としてはそれほど目新しいものではないのかもしれない。だが時々心に刺さるフレーズがあり、清廉さと生々しさを感じさせる不思議な感性が魅力。
作詞をしてもいいものが書けるのではないだろうか。
発売された当時本屋にサイン本が並んでいたの、買っておけばよかったなぁ。

ハンドメイド
不倫とか相手がいる人にハマっていくのはこんな感じなのかもしれない。
別れ話をしたときの男の引き止め方が本当にそれっぽっくて卑怯。
関係ないけど、朝作ったお弁当を夜に食べても大丈夫なんだろうか。

ジャム
恋愛話がメインの短編集かと思いきや、2編めにしてホラー。なかなかグロい。

いとうちゃん
相談相手の田中さんの言葉がいろいろと良かった。
理想と現実が違うのならば「理想と手に入れるか、現実を受け入れるか、自分と相談しなくちゃだ」というのは、アイドルだった作者だからこそ実感がこもっているように思える。

完熟
人の性癖を覗き見してしまったような背徳感。

リアルタイム・インテンション
うまくいっているからこそ不都合や不満から目をそらして組んでいたチームも、ほんの少しのきっかけで破綻する。そこで終わらずに再生するのがすごい。成功という欲を優先するのもいいと思う。

拭っても、拭っても
どう見ても地雷男なので別れて良かったと思うけど、洗脳状態でのめりこんでいるとダメージは大きい。
過去の全てが無駄になるわけではないので、未来を上書きしていけばいい。

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Posted by ブクログ 2020年01月22日

6篇の短篇、それぞれがすべて方向性の違うもので、「どんな枠にも柔軟に対応してみせる」かのように、自分なりの作品を作り上げています。意欲的で、野心的です。そして、文章力や構成力、発想力には確かなものがありますが、たぶん、6作品を書いていくうちにも、それらのレベルが上がっていっている印象です。著者は、い...続きを読むろいろな枠の中に憶せず飛び込んでいって、だいぶ暴れましたね。暴れただけじゃなくて、理性でまとめています。そういうのこそ、巧みさなんだと思います。帯に、「誰もが化けの皮をかぶって生きている」とあるんですが、本書はこの一言につきますね。言い得ています。さまざまなカテゴリーを横断しつつ、『カモフラージュ』という一冊の本を貫通しているテーマがそれです。そういうことだってしてしまっているんだから、間違ってもあなどってはいけません。煌びやかな世界から、ネームバリューで文学の世界に飛び込んできたと見たとしたら、それは見損なってしまっています。普通に、ひとりの女流作家さんがデビューしたのだ、と捉えるべきなのでした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月17日

松井玲奈ちゃんがこんなこと書くことに驚いた。
一方、そういうところあるなーってのも思った。
潔癖だったり、メイドとか好きそうだったり、太ること気にしたり、異世界っぽいやばいところとか、フェチとか。
ラブホについてとか、不倫とか詳しくてしてるの?って思っちゃう。
一方、YouTuberとかは、いろいろ...続きを読む調べて書いたんだろうなとか。
いろんなタイプの話があって、作品としてもおもしろかった。
文章も自然で読みやすいし。
一番印象に残ったのは、ジャムかな、
気持ち悪すぎて(笑)
切ないのは最初の不倫のかな。

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Posted by ブクログ 2019年08月29日

松井玲奈が書いたかどうかで読み始めたのは間違いだと感じる短編集だった。申し訳ない気分になった。
彼女の感性はなんとも表現し難い感情を本当にふんわりと伝えてくれたり、時にはグサッとくる心をえぐるような表現だったりと心の浮き沈みや裏側を読みやすくしてくれている。どの話もカモフラージュという言葉がしっくり...続きを読むくる。それもなりきれないのか、なりきらないのか、なれないのか、なりたくないのか...主人公の葛藤が良かった。この作品は次の小説を期待したくなる内容だったのは間違いない。現代社会において多く存在するのではと感じる作品だった。

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Posted by ブクログ 2019年08月23日

フェイクでも模倣でもカメレオンでもなく、カモフラージュ。どんなに親しい友達や家族にも、人に見せる姿って本来の自分とは違うのは誰にでもあることなのかな。程度はそれぞれ人によって違うだろうけど、意図的ではなくて。もちろん、人によく思われたいが為に行動してる人もいると思う。でも、誰かの何気ない言動から気付...続きを読むかされて、こういう無意識的な「カモフラージュ」に自分が触れた時が良くも悪くも何かの契機なのかも。鏡には映らないもの。掴めない感覚。気付けたらいいな。
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買ってからなかなか読めていなかった一冊。ずるずる時間だけが過ぎていざ読むってなった時に、勢いだけだったかなとか、どうなのかなって懐疑の気持ちが少しあったけど、全部払拭されました。玲奈ちゃんの印象がガラリと変わった!イメージだともっとファンタジックとかフェアリーな柔らかい文だと思ってたけど、重厚感があって、ズンって、ドスンって入ってくる感じ。著者を知らずに読んでたら、玲奈ちゃんの名前は微塵もよぎらないと思う。素敵です。
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「口の中からお腹の中まで、ふわふわの雲の上を小さくて可愛い羊がジャンプし始める」
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「扉は開け放たれたのに檻の中にい続ける馬鹿な動物みたい」
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「好きだった時間が長いほど、好きだった体、時間と付き合っている」
一理あって、そうではない気もする。

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Posted by ブクログ 2019年08月03日

アイドル時代はさして知らないが、女優さんとしてはなかなかいいな~と思っていた松井玲奈さん。そんな彼女の短編6集。正直、あまり期待していなかったが、なかなか文章はお上手(上から目線)。いろんな作家さんの影響?テイストっぽい感じはするが、様々な系統のお話にチャレンジしていて好感が持てる。中でもメイド喫茶...続きを読むで奮闘する『いとうちゃん』、潔癖症のOL『拭っても、拭っても』は良かった。全体的にすっごく面白かったとまでは思わなかったものの、次作があるなら読んでみたいと思える雰囲気は十分。装丁もシャレオツ。(新刊発掘本)

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Posted by ブクログ 2019年08月03日

前々から気になっていたので購入。
ジャンルに縛られずに様々なアラカルトを読んでいるようで面白かったです。松井さんはアイドルだけでなく、女優・鉄道好きとしても認識していましたが、また新たな肩書きが生まれたなと思うくらい、普通に小説として楽しめました。
短編集ですが、ドライな表現だったり、官能っぽかった...続きを読むり、ホラーっぽかったりなど松井さんの色んな面を見ることが楽しむことができます。
全6編で、共通しているのは、「食」。世にも奇妙な世界に誘われるかのように一つの本だけれども全てが異なった小説家が書いたように感じ、それが面白いなと思いました。淡々としているのですが、文章の雰囲気が異なっていて、松井さんの創造力は幅広いなと思わせてくれます。
今回は短編でしたが、長編ではどうなっていくのか楽しみです。

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