あらすじ
“あなたが心から食べたいものはなんですか?”――味オンチと彼氏に振られ、内定先の倒産と不幸続きの大学生・結(むすび)。そんな彼女がたどり着いたのは「おまかせで」と注文すると、望み通りのメニューを提供してくれる『こころ食堂』。店主の一心(いっしん)が振舞ったのは、むかし結の祖母が作ってくれた思い出の“焼きおにぎり”。懐かしい味に心を解かれ、結は食欲を取り戻す。不器用で優しい店主と、お節介な商店街メンバーに囲まれて、結はここで働きたいと思うようになり…。読めば元気が沸いてくる1冊!
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Posted by ブクログ
グルメ×ほっこりストーリーが好きな人は
ぜひ読んで欲しいです!
まず、表紙のイラストでめちゃくちゃ
食欲そそられました!
話を読んでいて、登場する料理を
食べたいな、作りたいな、と思いました。
料理も恋もゆっくり丁寧に。
良い言葉だなぁと思いました!
主人公の前向きさに、「私も頑張ろう!」と元気の出る本でした。
本当に読んで良かったです!
Posted by ブクログ
どの章も温かくて、思わず私も食べてみたいと思います。相手を思うばかりに、勝手にそういうふうに相手も思っていると決めつけ苦しんでいるとき、お節介でも寄り添ってくれる食堂が近くにあると嬉しいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
菓子先輩の〜が面白かったので購入。以前読んだ別作家のシリーズ(奈i良i町iアiサiゴiハiン)と設定が似てる気がするが(パクリではないと思う)個人的にそのシリーズより面白かった。
1話目。面白いし出てくる人がいい人過ぎて泣く。結の元彼氏はクズ過ぎるな…
2話目。チキンカツレツとレシピ本に込められた愛に泣ける…
3話目、子どもたちが可愛すぎて本当に癒やされる。カレー食べたくなってきた
4話。響さんの恋の話癒やされると思ったらクソ元彼登場。決着を着けるためとはいえしんどいな…一心さんのおかげで無事決着は着けられたし、結のトラウマも解消できたし良かった。夏バテ解消定食美味しそう。
5話目。一心さんのお父さんいい人過ぎて感動した。はらこ飯美味そう。食べたくなってきたと思ったらレシピもついてて美味しそうだった。
Posted by ブクログ
訳アリの店主にばかり敷地を貸してくれる「まごころ通り」にある【こころ食堂】は店主一心の丁寧にゆっくり作られた食事を提供する温かいお店。そこで、色々な事情を抱えた人達が料理で心身共に癒されていきます。出てくる方々は言葉が少なくて、相手に思いが伝わらない方が多いですが、<料理も恋も(もちろん、他のことも)ゆっくり丁寧に>・・・がいいですね。
Posted by ブクログ
内定先が倒産した上に、付き合ってた彼氏から味オンチと別れを告げられ満身創痍な結は、「こころ食堂」と言う食堂に辿り着く。そこは「おまかせ」で注文をすると、その人が一番食べたい物が出てくると言われ…
真面目で何事も一生懸命な結は、国立大学を出て良い会社に就職して母子家庭の母を安心させたいと、とても努力していたけれど、ポッキリ折れた所は切なかったです。こころ食堂の一心と出会った事で自分らしさを取り戻していく姿がホッコリでした。
一心やオネェのバーのマスターの響、猫カフェオーナーの姪っ子のミャオも結にとって味方になってくれる人達との出会いが心強かったです。
結の真っ直ぐな性格が、わだかまりがあった一心と両親と橋渡しをしてくれて、ますます一心と結の距離が近づいてきて、この先楽しみです。
Posted by ブクログ
様々な人をこころ食堂で出てくる料理で喜ばせてあげる、とってもあたたかい作品でした。登場人物もまた皆優しい。
料理も一つ一つおいしそうで、読みながらとても食べたくなりました。
Posted by ブクログ
表紙の美味しそうな料理の絵につられて購入。
主人公の持田結(通称、おむすび)は、就職に失敗し、彼氏にも振られるなど、どん底の状況。
そんな時、知り合ったのが個性豊かな面々で、オネエの響、寡黙なミャオ、そして無愛想な一心。
一心の運営する『こころ食堂』は、お客がおまかせで頼むと、その時一番食べたいものを出してくれると言う。
味噌おにぎり、チキンカツレツ、夏野菜カレー、明太子パスタ、そして親子丼など。
最後の親子丼は、これまでの一心の過去が明らかになるなど、興味津々な展開に。
ちなみに、表紙の絵は、宮城県の郷土料理で、はらこ飯というそうな...(鮭といくらで親子です)
やはり、人生の最後に食べたいものは、おにぎりかしら(笑)。
Posted by ブクログ
ほっこり〜。
彼氏に振られ、内定先の会社が倒産し、満身創痍の結。
倒れたのがそこでよかったね。
豆大福、GJ!
思い出の味が、心を救ってくれる。
しっかし、あの男、許せん。
ご近所さん響や、店主一心の抱えたものも明らかになっていく。
ああ、本当によかった。
料理も、どれもおいしそうだった。
2作目がすでに発売になっているようなので、急いで入手しなくては。
Posted by ブクログ
味覚が敏感で洞察力のある店主。
その人が本当に食べたいものを出してくれる、ちょっと不思議な食堂、「こころ食堂」。
主人公女性と同じように救われる人はたくさんいるんだろう。
次巻も楽しみだ。
Posted by ブクログ
よくある人情食堂もの。若主人の一心が、話を聞いただけで味を再現してしまうところに不自然さを感じてしまったし、登場人物のミャオがあんまり活きていないと気になったが、まあ楽しめたかな。
Posted by ブクログ
内定先がつぶれ、彼氏に振られ、傷つき道に倒れた女子大生が助けられ、料理に救われその店で働くことになる王道料理物語の開幕。
本作の見どころはとにかくクセのある登場人物たちがどんどん登場し、主人公の生活が彩っていくところだ。お客さんの食べたい物を見抜くスーパーな能力を持つ店主、オネエと称される友人等、読んでいて縦横無尽に動き回る皆々に圧倒される。この手の小説には恋愛はつきものだと最近知ったのだが、例に漏れることなく、ほのぼのとした恋愛も物語の主軸となっている。
表紙の飯テロ感が購買意欲を誘う。
Posted by ブクログ
食べ物小説しか読んでない気がする…笑
美味しそうでしたねー。
夏バテ御膳たべたい。あと月見のぜんざいも。
ちょっとゆきうさぎシリーズ思い出しました。
猫もでてくるしねー。
また続きも読んでみようかな。
文章が稚拙
なんだろな、文章が稚拙で寒い。書いてる人は若い?のか?
流れがびっくりするくらいベタで全然面白くない。うーーん。私が年取ってしまったからなのか。人間臭さがない。グイグイ人のプライバシーに踏み込む悪意ゼロのおせっかい天然主人公と、それを受け入れて自分の胸のうちを語るお客。で、凄腕料理人が見事思い出の料理再現しましたーそのヒントを引き出した主人公すごーい。めでたしめでたし、的な。2話目まで読んで、お金を出して読む文章じゃないなぁ、、、って読むのやめてしまった。実際世の中ってこんなクリーンにいかんでしょ。
状況の説明が直接的すぎて、下手くそ
【追記】なんとか頑張って最後まで読む。うーん。人と人のゴタゴタってそんな簡単に紐解けるのかなぁ。主人公の天然悪意ゼロのおせっかいさで、あっさり解決。普通嫌だけどなぁ、自分の心の奥のトラウマをこんなほぼ初対面の小娘に話すの。ま、気持ちいいくらいベタな展開で(私はモヤモヤするけど)問題もほんとあっさり解決するので、そういうのが好きな人はいいのかも。私には合わなかったなー。
ご飯はすごく美味しそうだったけど、私は柚木麻子のその手を握りたいの寿司のほうが美味しそうに感じたし、人間のリアルを感じれて好き