栗栖ひよ子のレビュー一覧
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読んでいて気持ちがほっこりする。
最終編の「どんぐりの業務日誌」が最高。
カフェの店主のあさひさんみたいな好青年いいなぁ。
文中から
たまには思いっきり泣けばいい、大人も。スープが身体のデトックスになるなら、泣くのは心のデトックス。
もし明日世界が終わるってなったときに、一番後悔することってなんだと思う?一番多い後悔は「もっと自由に生きれば良かった」なんだって。
幸せな一日は、幸せな朝ごはんから。お昼や夜にカフェに来る人は、一仕事終えたあとにホッとするために来るのだけど、朝の場合は、これから学校や仕事に行く人が来る。学校に行きたくなくても、仕事が苦痛でも、朝ごはんをおいしく食べられれば「よし行 -
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ネタバレあさひさん、魔法使いか何かかと思うほど先読みしてません?
コースターに書かれた文言が毎回違う上に、後々お客様に提供する朝ごはんに関わる国や地域の言葉だったので。
おまけで、彼の飼っているシマリス視点であさひさんの日常が描かれるけど、あさひさんのこの謎は分からないままだったなあ。
料理人としてはすこぶる優秀なことは伝わった。
予算とリクエスト次第で様々な朝ごはんを作ってくれるカフェ(朝ごはん以外は普通のカフェとして営業)とそこに偶然訪れたお客様のその転機の物語。
やってくるお客様は多くが朝ごはんをちゃんと食べられていない人たち。
その人たちが、このカフェどんぐりの朝ごはんによって気付きを得て、 -
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シリーズ3作目!
美味しい喫茶店のメニューとそれに纏わる思い出話に優しく心癒され、夕闇商店街のシリーズ3作品の中なら1番好きかな
メニュー1、素直になれないクリームソーダ
お付き合いしていた彼と大学進学を機に自然消滅
そんな少しモヤモヤを抱えた中たどり着いたのは、大きな猫又の営む純喫茶またたび
彼の好きだったクリームソーダを飲むと、なんで彼がクリームソーダが好きだったのかを理解する
彼女の、一方的に自分の好みをぶつけるんじゃなくて、知らないことを質問したり、素直に共感したりしたかったという言葉が身に染みる
私自身、相手が勧めてくれたものも自分の好みではないからという理由で挑戦してみないことが -
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シリーズ第2弾
今作は夕闇通り商店街にある郵便局が舞台
過去、現在、未来に送ることの出来る手紙
商店街へ彷徨い来た人は何かしらの悩みや思いを抱えて手紙を綴る
それぞれの登場人物が手紙に綴る思いが切なく、そして優しくて
未来の恋人へ、妻へ、幼なじみへ、親友へ、そして未来の彼へ届ける手紙
どの物語もとっても素敵で悩ましいけど、認知症の人と過ごすことの多い私だからなのか奥さんへ手紙を綴る認知症のおじいちゃんの手紙がじーんと来た
なんか、そうだよね…急にいつもの人格になるんだよねって
結末は少し切ないけれど、奥さんだからこそ知ってる旦那さんのことがあって、手紙は嬉しかったんだろうなって想像出来る
そし -
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なんだか可愛らしい物語だなーって印象!
とても読みやすい文章
少しありきたりな物語ではあるけれど、それでも私の好みであることには間違いない笑
人は誰しも色々な思いを抱えている
好きな人を独り占めしたいと思ったり、自分の容姿に自信を持てなかったり、自分の感情を伝えるのが苦手だったり
なかなか思うようにいかないことがあると、どうしても人のせいや自分のせいにしてしまうことがあるだろう
そんな感情を抱える人々に出会ったお菓子たち
“とうめい和三盆”“よくばりこんぺいとう”などの不思議な名前のお菓子を食べると名に連なる物事が
とうめい和三盆は周囲からの認識が薄くなるし、よくばりこんぺいとうは1粒食べる