峯村利哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原著2014年発表。
「キングひさびさの正統派ホラー」との売り出し文句だが、最後の部分以外はあまりホラーっぽくなかった。ホラーらしさは無いものの話はやはり面白く、ストーリーテリングは抜群である。
ただし、いつものキングの文体にある「地口丸出し」感はあまりなく、割とすっきりとした語り口。
書き手として設定されている「ぼく」がひと桁の年齢から50代、60代へと至る長大な時間遍歴の物語なのだが、50代になって実家に戻り兄弟や旧友と再会する場面はなにかじーんと来るものがあった。私にはそのような「再会して感動する」兄弟などないので、羨ましいような気もした。
ホラーらしさがあまりないというのは、もと牧師の操る電気による「治療術」の患者らの後遺症の出現確率が低いからだ。そんな低確率なら治療の著しい成功例の比率に対して問題にならない、というもと牧師の主張に対抗し得ない。なぜキングはこんな風に書いたのだろう? もっと切羽詰まった危機が明らかであれば、物語は緊張感あふれるものになったろうに・・・。
がそのぶん、物語は老いてゆく語り手の、幼い-若い頃の思い出を生き生きと愛おしく描いてゆく叙述が輝いてゆくのかもしれない。このノスタルジーのあたたかさは、ある時期以降のキングに顕著な情感だ。
気晴らしにと読んでみたスティーヴン・キングは、やはり語り口が上手く、情感の喚起力が素晴らしくて、印象に残るものがある。
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Posted by ブクログ
株価が下げているときがチャンスだというのは分かったけど、2点課題があるように思う。
1 コロナ禍の今は本著のように過去の業績だけで永続的に利益を産むを会社を見定めることができるのか。またコロナ禍の今は下がっているだけと理解すればいよいのか、大きな流れを見定める力が必要。
2 バフェット流は元手が大きくないと大きな利益を産むことができない。確実に今ある資金を増やすという点では有力。新規上場企業で永続的利益を産む企業を見つけることができるのか。新規上場企業はそもそも分析可能な財務諸表が少ないから手を出してはいけないということなんだろうけど。上場10年とかの企業を狙って投資してみるといいのかな。
いずれ、バフェット流によらなければギャンブルになってしまうので、本著の内容を反復して学びつつ、分析対象とする企業をどこに持ってくるかという視点をいろいろ探ってみたい。 -
Posted by ブクログ
財務諸表を用いた投資のハウトゥー本。
論理は単純明快で分かりやすい。しかし、本に書いてあると通りに実行してバフェットみたいに億万長者になれるかといった無理そう。まあ、すべてのハウトゥー本に言えることだけど。
勝間和代の本読んで皆がみんな勝間和代になれますかみたいなね・・・
これから投資はじめようとする人には持って来いの導入本。
この本を読んでみて思ったのはこの投資術はITやテクノロジー系の銘柄には使えないじゃないかということ。
実際、バフェットもITやテクノロジー系の銘柄には投資しないみたいど。
日本やアメリカ、ヨーロッパの国々でITやテクノロジーでない企業の株価が上がるとは思えない。
まして、新技術の登場が目まぐるしく、環境変化が早い今の高度に情報社会が発達した世の中で安定して成長を続けていける企業はない。マイクロソフトだってヤフーも一時期は絶対的なプレゼンスを誇っていたけど今はそうでもない。
コカ・コーラやウォルマートみたいにずっと利益がだせる企業がITやテクノロジー分野では出てないしね。
まー、でもいい本だと思うよ。 -
Posted by ブクログ
バフェットという人については投資家というよりも経営者だと思うが、実直ですばらしい人物であるのは確か。しばしば引用されるような、含蓄のある警句でも知られており、まとまった本がほしいと前々から思っていたところでもあった。■めざましい結果を得るのに必要なのは、必ずしもめざましい行為ではない■分散とは無視に対するリスク回避だ■小事に規律正しく臨めない者は、往々にして、大事にも規律正しく臨めない(「小額だから、まぁいいか」と、勝ち目の薄い賭けゴルフなんかは一切やらないらしい)■我々がすべきことは単純だ。他人が強欲なときに臆病になり、他人が臆病なときに強欲になりさえすればいい(数年にわたり株の購入をしない時期もあった)■われわれが歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ■愚行は参加するものではなく、利用するものである