ゾロアスター教

ゾロアスター教

1,760円 (税込)

8pt

3.8

世界は光と闇の永遠の闘争の舞台である。すべてがわかる決定版! 光と闇の闘争、天国と地獄、最後の審判、メシア思想――「宗教」の源流は古代ペルシアにある。「アーリア性」をキーワードに、現地調査と最新の知見をもとに描くゾロアスター教の全貌。(講談社選書メチエ)

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ゾロアスター教 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年05月30日

    ゾロアスター教の興亡の歴史について書かれた本。思想についてはざっくりした解説となっている。世界史では,ヒンドゥー教やイスラーム教の影に隠れ主役を握る機会は少ないが,後世への影響は侮れない。

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    Posted by ブクログ 2016年03月30日

    [ツァラトゥストラは「実は」かく語りき]イスラームの流入によりかつての隆盛は失ったものの、ササン朝では国教的な役割を果たし、特に欧州においては神秘的イメージを持って語られることがあるゾロアスター教。多くの日本人にとっては馴染みが薄いであろうこの宗教を、第一次資料などを用いながら丹念に研究した作品です...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月04日

    よくまとまっており、特にパールシーの生活に関する記述が興味深かった。
    彼らがインドで共同体を保てたのはヒンドゥー教が「カースト」という閉じたコミュニティの集合として成り立っていたことが大きな要因であるというのにとても納得した。
    と、ともにそこに溶け込むためにヒンドゥー教徒やイスラーム教徒に配慮したパ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月08日

    世界史などで名前は知っているが、その教理や教会史はほとんど知られていないゾロアスター教をコンパクトにまとめた本。

    世界史(ヨーロッパ史)的には、サーサーン朝ペルシアの国教ともなったゾロアスター教が、ヨーロッパに伝わったときに、善悪二元論と呪術的な面が強く伝わったために、そのようなイメージができてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月11日

    21世紀はヤズドで迎えた。(頭の中にはリヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れていた。「2001年宇宙の旅」でも使われていたから)映画「クラッシュ」で店に泥棒に入られたイラン人のおじさんは、‘アラブ人’と言われて、‘ペルシア人’と訂正する。自動車のマツダは‘松田’であるけどアフ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年10月26日

    ゾロアスター教はこの世は善と悪の闘争だ!から始まる古代宗教(3〜7c)で、多神教で親近感あり、読んでいてワクワクした。イスラーム教に改宗されてゾロアスター教は日の目を浴びなくなったけれど、国教であったサーサーン朝では音楽も絵も肉もワインも、義務さえ果たせば人生楽しんでよし!なのが楽しそう。サーサーン...続きを読む

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