【感想・ネタバレ】夕闇通り商店街 たそがれ夕便局のレビュー

あらすじ

神社の境内の先に、突然見えてくるのは「夕闇商店街」。 そこは幽世と現世の境目にある、あやかしたちが営む商店街。現世との境界があいまいになったときに、心が不安定な人間が導かれたように訪れるのだという。 唯一の郵便局である「たそがれ夕便局」では、「あるルール」を守れば、「現在・過去・未来のどこでも、だれにでも手紙を届けることができる」というが……

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Posted by ブクログ

シリーズ第2弾
今作は夕闇通り商店街にある郵便局が舞台
過去、現在、未来に送ることの出来る手紙
商店街へ彷徨い来た人は何かしらの悩みや思いを抱えて手紙を綴る
それぞれの登場人物が手紙に綴る思いが切なく、そして優しくて
未来の恋人へ、妻へ、幼なじみへ、親友へ、そして未来の彼へ届ける手紙
どの物語もとっても素敵で悩ましいけど、認知症の人と過ごすことの多い私だからなのか奥さんへ手紙を綴る認知症のおじいちゃんの手紙がじーんと来た
なんか、そうだよね…急にいつもの人格になるんだよねって
結末は少し切ないけれど、奥さんだからこそ知ってる旦那さんのことがあって、手紙は嬉しかったんだろうなって想像出来る
そして1巻同じように、最後の6通目が…結構切なくて悔いが残るものだったなぁ
お店の店主と元の持ち主のお話だけれど、だいぶ切ない!
どうかその手紙がいつか届きますようにと願い、水月さんの優しさに心がポカポカする

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

『夕闇通り商店街』の二冊目。続きはまたあの菓子屋と思い込んでいたので、新しい店主でシリーズ化するなんて驚き。今度の話しは色んな味わいがあって、とても深く読めた。特にヒトの暗い面が顕になった四話目が衝撃的だった。栗栖さんの別の面を見た感じ。
で、またタヌキ娘が少しだけ出てきたので次巻もお願いします。

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2023年02月06日

Posted by ブクログ

現世との境界があいまいになったとき、心が不安定な人間が導かれたように訪れる「たそがれ夕便局」。悩みのある人間は視野が狭くなっていて自分が求めている店しか目に入らない仕組みになっているらしい。誰かに伝えたいことがない人間は、この夕便局には辿り着けない。
ここの局長の水月の存在は最終章で明らかになる。
付喪神(つくもがみ)という言葉を初めて知ったが、物に神が宿ると考えるとアンティークを安易に所有するのはちょっと怖いかも…

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

スラスラと読みやすかった。
アニメで水月さんの姿を見てみたいとも思った。
誰も悪い人や嫌な人が出てこないのでほんわかした気分になります

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2025年08月28日

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おもしろかったです。
切なくて、心があたたかくなるお話でした。
手紙を送る上でのルールも面白く、鏡文字ってなんでだろう、と思ってたのも、最後のお話で腑に落ちました。
水月さんの願いが叶うのか、叶ったとしたら、何か変わるのかな?気になる。

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2025年08月10日

Posted by ブクログ

夕闇通り商店街シリーズ第二弾。
手紙を届ける…つまりは心を届けること。
これから幸せになりそうな人の話や悲しい話、最後の水月の話は切ない。
想像以上に良いお話しでした。

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2025年03月29日

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涙腺が弱いので二通目と五通目で泣きそうになりました。一通目も好き。手紙だから言えることってある。良いお話でした。

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2024年08月29日

Posted by ブクログ

コハク妖菓子店に続く「夕闇通り商店街」シリーズ。今度は不思議な郵便局。過去や未来にでも手紙を届けてくれる。最後の「名前をくれた~」の手紙をいつか蝶子に届けられるといいな。個人的に「ぼくが消えたあとのきみへ」が一番好き。限られた時間を大切な人のために色濃く充実させて使えたこと、良かったね。素敵な作品。

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2024年08月28日

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シリーズ一作目に続き二作目も一気読み。
相変わらず児童書に通ずる読みやすさで疲れた頭にはゆっくり浸透して心地よい。
自分だったらいつの誰に手紙を書くかななんて考えながら読み進めた。
特に好きなのは一つ目のストーリー。

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2024年07月05日

Posted by ブクログ

前作の続き?が、あったなんて。
今回のお話も人の弱い部分を優しく包んでくれるような短編集です。
舞台は夕便局。心が不安定になった人間だけが訪れる事が出来る場所。
出したい相手に過去、現在、未来に手紙を送る事が出来ます。
手紙を書く時間が本当の自分の気持ちを見つめ直す時間になります。
暗闇の中で見つける真実の気持ち。
不安は何から生まれたものなのか、どうする事が自分にとって相手にとっても良い事なのかを知れた主人公達。
そっと隣に誰かいてくれたら気付けるのかも知れません。
この本に出てくる郵便配達員さんのような存在がいてくれたら。
しみじみ温かくなる本です。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

悩んでいる人たちだけが迷い込む商店街の中に夕便局があり、いつであってもてがを届けてくれる話。
お兄ちゃんが書く手紙は涙腺にきました。
それぞれ手紙を書く事によっていろんな解決方法で悩みを昇華します。
水月もいつか完全回復したら蝶子さんを助けて欲しいですね

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2024年01月26日

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不思議な郵便屋さんの話。感動する話が多かった。深堀りしてほしい話もあったし、折角ならもう少し長編でも良かったかな。

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2023年11月04日

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不思議なお話。
心が不安定な人だけたどり着ける商店街。
色々な事情があり、ウルッとしてしまう場面も。

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2023年05月11日

Posted by ブクログ

同シリーズの1作目を読み、その勢いで2作目の本作を購入。
変わらず読みやすく、一つ一つの話が心に染みた。
前作と同じ流れではあるものの、今作も相変わらず店主の誕生話がとても深みと味があり、没頭して読み切ってしまった。
是非続編も期待したい。

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2023年03月06日

Posted by ブクログ

ひとつひとつの話しはあまり長くなくて、朝夜の電車の中で一話が読み終えられた。手鏡の付喪神? 2話目の痴呆症のお話しでゾットして、5話目の少年の話には不覚にも泣けてきて、最後の水月の出自は、せつなくと、いろいろな感情にさせてくれて楽しめました。でもこれキレイなのでこれ自体は出ないでほしいな

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2025年10月07日

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