青木健のレビュー一覧

  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    「ラーメンオタク」と聞くと脂ぎったデブを
    想像してしまいますが、「教養として」が頭
    に付くと、ビジネスパーソンでも「おっ、ち
    ょっと読んでみるか」と思うことでしょう。

    今やラーメンも、ありとあらゆるジャンルの
    料理の特性を取り入れているので、それらの
    知識を得られると人生が楽しくなります。

    でも「教養としての」はちょっと言い過ぎの
    感はあるような気もします。

    ただビジネス的観点から書かれている部分な
    どには、「なるほど」と思わされる部分もあ
    ります。

    一例として、東京で展開されるラーメンは、
    とにかく客を集める必要があるので、見た目
    もインパクトを求めてしまいます。

    一方で地方では地

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    2022年11月01日
  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    ムタヒロのロゴなどのデザイナーさんが著者とのことで購入。ラーメンは若い頃は豚骨好きだったが、歳をとると体と相談するようになり、好きでも内臓が弱って今では二郎系は腸炎になる。

    今では淡麗系のものの細かい味もわかるようになったが、同じ人間でも好みが歳で変わることもラーメンの魅力と思う。

    おいしいの表現を広げて、さらにラーメンを食べる楽しみを広げたい人にお勧め。競馬好きが、血統にこだわる感覚と同じような気もする。

    あと、最近ではどこの駅でも暖簾分けしたおいしい店があるという意味で、パン屋さんとも通ずると感じた。

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    2022年04月19日
  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    非常にマニアックなラーメン教養本。ラーメン好きはぜひ一度。冒頭のラーメン基本ジャンル20だけでも興味をそそられる。

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    2022年03月11日
  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    ラーメン屋さんは正直人に連れて行ってもらう場所だった

    ある日、彼氏とお昼何食べるか話し合っていた
    彼はラーメン、私はスパイスカレーが食べたかった

    彼はいった
    いつも君はラーメンの優先順位が低いね、ラーメンの素晴らしさがわかってないなと

    その言葉に触発され、あらゆる人間を虜にするラーメンの魅力に迫りたく、読破

    単純だが、ラーメンが好きになった
    早くラーメンを食べたい

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    2022年03月01日
  • マニ教

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    ゾロアスター教やイランイスラーム教を専門とする著者による,マニ教についての概要。教祖であるマーニーの生涯について,その後世界各地での拡大と衰退について書かれている。

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    2021年06月28日
  • ペルシア帝国

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    イスラーム期以前の,主にハカーマニシュ朝とサーサーン朝についての解説本である。

    本書では,古代ペルシアのエネルギーが拠って来るところを,ハカーマニシュ朝における大王の宮廷政治と,サーサーン朝における皇帝と大諸侯との鬩ぎ合いに見る。(p25)

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    2021年06月07日
  • ペルシア帝国

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    ネタバレ

    感心のない人には、★は低いかもしれませんが、古代オリエント世界を統一した帝国の話を、誰かまとめて書いてくれないかなとずっと思っていたので、個人的にはヒットです。

    ギリシャ側の視点(主にヘロドトス)で描かれることが多いので、ペルシアそのものに焦点が当たっていることも珍しく貴重な研究の本と言えます。

    巨大な官僚機構を備えた現実主義の国が、どうして、なぜこんな時代に出来たのか、本当に不思議でしょうがない。
    その後に出来た、同じ“ペルシア地域に出来た国”は幻想的な雰囲気の神秘主義ですから、突然変異だったのか、古代のペルシア人とその後のペルシア人は、きっと違う民族なんだろうなと想像しました。


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    2021年06月05日
  • 古代オリエントの宗教

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    キリスト教の拡大からスンナ派イスラームの完成までを範囲とする。大学の講義を元にしているようで,読みやすい本である。その約1000年の期間における,オリエント世界における宗教は次々に変化を遂げていった。元となる「聖書ストーリー」をどう受け取っていったかにより多様性が生まれる。

    主な宗教:マンダ教,マーニー教,ミトラ信仰,ゾロアスター教ズルヴァーン主義,イスマーイール派,二元論的ゾロアスター教,スンナ派イスラーム

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    2021年05月31日
  • ゾロアスター教

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    ゾロアスター教の興亡の歴史について書かれた本。思想についてはざっくりした解説となっている。世界史では,ヒンドゥー教やイスラーム教の影に隠れ主役を握る機会は少ないが,後世への影響は侮れない。

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    2021年05月30日
  • ゾロアスター教

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    [ツァラトゥストラは「実は」かく語りき]イスラームの流入によりかつての隆盛は失ったものの、ササン朝では国教的な役割を果たし、特に欧州においては神秘的イメージを持って語られることがあるゾロアスター教。多くの日本人にとっては馴染みが薄いであろうこの宗教を、第一次資料などを用いながら丹念に研究した作品です。著者は、慶応義塾大学言語文化研究所兼任所員などの肩書きを持つ青木健。


    ゾロアスター教は、「名前は授業で聞いたことがあるけどよく知らない」ものの1つだったのですが、そういう方には本書がぜひオススメ。日常生活にはまず不要といってしまっても過言ではない知識なのですが、ゾロアスター教とその教えがたどっ

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    2016年03月30日
  • アーリア人

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    中央アジアのあたりにいた人々。ユーラシア大陸を駆け巡る。遊牧の民。商人。定住化。部族間の抗争、融合。支配者の交替。大陸は広く、文化ははるか遠い時間から紡がれている。思いを巡らせると雄大な気持ちになる。現在のかの地は殺伐とした印象がある。けれども、そこに住む人の胸にこの歴史に対する誇りがあるのだろう。(歴史になってしまうと部族間の駆け引きすらも美化してしまう自分に気づく。)部族間の駆け引きの時代を経て地球に住む人として何とかやっていく仲間になりたい。支配・被支配という関係ではなくうまくやっていた時代もあったようだ。そのやり方は参考になるのではないか。アーリア人であることで高貴な人種であることとし

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    2011年11月15日
  • 東大式 記憶力超大全

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    【目次】
    第1章 知っているだけで得をする記憶の話
    第2章 生活の中で使える記憶のコツ
    第3章 今すぐ使える記憶術
    第4章 記憶の戦略
    第5章 身につけたら何にでも使える記憶術
    第6章 勉強に効く記憶術

    【メモ】
    ⚫︎勉強を始めるとき、まずは「本の目次を見る」
    ・勉強しなくてもよいことがわかる
    ・本の全体の構成を見渡すことができる
    ・重要なポイントがわかる

    【感想】
     著者は記憶力を競うメモリーアスリートとして活動されている方。東京大学を卒業されていてタイトルに「東大式」とあるがあまり関係はないようである。メモリーアスリートとして、記憶法について解説されている。様々なTipsがあり、面白く

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    2025年06月12日
  • 東大式 記憶力超大全

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    記憶に効果のある100の方法が書かれていました。
    一説によると、個人差はあるものの、午後10時から午前2時くらいまでが記憶が長期化するための「ゴールデンタイム」といわれており、その時間に睡眠を取ることが推奨されているとのこと。

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    2025年02月07日
  • ゾロアスター教

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    #2024年に読んだ本 43冊目
    #8月に読んだ本 6冊目

    思ってたより読みやすかったし
    わかりやすいと思う

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    2024年08月21日
  • 記憶力日本チャンピオンの 覚えて!謎解きドリル

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    子供向けの謎解きかと思ったが大人も十分楽しめました。記憶術を使うまでもなく解ける問題ですが普通の謎解きにない面白さがありました。

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    2023年12月09日
  • ゾロアスター教

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    ネタバレ

    ゾロアスター教はこの世は善と悪の闘争だ!から始まる古代宗教(3〜7c)で、多神教で親近感あり、読んでいてワクワクした。イスラーム教に改宗されてゾロアスター教は日の目を浴びなくなったけれど、国教であったサーサーン朝では音楽も絵も肉もワインも、義務さえ果たせば人生楽しんでよし!なのが楽しそう。サーサーン朝の文化もっと見てみたくなった。アーリア人はナチズムからゲルマン人のなにか、というイメージだったけれどもイラン高原にもまた別のアーリア人がいたのがわかり驚き。あと、ニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」のツァラトゥストラはザラスシュトラのドイツ語読みなの初めて知った。

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    2023年10月26日
  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    自分の幼少期に比べるとラーメンの選択肢は大きく増えた。
    それは進化と言えば進化なのだろうが、何やら敷居が高くなった気もする。
    本書を読み進めていて、こんなに沢山の知識を入れないともうラーメンは食べられないのか?、などとも思ったが、後書きで救われた。
    ラーメンの楽しみは人それぞれ。自分らしい愛し方で良いのだ。

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    2023年04月30日
  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    ラーメンをもっと知れば、もっと美味しくなるはず!そういう期待からの一冊。

    ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス
    ラーメンについて、多角度から啜られた教養本。

    ウンチクが多いラーメンの世界が、頭の中で一つずつ整理されていく。

    究極の一杯を見つけるよりも、どの店でも楽しめる自分になれたら無敵。と著者の自論。

    味は当然大切だが、店主の佇まい、店舗の雰囲気、盛り付けなど、これからはもっと五感でラーメンを味わおうと思える学びを得た!

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    2022年05月22日
  • 古代オリエントの宗教

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    旧約・新約ゆたつの聖書の世界観に対する古代オリエントの人々の反応、対応について。
    旧約をも否定したマンダ教、イエスに焦点を絞り自身もそれに次ぐ使徒としえ「真のキリスト教」を名乗ったマニ教、「聖書ストーリー」に対する「東方の壁」となったゾロアスター教の教義の変遷、キリスト教に飲み込まれたアルメニアのミトラ信仰、預言者の補佐役(イマーム)だけが「聖書ストーリー」の秘儀を開示することができるとするイスラム教シーア派のイスマイール派の展開(十二イマーム派と分裂後の地下活動、ファーティマ朝の樹立、ギリシャの理性的哲学の導入)など。
    マニアックな内容がたまらない。

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    2022年04月19日
  • 教養としてのラーメン~ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論~

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    ありそうでなかった、日本固有の食べ物ラーメンを体系的にまとめた一冊。

    日本のラーメンの進化やジャンル、店の系統図、ご当地ラーメンなどをまとめた一冊。

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    2022年04月17日