小花美穂のレビュー一覧
-
購入済み
腱鞘炎と闘いながらの完結に感謝
こどちゃの時代から大好きです。
小花先生は人の内面を掘り下げて深みのあるストーリーを描くのに長けてらして、どうやったらこんなに人間の気持ちを理解して描けるのだろうと思ってしまいます。
そんな小花先生にしか出せない味のストーリーが大好きで大切に読ませて頂いてます。
ハニービター連載中には、腱鞘炎で描くことが難しくなられ苦戦している様子がうかがえました。読者としても辛く、応援しながら作品を待つことしか出来なかったですが、ゆっくりでも歩を進めて完結まで描き終えて下さった小花先生に感謝の気持ちで一杯です。
ほろ苦くて甘い、人生には辛いこともあるけれどそれでも希望に満ちた明日へ進んでいけるんだと -
購入済み
おもしろかった
子供の頃こどちゃも読んでましたが、平面的な体の描き方は相変わらずですね(^^;
みんな似たり寄ったりな絵が多い中、昔からあまり変わらない絵が逆に新鮮で良いです。
ストーリーもとても面白かった。
忘れた頃にまた読み返したいです。 -
Posted by ブクログ
紗南ちゃんほんとにいいこ…!! 彼女のまっすぐでポジティブで行動力があって頑張り屋さんなところ、分けて欲しいな…。笑
こんな素敵な女の子に自分の孤独を助けてもらった羽山くんは、そりゃあ好きにならずにはいられないでしょう!! 彼の不器用な愛情表現に紗南と一緒にドキドキしてました。
いつも元気いっぱいの紗南の心の奥にあった寂しさが人形病という形で終盤現れて、それを羽山が治してあげるというのも物語上まとまりがあって大変良いと思った。弱いところも、支えあってるという台詞に繋がるし。
絵柄は低年齢層向けかなとも思ったけど、伝えてくるメッセージやストーリーは十分大人でも楽しめるものだった。羽山& -
ネタバレ
こどちゃはMy bestコミックのうちの一つです
小学生の頃は後半つまんなくなったなぁ〜と思って中途半端に見なくなったのですが、大人になって読んだら後半が泣けて泣けてしょうがない
個人的に秀逸だなと思ったのは
さなちゃんの看板広告を見つめる羽山のシーン
死んでなければいつでも会えると考えていた羽山が、会いたくても会えない現実に苦しむ場面。さなちゃんの看板広告との距離で上手く表現できているし、羽山の表情がまたいい。
もう一つは羽山とお母さんの会話
生死の境を彷徨っている羽山にたいしてお母さんがかける言葉
あなたを愛してるから生んだ、この言葉は羽山を最初に救った言葉で -
購入済み
こどちゃを読み返したくなった
小花先生の作品は好きで昔から読んでます。
紗南ちゃんがこどちゃの頃から変わらない感じで、懐かしくなりました。
大人になったこどちゃのメンバーの番外編も見たいです。 -
ネタバレ 購入済み
羽山が…!!
りぼんは90年代がドンぴしゃ過ぎて、ベイビィLOVE・こどものおもちゃ・姫ちゃんのリボン懐かしかったー!!
私は、当時から羽山秋人に一目惚れし、今でも永遠の王子様だと思っております。
一昨年くらいに、無事パパになったエピソードが本になりましたが、まさか、またこどちゃの新作を読めるなんて幸せでした!
この後、中学生編に突入すると思うと、胸が苦しい…
でも、その先にはまた、幸せが待ってるから!頑張れ!羽山!
こどちゃのお話もっと読みたいですねー!
コミック持ってるけど、電子版も購入しようかな☆ミ -
Posted by ブクログ
羽山が泣きながら紗南ちゃんに本音をいうシーンが泣けた。
羽山と紗南ちゃんの関係がやっぱりすごく良かった。お互いがいなきゃだめだって言える存在は脆くて、でもとても強い。
直純くんも風花ちゃんも剛くんも怜くんも紗南ママも気持ちの良い、格好良い登場人物ばっかりだったな。
人間の弱さと強さと人との繋がりのいろんな形を紗南ちゃんという魅力的な女の子から見せてくれた深い作品だった。
底抜けに明るいひとは底のない悲しみを知っているから明るいのかもしれない。
中学生にして自分がこどもで守られてる存在だと気づけるのってすごく大人だよな。こどもは大人が思ってるほどこどもじゃないし、大人はこどもが思ってるほど大 -
Posted by ブクログ
中2の思春期真っ盛りの時、心休みに親戚の家で偶々読んで人生変わりました。
全巻読み終えた感想。
まず、この漫画はキャラクターの外見を可愛いカッコいい、と評価するジャンルではないと思いました。
従来の少女漫画、イケメンと女の子が~のような展開ではないです。
りぼんにしちゃずいぶん珍しい本作。
羽山の、「不満があるから学校で~」のような初期のスタンスは、とても私と被る何かがありました(笑)
家に居場所がないと他に求めるんだよね。
巻数が進むごとに、紗南も、徐々に理解していって…。
と、羽山のみがまるで成長していくように描かれてますが、紗南も、人形病を再発したり。そこで羽山がまた助けたり。
紗南