川原礫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
登場人物や世界観の説明で、ある意味イントロ的だった前巻を受け、本巻は対立する組織や仲間が増えて物語が本格的に動き出す巻。
それと前巻では箕輪さんがヒロインポジションだったけど、今巻ではようやく真のヒロインのユミコが描かれた(笑)
意外だったのは、ユミコはもうちょっとクールなイメージだったんだけど、そうか、ドジっ子だったのか(笑)
それに涙もろい所もあってイメージが変わった。
ミノルとの関係もイッキに接近してコリャラブコメ方面にも期待だな。
あと、みのるのおばさんの登場がなかったのがちょっと残念だったかな。
さてミノルの能力の謎は謎として残って、今後その謎解きが大きなカギを握っていそう。
次はどんな能力者が現れるのか楽しみ。 -
Posted by ブクログ
プログレ最新刊。
アスナがトラップにはまり、八方塞がりな事態を独力で切り抜けようとする辺りが面白かったです。確かにこの頃キリト君のオマケっぽかったからな~ それにしてもキリト君のSAOマメ知識は異常だ。ハマってたんだろうな…と思うとわからなくもないけど。
という訳で5層攻略。ボス攻略が結構行き当たりばったりだったりでびっくり。これ、ゲームで死んだら死んじゃうんだよね?と考えると結構潔いゲーマーがそろってるなあ…。まあヘビーユーザーだからこそSAO先行販売に登録したんだろうけれども。そしてリズの影が見えてきてそれも楽しみ。アルゴさん、本編でも出ないのかな~ 良いキャラなのにな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初は取っ付き難い印象が非常に強かったのだが、100ページを超えた辺りからそれなりに読めるようにはなった。電撃大賞<大賞>受賞作品。
ネットツールが進化し国民誰もが首に『ニューロリンカー』と呼ばれる携帯端末を装着している近未来が舞台。主人公のハルユキはその太った容姿から虐められてばかりの無能少年だった。しかし、ある日黒雪姫と呼ばれる生徒会副会長から声を掛けられる。それが少年を変えていくきっかけとなっていく・・・。
最近ではオンラインゲームを舞台にした系統の作品ではネット上の出来事が現実に影響して、やれ死ぬだとかやれ昏睡状態に陥るとかそんな類の設定が多いように思えるのだが、本作ではネット上に広がる加速空間での出来事は一切現実には影響しない。あくまでもちょっと過激なオンラインゲームとして扱われている(同著者の別作品では上記の様な設定が使われているが)。そういったストイックな部分は私的に評価したくなってしまったりする。
この作品で扱われている『加速』。これにも上手い設定が使われている。超高速的に動こうものならその後は疲労状態で連続使用などできないという設定が他の作品では見られるが、本作ではポイント制となっており、ポイントがある限り何度でも加速が使えるようになっていることは驚きだった。だから絶対に失敗したくない時などは遠慮無く『加速』すれば出来ないことなどなくなってしまうのだ。一度でもこの美味しさを知ってしまえばおいそれと手放すことはできなくなってしまう。だからこそ、ここでポイントを得る為の設定が上手く活きて来るのだ。
ライトノベルでは珍しい太っちょで虐められっ子という設定には当初どう反応すればよいのかと戸惑っていたのだが(特にこいつがなぜかモテてしまっていたりとかな!)、中盤辺りからの形振り構わず誰かのために頑張りたいというスタイルを発揮してからは素直に共感できるような魅力あるキャラクターに変貌していたのは驚き。
ただ、登場キャラクターのほとんどが中学生以下というある意味閉鎖的な世界観の中でどれだけ広がりのあるストーリーを持たせられるかは疑問だけれど、そういった点も含めて今後も注目していきたい一品と思えた。