川原礫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アンダーワールド後日談の第2巻。
ロニエとティーゼの想いが切ない。
途中、物語的にこれはこの巻でも終わらないよなあ、と思ったんだけど、とりあえず、これで一区切りなのか。
でも、いろいろと途中だし、この後のお話が書かれるのかどうかはっきりしないのは、ちょっと残念。
まあ、川原さんが忙しすぎるんだよなあ。
プログレッシブも遅れまくってるしね。
どっちかって言うことなら、個人的にはやっぱりプログレッシブの方を書いて欲しい。
なぜなら、キリトとアスナが真に主人公なのは、SAOを舞台にした物語だけだと思うのだ。
それは、この巻でもそうだけど、もうキリトもアスナもチート過ぎて対抗できる相手がいなくて主人 -
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Posted by ブクログ
今回もゲームならではの設定とそれを利用した戦いぶりがとても面白いです。
銃やバトルゲームの知識がある程度あればかなり楽しめるのでは。
オンラインバトルゲームにはまっていた時、
リスポーンの場所の選択を誤って生き返ってすぐ殺されたり
リスポーンの位置が一箇所しか選べなくてもう前線に復帰できない!ってなったりしたことを
懐かしく思い出しました。
ややネタバレになりますが
読んでいる最中、NPCが実はNPCではないのではと思い始め
キノの旅にたまに出てくるような切ないものとか後味の悪いものとか
そんなストーリー展開になったらどうしようと
そわそわしてしまいました。
ハッピー・エンドでほっとし -
Posted by ブクログ
ネタバレ島が水没し、中央には陸に乗り上げた船。
ゲーマーならワクワクしそうな展開です。
フィールドが狭まり船内マップに切り替わるのも胸踊ります。
FPSやサバゲをやる人なら一層ワクワクするのではないでしょうか。
自分はチキンなので現実世界では手が出ませんが、
SJを酒場でやんや言いながら見るのは楽しそうだし、血湧き肉躍ります。なんなら血迷って参加したいとか言い出しそうです。
レンちゃんには気の毒ですが、読み手としては海に沈没する設定も裏切り設定も非常に面白かったです。
時雨沢先生がSAOの設定を絶賛していただけあって、
今回も好き放題銃がぶっ放されます。
そして今回も戦い方がぶっ飛んでいます。現実世 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第3回スクワッド・ジャムが開催。遂に夢の、レン、ピトフーイ、フカ次郎、 エムの4名で結成されたチームLPFMが参戦。
そんなに乗り気じゃなかったはずなのに、真面目に練習して参加しているレンちゃんが可愛くも気の毒。
以下ネタバレあり。
フィールドが海に沈んでいくという設定の”性格の悪さ”がとても面白いです。
ゲームならではの舞台設定が非常によく活かされていて、銃口しか通らない穴からでも、バレットサークルはプレイヤーの目の先に映るから命中させられる点や、
工場や研究所が無くてもプレイヤースキルで弾が開発できる点などもとても面白い。
相変わらず時雨沢先生が好きに書いていらっしゃるな(笑)という感 -
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Posted by ブクログ
ネタバレVRに興味を持ってアニメ第一期を途中まで観ましたが、面白さがあまり感じられなかったため、原作ラノベならどうだろうと読み始めました。
アニメのほうだと普通の剣と魔法の出てくるファンタジー作品(FFなど)と世界観があまり変わらないように見えて、VRMMOを舞台にする必要性が正直ピンとこなかったんです。
しかし、原作である本作品はキリトの心理描写が非常に丁寧で、現代(正確には近未来ですが)日本の人々がVRMMOの世界に囚われ戦いを強いられる、という設定が生きていると感じました。
つまり、もともと戦いのない平和な世界で生きていた人々が突然に命がけの戦いを強いられたら、何を思うのか。初めは驚き戸惑うも -