花田陵のレビュー一覧
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購入済み
見開きの使い方がうまいなと1巻を読んだ時も思ったが、2巻も良いシーンがいろいろあった。間のとり方が上手なマンガ家さんだと思う。特にP123~127は映画を観ているようだ。繊細で臆病な心を持つ登場人物達と、血の飛び散る暴力とスピード感の対比が物語を際立たせている。
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Posted by ブクログ
吸血鬼を主役に置いた漫画は多く様々ですが、この作品、私の中の『吸血鬼ジャンル』のランキングでいきなり、第三位に牙を食い込ませてくるほどに、漫画としてのレベルが高いです
この作品のどこにハートを掴まれたのか、と言うとですね、儚い線で構築されている骨太な画も勿論、ポイントは高いんですが、やはり、「吸血鬼である事」の辛さ、苦しさ、怖さを色濃く、力強いストーリーで描ききっているトコでしょうか。過日、ここで紹介させてもらった草川為先生の『僕の棺で晩餐を』とは違った切なさをヒシヒシと感じ取れました
帯の「愛と欲望、暴力と献身が交錯するダークファンタジー」って表現は、過剰な表現じゃなく、正に的を得ています
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Posted by ブクログ
ネタバレ元から登場人物が多くて把握するのが大変だと思って
たけど、逆襲はカタカナの名前が多くて更に大変。
カタカナの名前、本当に苦手です…
プロットが複雑なのも手伝って、しばらく登場してな
いと忘れてしまっていて、遡って確認しなくちゃいけ
なくて時間もかかる。
スムーズに読んで楽しめるように、自分で登場人物と
相関図を作らなきゃいけないと思ってる。
今回はレオがとうとう… 悲しいです。
これをきっかけに、もっと研究が進んで、レオも環も
救える日が来たらいいな。
悪意がない言動はある程度までは許容範囲かもしれな
いけど、受け取る側には感情があることを忘れちゃい
けない。
メルヴィンは最低の父親だ。 -
ψ(⃔ ・-・×)⃕↝
最初、本をめくった時は兎にも角にも絵があたしには無理で止めた。
と言う事が二度あって、その後に何かのきっかけで読んだ時に、ああこんな内容なのか、話は兎も角、話はあ〜兎も角(笑 として、なんかえらい主人公が可愛らしくて読んだ本。
四つつけたのはその時の気分の比例。
二度目以降は読む気はわ〜からん〃 -
Posted by ブクログ
ネタバレ舞台は2024年。
コロナやオリンピックなどの名称も出てきて
現実と交錯し緊迫感のある物語の空気感は健在。
安斎は東湾警備で課長になっており、つかさとはめでたく夫婦になっているのは微笑ましいところ。
オリンピックに出場するはずだった十良澤レオもまた興味部いキャラだ。
デビルズラインはあれで完結していた感じだったのに
続編なのか…と最初は思ったが、読んで見れば
完璧にデビルズラインの世界だった。
度々出てくる鬼の切ない心情が読んでいて苦しい。
腕輪は互いの安心に繋がるのか権利侵害なのか微妙に感じるし
テストで家族の写真を映す必要はないと自分も思う。
しかもこれがハッキングで乗っ取られるとなる -
ネタバレ 購入済み
「「「は?」」」
私人逮捕が問題になっている令和の時代、何か知らんが逮捕から始まる上に「その人(鬼でもあるが)これから雇います」の流れ。
そりゃ、誰も理解が追い付かないわ。
雇用される側まで分かってないんだから、連れてきた側は余計そうなるわ。
知らんけど。