松岡修造のレビュー一覧
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ネタバレ著者自身の経験や、著者がこれまで会ってきた著名なスポーツ選手のエピソードから導き出された、”折れない心”の作り方。
以下、印象的だったところ。
・森信三氏の言葉。「人間は一生のうちに逢うべき人に必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。しかし、うちに求める心なくば、眼前にその人ありといえども、縁は生じず」(p.56)
・成田緑夢のエピソード。夢や目標を達成するまでの過程を1万個に分ける。10個に分けたら出来ないことは多いが、1万分の1なら出来る。(p.86)
・白井健三のエピソード。自分の性格を一言で言うと、「勝ち好き」(p.126)
・小平奈緒のエピソード。相澤病院のサポー -
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Posted by ブクログ
松岡修造さんって、私がテニスをやってた20代の頃は、日本男子で久しぶりに世界で戦える選手が現れたということで、大スターでした。一方で、恵まれた体格ながらも、どことなく不器用な感じもして、ケガも多い選手でした。彼の特長は、なんといっても全身からほとばしる気合と根性。サーブを打つ時に、気合を込めたセリフを吐くという、スポ根マンガの世界をリアルにやってた選手でした。
今では、ジュニア指導の熱いコーチとしてや、レポーターとして有名な松岡さんですが、どことなく不器用な印象は昔と変わらず。でもそれが見事にテレビ番組のキャラクターとしてマッチしています。
本書では、挫折と正面から向き合い、自分の弱さを受 -
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20150713
松岡修造ならではの熱い、ポジティブな思考に変える言葉がたくさんあった。
・自分で自分を褒めて、苦手意識を追い払う
・緊張は本気の証。不安に思う事はない
・トライする事に悪い要素はひとつもない
・ネガティヴ思考は早い段階で食い止める
・期待されているからこそプレッシャーは与えられる
・笑う事で乗り切る力が湧いてくる
・喜怒哀楽の爆発は感性を鋭くする
・諦めるのは誰でも無い自分だ
・失敗も本気なら成長するチャンス
・壁にぶつからない人生はつまらない
・性格は変えられない。でも心は変えられる
・頑張れではなく、頑張っているね
・演技の笑顔でも人を幸せな気 -
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何をやってもうまくいかずに落ち込んでいる時、明日のことを考えると憂鬱になってしまう時、ちょっとした一言で気分を変えられることがあります。
テレビではいつも超前向きでポジティブオーラに満ちているように見える松岡修造さんも、実は心が弱く消極的な性格なんだそうです。
そんな彼がいかに自分を鼓舞し、メンタルを鍛えてきたか。その秘訣が本書で明らかにされています。
この本を読みながら思ったことは、読んでいる時だけ彼の言葉の影響を受け、すぐに忘れてしまったのではもったいない、ということ。読み終わった後も、心が弱った時、折れそうになった時には彼の思い出して自分を鼓舞したいと思いました。
気に入った言葉 -
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自分の「取り扱い説明書」を作って、自分の長所と短所を知るために書く、自分がどんな人間なのか見える。自分の性格はわかっているつもりでも紙に書き出すことで改めて自分を見つめなおすことができる。
日記に日々の自分の考えを記録し、塾に当たった時などに見返して、同じようなことをどうやって乗り越えたか、または反省して自分を成長させ、前に進むことができる。その時には、素直な気持ちを書き残すことが大切。同じようなことで悩んだりした時に以前の自分がどのように壁を乗り越えたかを見つめなおすこともできる。
自分の目標を定めて細分化し、小さな目標を少しづつクリアしていくことで、最終的な目標を達成することができる。 -
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元プロテニスプレーヤーでテレビにもよく出演しており、カレンダーの物凄く売れている松岡修造氏の思考法についてかかれた一冊。
テレビで見る熱い印象とは裏腹にすごく計算されて行動していたり、アスリートであったこともあり何事に対しても努力を惜しまないことや他のアスリートなどから影響を受けたり、自分に吸収していく姿勢は読んでいてすごく刺激を受けました。
氏らしい常人とはテレビの見方や食事法など一線を画すものもありましたが、準備に対する考えやテレビ出演時に訓練した発声法や残像トレーニングなど今の自分に足りないものも書かれており、非常に勉強になりました。
メディアでは熱い一面や常人離れした考えが取り上 -
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松岡修造がどんな人かよくわかる著作。
自分の人生を楽しくするために常に全力をそそいでることが伝わって来ました。
ビジネスクラスの飛行機で(他人に迷惑にならない)床に寝たり、食事の前には(胃を万全の態勢にするためだったかな?)ハッハッと発声をしたり。真似はできないけど、姿勢や考え方が凄まじい。
自分の弱さと闘い、楽しさや喜びを得る。他人と比べたり、他人を蔑んだりしない。多分そういう思考自体、彼には無いのだろう!純粋な松岡修造の姿勢が読んでいて、とても心地よかった。
報道ステーションのコーナーまだやってるかわからないけど、話し方や展開に気を配り、リハーサルをしている彼のコーナーをみてみたい。 -