栗栖ひよ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾
今作は夕闇通り商店街にある郵便局が舞台
過去、現在、未来に送ることの出来る手紙
商店街へ彷徨い来た人は何かしらの悩みや思いを抱えて手紙を綴る
それぞれの登場人物が手紙に綴る思いが切なく、そして優しくて
未来の恋人へ、妻へ、幼なじみへ、親友へ、そして未来の彼へ届ける手紙
どの物語もとっても素敵で悩ましいけど、認知症の人と過ごすことの多い私だからなのか奥さんへ手紙を綴る認知症のおじいちゃんの手紙がじーんと来た
なんか、そうだよね…急にいつもの人格になるんだよねって
結末は少し切ないけれど、奥さんだからこそ知ってる旦那さんのことがあって、手紙は嬉しかったんだろうなって想像出来る
そし -
Posted by ブクログ
なんだか可愛らしい物語だなーって印象!
とても読みやすい文章
少しありきたりな物語ではあるけれど、それでも私の好みであることには間違いない笑
人は誰しも色々な思いを抱えている
好きな人を独り占めしたいと思ったり、自分の容姿に自信を持てなかったり、自分の感情を伝えるのが苦手だったり
なかなか思うようにいかないことがあると、どうしても人のせいや自分のせいにしてしまうことがあるだろう
そんな感情を抱える人々に出会ったお菓子たち
“とうめい和三盆”“よくばりこんぺいとう”などの不思議な名前のお菓子を食べると名に連なる物事が
とうめい和三盆は周囲からの認識が薄くなるし、よくばりこんぺいとうは1粒食べる -
Posted by ブクログ
ネタバレ菓子先輩の〜が面白かったので購入。以前読んだ別作家のシリーズ(奈i良i町iアiサiゴiハiン)と設定が似てる気がするが(パクリではないと思う)個人的にそのシリーズより面白かった。
1話目。面白いし出てくる人がいい人過ぎて泣く。結の元彼氏はクズ過ぎるな…
2話目。チキンカツレツとレシピ本に込められた愛に泣ける…
3話目、子どもたちが可愛すぎて本当に癒やされる。カレー食べたくなってきた
4話。響さんの恋の話癒やされると思ったらクソ元彼登場。決着を着けるためとはいえしんどいな…一心さんのおかげで無事決着は着けられたし、結のトラウマも解消できたし良かった。夏バテ解消定食美味しそう。
5話目。一心さんの -
Posted by ブクログ
お菓子とアヤカシの連作短編集。神社からどこか異界っぽい商店街に誘い込まれる導入部から不穏な感じが漂い、狐耳が見えたり見えなかったりするイケメン金髪店主がメフィストフェレスやら喪黒福造めいている。そんな店主からお菓子を買った者が陥る破滅か再生かの瀬戸際の姿が金平糖、栗最中などのお菓子をアイテムに綴られています。
甘くて優しく見えて、初恋、家族、友達などにある苦さをどの作品からも感じました。中でも吹奏楽部とキャラメルの話しは"猿の手"のようでとても苦かった。
さて、店主はまだまだ底を見せていないと思うので続きが読みたい。次はタヌキ娘の出番を増やして… -
Posted by ブクログ
内定先が倒産した上に、付き合ってた彼氏から味オンチと別れを告げられ満身創痍な結は、「こころ食堂」と言う食堂に辿り着く。そこは「おまかせ」で注文をすると、その人が一番食べたい物が出てくると言われ…
真面目で何事も一生懸命な結は、国立大学を出て良い会社に就職して母子家庭の母を安心させたいと、とても努力していたけれど、ポッキリ折れた所は切なかったです。こころ食堂の一心と出会った事で自分らしさを取り戻していく姿がホッコリでした。
一心やオネェのバーのマスターの響、猫カフェオーナーの姪っ子のミャオも結にとって味方になってくれる人達との出会いが心強かったです。
結の真っ直ぐな性格が、わだかま