栗栖ひよ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作の続き?が、あったなんて。
今回のお話も人の弱い部分を優しく包んでくれるような短編集です。
舞台は夕便局。心が不安定になった人間だけが訪れる事が出来る場所。
出したい相手に過去、現在、未来に手紙を送る事が出来ます。
手紙を書く時間が本当の自分の気持ちを見つめ直す時間になります。
暗闇の中で見つける真実の気持ち。
不安は何から生まれたものなのか、どうする事が自分にとって相手にとっても良い事なのかを知れた主人公達。
そっと隣に誰かいてくれたら気付けるのかも知れません。
この本に出てくる郵便配達員さんのような存在がいてくれたら。
しみじみ温かくなる本です。 -
Posted by ブクログ
☆4
神社の奥に忽然と現れる「夕闇通り商店街」が舞台。普通の人間はその商店街に入ることはできず、生き霊か、もしくは心に悩みを抱えた人間のみが訪れることができる。
唯一人間を歓迎している「コハク妖菓子店」では、店主であり半妖の孤月が不思議な力の込められたお菓子を売っており、購入したお客たちの状況を変えていく…。
連作短編集となっており、それぞれのお話の主人公の「今の状況を変えたい、変わりたい」という強い気持ちが伝わってきました。
最終話の「さよならの豆大福」では孤月の過去を知ることができ、あまりの切なさに涙が溢れてきました。
続編も読み進めていきたいと思います❁⃘*.゚ -