松岡修造のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
松岡修造は熱いだけの男ではなかった。
この方、非常に冷静な面を持っている、というか基礎が冷静なんですね、きっと。
熱く、本気で楽しく生きるために、冷静に分析し、好奇心を持ってチャレンジし、そしてまた冷静に分析する…
前半部分は、ネタか!と思われる部分もあるけど(彼は本気でやってそうだけど、私はちょっと…)後半、特にコミュニケーションに関しての部分は、あたりまえのことだけど、その大切さが熱く伝わってきます。
そして、彼の家族への愛情も伝わります。
自分のダメなところは素直に反省し、それでもつい…の部分を責めず、出来たら思い切り褒める!の精神。
そして、周りからどう見られているのか、何を期待されて -
Posted by ブクログ
ネタバレ松岡修造はすげえテニスプレイヤーだったらしいけど、アタシの知ってる修造は、スポーツ選手に暑苦しい声援を送ったり、弱虫のコドモにうぜえ説教してる人。
まあ見てておもしろいんだけど、スポーツキャスターってよりは、「ムダに熱いキャラで売ってるお笑いの人」くらいの位置付け。
どうせこの本も、クソうぜえ説教ばっかり書いてるんだろうなあと思って読みはじめたんだけど、20ページの言葉……。
「緊張してきた。よっしゃあーー!」
緊張してるのは自分自身が本気になってる証拠なんだから、不安になることも恥ずかしがることもない。喜んじゃおうよ。緊張しなくなったら成長のモチベーションもないよ。とか書いてる -
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目5箇所。一度しかない人生、誰かのまねをするのではなく、自分が主人公となった心の持ち方を、自分の本として書いてみてください、さあ、自分らしさとの対面です。睡眠で最も大切なポイントは眠りに入る瞬間です、ネガティブなことは一度考え始めると、連鎖的にどんどん湧き上がってくるからです、だから僕は、意図的に楽しいことを思い浮かべるようにしています、想像するだけなら誰でもできます、それに誰にも迷惑をかけません。準備が整っていなかったら、いい結果が出なかった時に悔いばかりが残ります、「あの資料が足りなかった」「伝わりにくい話し方になってしまった」「時間が足りなかった」どんどん浮かんできます、これで
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Posted by ブクログ
プロのアスリートは自分自身ととことん向き合って結果を出していくことが存在意義だから、そのための心のフレームワークをしっかりと持たなければ人々に記憶されるような選手にはなれない。松岡修造は現役時代に徹底的に考え抜いた自分自身への思いも、指導者としてたくさんの子供たちを見てきた経験から、自分をコントロールするフレームワークの言語化をとても上手にできていると思う。
自分への期待と厳しさが大事。受け入れなければいけない状況もある。心に鬼コーチを持つ。仲間との関係を自分の力に変える。自分自身の取扱説明書を作って自分と向き合う。人が悩みを人に話す理由は、同情してもらいたいから、あるいは勇気づけて欲しいから -
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Posted by ブクログ
氏の著書を拝読したのは3冊目。
ですが、これが一番シンプルに「松岡修造」を堪能できると思いました。
他の方のレビューにもありましたが、各お言葉に添えられたテンションの高い修造写真が秀逸。声まで聞こえてきそうです。
ジュニア選手の育成にも携わっておられるからだと思いますが、とにかく一言一言が解りやすい。解りやすいから心にもスッと入ってくる。いや、そうは言ってもねえ……と反論する余地がない。
どれもこれも言ってしまえば「当たり前」なんだけど、それを変にヒネらずにストレートにぶつけてもらうのって本当に大切な事ですね。
特に自分に対する叱咤の言葉、めちゃめちゃアガります。
「諦めんなよ!どうしてそ