jyajyaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2と同じく『若い肌』が気になってしまうけど、回数は減っていた。2と違って『迫力ある女性』の表現が多いような気がした。
印象に残ったものから感想。
『コントロールケーキ』だけは、家族の対応が酷いように感じてしまった。家族だから許される……のかもしれないけど、娘まで『痩せて綺麗になりたい』と思ってしまうのは、やはり家族内の対応のせいもあるのではと思う。この辺り、何もなしに『娘が痩せようとするのをやめて良かった』と書かれているのがモヤる。
::あらすじ::母親が銭天堂で食欲がコントロールできる『コントロールケーキ』を買う。どんどん痩せていく母を見て、娘も真似する。それを止めようとして、母親はコン -
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銭天堂チームは完全に調子に乗っているようだ。まぁ今売らなくていつ売るかというものなのだろうが。本作は,銭天堂の裏方である,金の招き猫に注目した外伝的なもの。全体の1/3ほどを招き猫名鑑が占め,1/3ほどを漫画(主に4コマ),残りを小説的なお話が占めている。本編を読んでいる限り,個別の招き猫に興味も持たないので名鑑はどうでもいいと言うか,こうした細かい設定を誰が考えるのだろうと感心するくらい。漫画ははっきり言って対して面白くない。小説部は本編と似たような形のお話だが分量が少ないので読み応えはない。アニメを含めたよほどのファンか子供なら喜ぶだろうが。
「こがねの休日」
働きすぎの工房長こがねをみん -
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性懲りもなく銭天道を滅ぼすことに命をかけている六条教授。教授の次の手は,まさに今どきの話で,人工知能アプリの「小さな天使つぐみ」。このアプリは利用者の悩み相談に乗って的確なアドバイスをしたり,話し相手になってくれるという。これを使って人々が悩みを解決してしまうようになれば銭天道の需要はなくなり寂れて消えてしまうだろうと目論んでのことである。狙いは見事に当たり,銭天堂には閑古鳥が鳴くようになり,紅子は店を閉めることも視野に入れ始める。そんな時にやってきた思いがけない客とは...。
なんだか今回は終わり方が恐ろしく中途半端。次の展開が全く予想付かない。
「どっちウォッチ」
「優秀シュークリーム」
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Posted by ブクログ
ネタバレ銭天堂への復讐をあきらめない六条教授が再登場。
しかし実際,銭天堂の駄菓子は邪悪に思える。副作用が苛烈なのだ。説明書をちゃんと読まないから自業自得で済むレベルではない。本作に登場する駄菓子は特にその傾向が強いように思う。中には説明書があるんだかないんだか,紅子の口頭での注意だけだったり,それも中途半端だったり。意図的に罠に嵌めようとしているとしか思えない。邪悪である。だとすると六条教授も一概に邪悪とは言い切れない気がしてきた。子供向けの本でもあると思うので,この設定はなかなか微妙である。
「ライバルバルーン」
「あまえん棒」
「相談だんご」
「六条教授の計画」
「ゴーストストロベリー」
「ごめ -
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Posted by ブクログ
銭天堂シリーズの番外編だということで。
人々の前に,長身シルクハットの胡散臭い男が現れて,怪童と名乗り,「天獄園」という遊園地のお試しチケットをくれる,という。チケットでは乗り物でもお土産でも一つだけ無料で使えるという。
怪童が本編のどの辺りで登場したか全く覚えていないのだが,よどみがやってる土産物屋があったりしてそれだけでもよくない雰囲気だが,この遊園地はかなり邪悪だ。銭天堂の場合は利用者がおかしな目にあっても,そりゃちゃんと説明書を読まないのが悪いだろと思えるのだが,天獄園ではきちんとした説明がされない。そもそも,怪童が目をつけて招待するような人は,何かしら問題のある人のようなのだけど,そ -
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