あらすじ
謎の地球外有機生命体に寄生された少年・空木ミノル。 彼は自身の能力≪孤独≫を武器に、人類の敵≪ルビーアイ≫にからくも勝利する。 その日、ミノルは≪加速者≫ユミコから、≪組織≫へ誘われる。組織の役割とは、人間に危害を加える≪ルビーアイ≫能力者の撲滅だった。共闘を依頼されたミノルは、加入するかわりに、あることを要求する。 それは、彼自身の≪存在≫の消去。 ミノルは、≪誰も自分のことを知らない世界≫を追い求めていた……。 彼の次なる敵は、最も危険で狡猾な相手、≪酸素≫を操る≪発火者(イグナイター)≫。 絶対的な≪孤独≫を抱く少年による、闘争の日々が幕を開ける――!
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Posted by ブクログ
登場人物や世界観の説明で、ある意味イントロ的だった前巻を受け、本巻は対立する組織や仲間が増えて物語が本格的に動き出す巻。
それと前巻では箕輪さんがヒロインポジションだったけど、今巻ではようやく真のヒロインのユミコが描かれた(笑)
意外だったのは、ユミコはもうちょっとクールなイメージだったんだけど、そうか、ドジっ子だったのか(笑)
それに涙もろい所もあってイメージが変わった。
ミノルとの関係もイッキに接近してコリャラブコメ方面にも期待だな。
あと、みのるのおばさんの登場がなかったのがちょっと残念だったかな。
さてミノルの能力の謎は謎として残って、今後その謎解きが大きなカギを握っていそう。
次はどんな能力者が現れるのか楽しみ。