よくお邪魔するブログでこのマンガが紹介され、大好きな作家さんがこの本をオススメしていて、最近ラジオでガンガン流れるスキマスイッチの『全力少年』という曲がこのマンガのタイトルとリンクして、興味ゲージが一気に加速!読んでみることに。サブタイトル(?)に『本格科学冒険漫画』とありますが、内容をすっごくカンタンにいうと昭和40年代の少年達の多くが、それぞれに夢中になった“秘密基地”や“正義の味方”の空想が、そのまま現代で現実になってしまったら!?というもの。
現実・現代・リアル × 幼稚・極端・非現実 × 謎解き バランスが絶妙!現実世界のリアルに、幼稚で非現実的なストーリーが展開してくので、読む方も「ありえない!」とかいってちょっと冷めてしまいそうな感じになりそうだけど、それがなくって、ぐいぐい引っ張られてくかんじ。あとはストーリーを進めながら話を考えていくというより、あらかじめきっちりした設定とストーリーの3つの軸『過去』『現在』『未来』をブツ切りにして、全体を通してバラバラに配置していくストーリーが印象的。
あとこの作家さんは、普段から社会の動きとか仕組みなんかを、すごく敏感に感じていらっしゃる方なんだろうなあ、と思った。エンターテイメント的マンガとして、読者を楽しませながらも、私たちが普段見て見ぬフリをしていることなんかを、ぽこぽこと掘り起こして思い出させてくれる。説教くさくせず、マジメっぽくもせず。ドキュメンタリー監督のマイケルムーアにも私が勝手に感じたことだけど、社会のことをすごく真剣に考えてる人(表面的な情報の鵜呑みや批評ではなく)と、考えていない人との壁がすごい高いから、その中間とか、『考えるきっかけ』をくれる窓口的な作品にしたかったんじゃないかなとか。それを、娯楽作品としてできてしまうスゴさ!ホンモノのマンガ家さんだなあと思いましたっ!
ちなみに好きな人物は、女子高生小泉さん(+エロエロエッサイムも)と、ハロハロの春浪夫さんですw。