松岡修造のレビュー一覧
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修造流生き方が48個も書いてある。ためになったのは2つ。
「古武術で肩の力を抜く」
肘を曲げて手を前に出し、手のひらを上に向ける。
そのままの姿勢で手のひらを下に向ける。
これだけ。肘の位置がロックされ、肩が上がらなくなるので、肩が凝らない。
「毎朝、鏡に映る自分に向かって言い聞かせる」
中村天風先生が一日の始まりに言う言葉がある。
今日一日
怒らず 恐れず 悲しまず、
正直 深切 愉快に、
力と 勇気と 信念を持って、
自己の人生に対する責務を果たし、
恒に平和と愛とを失わざる
立派な人間として活きることを
自分自身の厳かな誓いとする。
修造はこれをアレンジして使っているそう。重要な -
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ネタバレこの本は、読む日の気分によって好きなページが変わる。その中でも、普遍的に共感できるフレーズは「反省はしろ!後悔はするな!」という言葉。反省した場合は「次こうするぞ」という前向きな姿勢がみられるが、後悔はつい誰かに話したくなり、慰めの言葉で安心するだけだからだそう。私は後悔は時間の無駄だと思うのでしないと決めているが、あまりの失敗に後悔してしまいそうなときは、修造を思い出して反省に換えたい。
次点はこちら。
「答えは自分の中に全部ある」他人に相談されたらこの言葉をよく使う。体のよい逃げ口上でもあるが、真理だと思う。
「不平・不満はポイズンだ!」毒でなくポイズンという言葉のチョイスが良い。松岡さん -
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「挫折」と聞くと「敗北、失敗、不幸、どん底」というような暗いイメージだけど、挫折するということは、目標をしっかりもって、一生懸命に頑張っている証拠であり、どんな成功者も通ってきた経験のひとつ。
北島康介さんや、石川遼さん、錦織圭さん、イチローさんなどのトップアスリートの例を出しながら、挫折をどう前向きに捉えていくかを解説している。
共通するのは、やっぱりものの捉え方、解釈の仕方。
なぜ自分だけ辛い思いをするんだ、どうして頑張っているのに勝てないんだ、なぜこうなるんだと、頭のなかで「なぜ?」とばかり考えていると、人は自信をなくしてしまう。
その「なぜ?」を「とうやって」に変えていけば、どうす -
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ネタバレウィンブルドンでベスト8に入り、当時の日本人最高となる世界ランキング46位の記録はもちろん、現役を引退したあとは、日本人を世界で活躍させるために『修造チャレンジ』というテニス合宿を立ち上げたり、スポーツ選手を熱く応援するキャラクターで、スポーツ大会の解説やスポーツコーナーの担当をこなす、ご存知松岡修造さんの著書。
内容は一言で言えば「ものは考えよう!」
何でも楽しんで、辛いことや面倒臭いこと、準備や食事まで、最高の状態でとことん楽しむことを意識する。
松岡修造さんの一番の趣味という「食事」への思い入れは、読んでいて笑いがでるほど徹底している。
例えば、夜に鮨を食べることが決まっている日、お -
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ネタバレ惰性で生きないってことなんだろうな。
映画を見るときは、自分が主人公になったつもりで映画の世界に入る。
そうすれば、同じ映画を見ることになっても楽しめる。
ご飯も一緒。
「やった!今日はこれがたべられる」って思えば、毎日が楽しい食事になる。いままで、なんとなく食べてたなあ。
スポーツ選手ってやっぱりプレッシャーは半端ないし、試合でベストを出すためにいろいろな工夫をしている。
メンタルトレーニングの話とか、集中するための話とか自分ならこうだなあって思うところがたくさんありました。
テレビを2倍速で見るのは結構いいかも。
3分空くなら本を開くのも見習おう。 -
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ネタバレかの松岡修造は本当はネガティブな人間であった。 その自分への鼓舞の仕方や、いろいろな本や出来事から知ったノウハウを展開した著書。
実は、本日ディズニーランドでの待ち時間に、さらりと読み込んでしまったので感情(や感傷)が入らなかったのですが、一枚一枚のメッセージにこれまでの出来事を振り返り・あてはめたりしながら読んだら、実は相当重たくなったりしうる本。
いろいろ、その時々で読み返して効果的だとは思いますが、二つ引用すると
「温泉はなぁ、人のことは癒しても、温泉自身を癒したことはないぞ」
・・・これは補足なし。 見事。
「不平・不満はポイズンだ」
→ 不平・不満は「こういう悪い人もいる」と話 -
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ネタバレ松岡さんの著書。
言いたいことは基本的に1つだけだと思う。
“どんなことでも『最高の状態』を『本気で』イメージすること”
松岡さんは、読書をしたり、映画を見たり、食事をしたり、家族と会話する、朝起きる
っていう何気ない日常の動作でも『最高の状態』を常にイメージしてる。
(松岡さんにとっての)
映画を見る⇒主人公と自分をトレースする⇒自分の仕事に活かせる考え方や
振る舞いを得る⇒そのためには、映画は3時間みっちり時間をとって見れる環境を準備する⇒
つまらない映画でも見きる。なぜこの映画がつくられたかまで考える⇒何かしら得られて、
映画が万が一つまらなくても満足する
のような。
この人は -
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一回目はざ~と読んでしまったので結局頭に何も残らないで唖然とした。けど指導者にもいろいろあるから全部を参考にしようとしたら芯のないリーダーになる。自分に合うタイプのリーダーはどれかな・・自分ができそうなリーダーのタイプはどれかな・・っていう視点で読んでみた。
そうしたら体育会系は苦手だけど、ほかの三人のはところどころ参考になった。
・完成度を重視せず60%の先が見えたら実行に移して実行しながら軌道修正する
・上司が頑張りすぎない
・いつもと違う状態に気づく
・なぜよりなに
・部下のタイプ(コントローラー・プロモーター・アナライザー・サポーター)に合わせて強みを見つける