【感想・ネタバレ】史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルールのレビュー

あらすじ

バフェットが巨万の富を手にできたのは、好不況の波を乗り越えて生き抜く長期的競争力のある企業を見つけて、その株を長期保有したから。
では、どうやって長期的競争力のある企業(略してDCA企業)を見抜けばいいのか?
バフェットが手がかりにしたのは財務諸表。
本書ではバフェットがDCA企業を見つけるために財務諸表をどう読んだか伝授。
実用的であり方針が数字で明らかにされる。前著とあわせて読むことで哲学・実践が一体となって身に付く。

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Posted by ブクログ

来年からの新NISAに向けての準備を年末にするのに良い本でした。 今後はこの手の本はノートに書き込んで、知識を貯めてそれを成果に現したい!

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

永続的競争優位性を持つ企業は3つに分類できる
①他にはないユニークな製品を売っている会社
②他にはないユニークなサービスを売っている会社
③一般大衆からの安定した需要がある製品orサービスを低コストで仕入れて低コストで売っている会社

あらゆる富を生む出す永続的競争優位性の内、重要なのは「永続的」(=一貫性)の部分である
 ・一貫して高い粗利益率を保持しているか?
 ・一貫して負債をゼロor低水準に保っているか?
 ・研究開発投資の必要性を低く維持しているか?
 ・一貫して収益を上げ続けているか?
 ・一貫して収益の成長を保っているか?

一般的には、粗利益率が40%以上の企業は、何らかの永続的競争優位性を持っている可能性が高く、20%以下の企業は、たいていの場合、競争の激烈な業界に属しており、決して長いスパンで我々を金持ちにしてくれない
→少なくとも過去10年間の粗利益率を追跡し、一貫性の有無を確認しなければならない

一般的には、純利益率が20%以上の企業は、何らかの長期的競争優位性から恩恵を受けている可能性が極めて高く、10%以下を示し続ける企業は過当競争気味の業界に属している可能性が高く、10〜20%の間はまだ誰も見つけていない長期投資の金の卵の可能性がある

業界によって異なるが、永続的競争優位性を持つ企業は、販管費も一貫している

多額の研究開発費を必要とする企業は、競争優位性に先天的な欠陥を内包しており、長期的経済性が危険にさらされていることを意味する

永続的競争優位性を持つ企業は、過酷な競争に苦しんでいる企業と比べ、粗利益に対する減価償却費の割合が低くなる傾向がある

その業界においても、営業利益に占める支払利息の比率が最も低い企業は、競争優位性を持っている可能性が一番高い

資産売却損益などの経常外のできごとは、会社を判断する際には純利益から除外せよ

永続的競争優位性を持つ企業を探し出したいのであれば、10年間の1株あたりの利益の推移をみて一貫性と上昇トレンドを示している企業を探す

大量の現金を保有していながら、借入金が少量orゼロで、株式発行や資産売却をしておらず、長期的に収益の一貫性が確認できる場合は、永続的競争優位性を持つ優良ビジネスの可能性が高い

永続的競争優位性を持つ企業は、棚卸資産と純利益がともに増加する傾向がある。※棚卸資産の急激な増減は要注意

総売上高に占める売掛金の割合が、同業他社よりも一貫して低い企業がある場合は、(支払い条件を緩和する必要がないため)、ある種の競争優位性を持っている可能性が高い

変更の必要がない製品を一貫して生産し続けることは、一貫して収益をあげ続けることに等しい
※競争力を保持する為に生産設備の更新に莫大な資金を注ぎ込む必要がなくなる為

あまりにも高い総資産利益率は、競争優位性の脆弱さを表している場合がある

永続的競争優位性を持つ企業はほとんどの場合、長期借入金が少額orゼロ

自己株式調整済み負債比率
=負債合計÷(純資産+自己株式)
0.8以下の企業は永続的競争優位性を持っている可能性がある

永続的競争優位性の有無判定には内部留保の指標重要性は1、2を争う

各年度の純利益の内、内部留保にまわされる額
=当該年度の税引後純利益ー(配当&自社株買いの支出)

永続的or長期的競争優位性をもっている企業は、株主資本利益率が平均より高くなる

競争優位性の質と永続性を評価するとき、巨大なレバレッジを使って利益を創出する企業は避けるべき
※長期的には必ず化けの皮が剥がれてくる

年間の資本的支出が純利益の50%以下、を長年維持してきた企業は永続的競争優位性がある可能性が高い※25%以下なら更に高まる


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2023年08月27日

Posted by ブクログ


投資を考える上で企業の現状を財務諸表から理解し、
特に永続的価値をしっかり見抜いていこうというスタンス。
そしてそれを見抜く観点が書かれている。

とはいえ、投資や企業分析のことを学んだことがある人にとって、
決して真新しい観点があるわけでもない。
特別な観点があるわけでもない。
ただ愚直に丁寧に情報をとらえ、
理解(分析)せよという、
投資に王道なしというメッセージと捉えた。

とはいえ、一般的に言われる指標でも
バフェットの「実地経験」上あまり参考にならないことがあるなどの記載もあり、
投資ではこの指標に注意せよ、
などといわれるところをじっくりと自分の頭で考えるきっかけになり、腹落ちに繋がった。

個人的には投資の観点に限らず、
自社、競合、取引先の特性や状態の
捉え方も研ぎ澄ますきっかけにできた。

一定の会計知識を知ったことを前提に展開されている印象なので、
会計の知識や経験に自信のない方は、初学者向けの別の書籍を通ってから読むのがよさそう。

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2023年03月26日

Posted by ブクログ

長期投資の思想は至る所で知れるが、その実行方法、特に「企業の本質的価値と価格」をシミュレーションする方法を知れることが大きい。
財務諸表を読むことが楽しくなる良書。

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2022年11月20日

Posted by ブクログ

バフェットの銘柄選びを財務諸表を見ながら実践できる優れものの本。偉大な企業を適正価格で買うための具体的なノウハウが分かりやすく一冊に凝集されている。投資家だけでなく、就活生や取引先を調べる必要があるビジネスの現場でも役立つ。大学で全ての生徒に教えるべきと言えるくらい価値が高い内容です。

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2021年08月01日

Posted by ブクログ

株投資を始めるにあたって、というより株自体の基礎が分かってから読む本。
具体的には、永続的競争優位性を持つ企業のIR情報の共通点は何か、という事。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、各々を形成する難しい用語も説明してくれるし、何のどこを見れば参考になるか分かる。
株HP→バフェット→マクロ・ミクロ分析→株HPのサイクルを回し、その他知識はあらゆる情報から得る。
社会人として仕事を続けながら如何にしてまずは純資産を増やすか。理想的なサイクルを生み出したい。

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2021年05月27日

Posted by ブクログ

著者のメアリー・バフェットは、ウォーレンの息子の元妻。彼女はウォーレンから直にさまざまなノウハウを受け取ったらしい。それらを紹介するのが本書の役割である。 残念ながら、本書の解説には詳細がごっそり抜けている。そこは読者が埋めるしかない。という意味で、財務リテラシーの低い読者にはハードルが高いといえる。逆にリテラシーの高い人には、不要な詳細が省かれ、効果的に必要なノウハウを読み取れる良書である。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

大切なのは58の内の7割くらい。たぶん。

・no4
優れた企業は消費者の心の一部を所有している
・no8・
利益そのものの数字より、利益の源をさぐること
・no11・
永続的競争優位性を持つ企業は高い粗利益率(粗利益÷売上高)
・no13・
販売及び一般管理費は一貫して低い方が良い。
たとえば自動車などは販促に多額の資金を使う
・no14・
多額の研究開発費を要する会社は競争優位性に先天的欠陥を内包する
・no15・
減価償却費は極めて現実的なコスト。利益を計算するときに除外するべきでは無い
永続的競争優位性を持つ企業は粗利益率に対する減価償却費の割合が低くなる率が高い
・no16・
営業利益に対する支払利息の利率は企業の危機レベルを示す
・no17・
資産売却益といった経常外のでき事は会社を判断する枠外でとらえる。
・no18・
税引き前の数字で様々な投資条件を同条件で比較できる。
・no19・
法人税は会社の発表する税込利益が真実かどうかがわかる。
・no20・
一株当たりの利益の長期的推移から勝者を見極める
・no24・
流動資産のサイクルに注目。金はこうして生み出される
「現金および短期投資」「棚卸資産合計」「売掛金純額」
・no25・
大不況が来たとき、現金は最大の武器になる
・no26・
棚卸資産が急激に増減するときには要注意
 バブルとバブル崩壊の波
・no27・
総売上高に占める売掛金の割合が一貫して他社より低い企業はある種の競争優位性を持つ可能性が高い
・no28・
前払い費用は流動資産に分類される
・no29・
流動比率で企業の優劣を決定することはできない
 流動比率=流動資産÷流動負債
・no30・
変更のない製品を一貫して生産し続けることは一貫して収益を上げる事に等しい
 「土地及び生産設備」
・no31・
どんな企業を買収しているかのれん代を注目。
・no32・
無形資産はこれまでの積み重ねの評価額
・no33・
ありふれた会社でも永続的競争優位性を持つ企業に投資していれば、いつしか秀でた存在になる
 「長期投資」
・no34・
一年超のちに払い戻される税金はその他長期性資産に分類される
・no35・
あまりに高い総資産利益率は競争優位性の脆弱さを示す
・no36・
流動負債とは一年以内に返済すべきお金
・no37・
買掛金。未払い費用。その他流動負債の三つから企業の現状がわかる
・no38・
長期尺入金より短期の方が多い場合は投資対象から排除
・no40・
優良なビジネスは流動性のクッションを必要としない
・no41・
永続的競争優位性を持つ企業の場合、ほとんどの場合、長期尺入金が少額もしくは0


・no43・
われわれが求める会社は自己株式調整済み負債比率は0.8以下
・no44・
純資産は企業の正味の価値
・no45・
優れた企業は優先株を発行しない傾向にある
・no46・
内部留保の確実な増加は永続的競争優位性を持つ企業の特徴の一つ
・no47・
自己株式の存在は豊富なキャッシュの存在
 マイナスの資産として計上されるが、とんでもない!
・no48・
ROEで経営者の手腕を測る
 しかし、投資銀行は異常なレバレッジで稼いでるので、いつか化けの皮が剥がれる。

≪成長に大量の資本を必要とする企業と、成長に資本を必要としない企業とでは天と地ほどの違いがある≫

・no51・
企業の創出するキャッシュフローの送料を追跡する
・no52・
永続的競争優位性を持つ企業は資本的支出が低くなる傾向がある
・no53・
配当アップより自社株買いを続ける企業の方が株主を富ませる
 株式売却まで税金がかからない!!!
・no54・

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2010年10月24日

Posted by ブクログ

史上最強の投資家ウォーレン・バフェットが投資をするために株の銘柄を選ぶ際、財務諸表をどのように読んでいるのかを解説した書籍です。

たとえ、起業会計や、社内で経理をやっていても、その人は財務諸表を作成するプロであって、財務諸表を読むプロではありません。

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2010年09月03日

Posted by ブクログ

損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の読み方がなんとなくわかった。投資先として優れている企業の例でコカコーラがたくさん出てくる。この本が書かれた当時2009年ですでにだいぶ高くなっているようなことが書いてあるが、今は2009年の約3倍くらいになってて恐ろしい。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

1.最近財務諸表の基本を勉強し、実際に表も見てきたので、応用を知りたくなった

2.誰でもわかるくらいシンプルなルールなのに、実行できてる人が少ないことから、このルールを破り、欲に負けてしまうのだなと思いました。この58コのルールは財務諸表を見るべきポイントを述べています。ただ、実際分析するとなると、社会事情を知っておく必要があります。そのため、本書ではあくまでも「諸表の分析」がテーマです。この通りにやったら必ずうまくいくということではありません。今の社会事情を「風が吹けば桶屋が儲かる」理論で現実を分析した後にやった方がいいということです。


3.応用とはいえ「健全な企業とは」という疑問に素直に答えてるような感じでした。なにかを隠そうとしてるいる企業は数年で追えば必ず綻びが出てきますし、バフェットの経験からも倒産することがわかっています。
この58のルールは極めてシンプルで自分(社長)がその企業をしっかりコントロールできているのかを知るための指標です。

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2022年06月11日

Posted by ブクログ

財務諸表の読み方を、一歩進んだ立場から学べる点で面白かった。
営業費用の見方や、純資産の考え方、他にも流動資産入らないと言った内容は刺激的。
これからもっと、実践を通すことで学ぶを深めようと思った。

ただ、これを実践するにはやや資本が必要な内容だと思ったのも事実。



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2021年06月02日

Posted by ブクログ

あのバフェット氏もこんなに"基本"を大事にしてるのかと改めて痛感。
小さいお金ですぐに大きなお金を生み出すのは幻想で、基本に忠実に、投資の本質を忘れない事ですね。
初心者でも読みやすかったです。

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2020年05月03日

Posted by ブクログ

●それぞれの財務諸表のどの項目に、どういう視点で注目すべきなのか、実践的に書かれており、参考になった。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

財務諸表の大切(基本的)な用語を解説してくれる。
投資に興味はないが、財務諸表のこういうところからその企業の財務体質を見るんだって言う勉強にはなる。
でも読んでいると、俺も金持ちになれるかもって洗脳されそうになるのが怖い怖い。。。

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2011年12月25日

Posted by ブクログ

オマハの賢人、バフェットの「永続的競争優位性」を持つ企業を探す際の財務諸表を読むポイントがまとめられています。
これを読んだところで、すぐに実践なんて絶対に無理ですが、簿記3級程度の知識があれば、財務諸表の各項目のもつ意味がわかり、その点では非常に面白い1冊。なるほどねーって感じでした。

「「プレイボーイ」を読む連中もいるが、わたしは年次報告書を読む」
―ウォーレン・バフェット

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2011年08月20日

Posted by ブクログ

2011/07/27
あとでノートにまとめたい。
財務諸表を読む時の視点がいろいろ書かれている。
買いのタイミングと売りのタイミングは実践できれば良さそう!
投信やと個別でできないから株をはじめようか。検討。

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2011年07月27日

Posted by ブクログ

投資家として有名なウォーレン・バフェットが財務諸表のどこを見て、投資対象を選択しているのかが、紹介されている。一般的な財務諸表の読み方の本としても活用可能。

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2011年06月30日

Posted by ブクログ

ひとつ,永続的な競争優位を持つ優良企業をどのように見分ければよいのか?
ふたつ,永続的な競争優位を持つ優良企業をどのように評価すれば良いのか?
・「スーパースター企業」.ある種の競争優位性による独占状態から恩恵を受けており,自社製品を他社よりも多く,もしくは他社よりも高く売ることが可能となっている企業.
・指標としては,粗利益率,「一貫性のある」営業経費,右肩上がりの一株あたり利益,総売上高に閉める売掛金の割合,無形資産など.
・弱気相場のときに優良企業の株を買う.逆に,強気相場の絶頂期であれば,買ってはいけない.

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2010年01月11日

Posted by ブクログ

「永続的な競争優位性をもつ優良企業に長期にわたって投資する」ことがバフェットの投資術。

そのような企業を見つけるための財務諸表を読み方、という視点から書かれています。

損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の読み方について、永続的な競争優位性をもつ優良企業を発見するためにどういう項目をどういう視点でチェックすべきか、について書かれています。

会計学はとっつきにくいものですが、投資する、しないに関わらず、ビジネスマンは、基礎知識程度は押えておかねばなりません。。この本は投資の視点から書かれていますが、ともすれば無味乾燥で面白くない決算書を問題意識を持って読むことができるようになりそうです。
非公開日記
(秘密日記は記入されていません)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

コンサルはBSに弱いといわれるが、PLでも投資という観点からみると、いくつか勉強になる点があった。

ただ、いざ実際自分が投資する銘柄を選ぼうとすると、データのアベイラビリティとフリータイムの問題からなかなか難しい。

バフェットはプロの投資家であり、情報と時間の量が素人と大きく違う。その意味では、木村剛の投資本の方が素人がいかに稼ぐか、という観点からかかれており、応用しやすいと思われる。

ただし、理論の大前提となる1つの法則が今後も当てはまるかは、まだ答えの見え内部部である。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

株価が下げているときがチャンスだというのは分かったけど、2点課題があるように思う。

1 コロナ禍の今は本著のように過去の業績だけで永続的に利益を産むを会社を見定めることができるのか。またコロナ禍の今は下がっているだけと理解すればいよいのか、大きな流れを見定める力が必要。

2 バフェット流は元手が大きくないと大きな利益を産むことができない。確実に今ある資金を増やすという点では有力。新規上場企業で永続的利益を産む企業を見つけることができるのか。新規上場企業はそもそも分析可能な財務諸表が少ないから手を出してはいけないということなんだろうけど。上場10年とかの企業を狙って投資してみるといいのかな。

いずれ、バフェット流によらなければギャンブルになってしまうので、本著の内容を反復して学びつつ、分析対象とする企業をどこに持ってくるかという視点をいろいろ探ってみたい。

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2022年02月14日

Posted by ブクログ

バフェットの本は何冊か読んだことあるので、聞いたことあるような内容だった。

株ははじめようといつも思っているが、なかなか踏み出せない。始めたらもっと真剣に読むようになるのかな。

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2013年03月23日

Posted by ブクログ

投資の王様バフェットの投資本。投資云々より、バフェットが財務諸表のどこを読んでるのかが知りたくて買った本だが、かなり面白かった。ROICの水増しの仕方とか特に。でもこれ読んで、今の日本企業の財務諸表読んだら、ますます日本株に投資する気はなくなる。

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2012年02月15日

Posted by ブクログ

財務諸表を用いた投資のハウトゥー本。

論理は単純明快で分かりやすい。しかし、本に書いてあると通りに実行してバフェットみたいに億万長者になれるかといった無理そう。まあ、すべてのハウトゥー本に言えることだけど。

勝間和代の本読んで皆がみんな勝間和代になれますかみたいなね・・・

これから投資はじめようとする人には持って来いの導入本。

この本を読んでみて思ったのはこの投資術はITやテクノロジー系の銘柄には使えないじゃないかということ。

実際、バフェットもITやテクノロジー系の銘柄には投資しないみたいど。

日本やアメリカ、ヨーロッパの国々でITやテクノロジーでない企業の株価が上がるとは思えない。

まして、新技術の登場が目まぐるしく、環境変化が早い今の高度に情報社会が発達した世の中で安定して成長を続けていける企業はない。マイクロソフトだってヤフーも一時期は絶対的なプレゼンスを誇っていたけど今はそうでもない。

コカ・コーラやウォルマートみたいにずっと利益がだせる企業がITやテクノロジー分野では出てないしね。

まー、でもいい本だと思うよ。

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2011年06月27日

Posted by ブクログ

本来あるべき投資の姿が書かれている。ただ、庶民がそれを実行してバフェットクラスの金持ちになれるという話ではない。基本的に日本で言うと億オーダーで円を持っていてこそ意味のある話。数百万オーダーのキャッシュでバフェットと同じ事をやっても得られるものは小さい。実際の自分の経験から言うと短気の売買でなければ庶民は庶民を脱せない。元手とパフォーマンスは比例しないから素直に受け取ってもあまり意味が無い。立場によってやり方を買えるのは当然。まあ知っておく必要はある。これはミリオネアがビリオネアになるための一つの手段を記してあるという事かもね。

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2009年10月07日

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