小山内園子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“この「それでも」の威力を、女性があじわう「とはいえ」とくらべると違いは歴然だ。男性なら多少能力が低くても、かなりの欠点がない限り、「それでも」人柄は悪くないから、みたいな理由で数多くの関門をパスすることができる。他方女性はかなりの欠点どころか十分有能だったとしても、「とはいえ」気が強い、とかいう理由で足止めを食らう。私たちはそんな場面をさんざん経験してきた。とはいえ性格がイマイチだ。それでもイケメンだから。とはいえ家事が苦手だ。それでも売春はしないから。とはいえ面倒くさい性格だ。それでも仕事は有能だから。とはいえ気が強すぎる。それでも背が高いから。”(p.35)
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Posted by ブクログ
韓国で、「脱コルセット」運動をはじめ、「女性はかくあるべき」としているものを自ら問い直す、フェミニズムエッセイが話題だということを、私は知らなかった。
サッカーにしても、韓国の男性は、それを自分たちだけのものだと思っているなんて文章を読むと、確かに、上記のような運動が盛んになるのも肯けるような、決め付けている事実に、悲しさを覚えた。
好きなことをやるだけ、やりたいことをやるだけなのに、なぜという思い。
ただ、このエッセイの場合、そうしたメッセージを真面目に考えながら、面白可笑しく読めるのが素晴らしい。ある意味、タイトルは的を射ている。
著者が、好きでやりたいと思っていた、アマチュア女子