あらすじ
1949年、アメリカ。『スーパーマン』『ワンダーウーマン』と並ぶヒットシリーズ『ビリーバット』を描く日系人気漫画家ケヴィン・ヤマガタ。彼の前に、以前同じキャラクターを日本で見たという人物が現れる。ケヴィンは、真偽を確かめるため、戦争の傷癒えぬ日本へと向かう……!?
コウモリが歴史の深淵を照らし出す……縦横無尽のSF歴史大河!!
(ストーリー共同制作/長崎尚志)
感情タグBEST3
本当に面白い漫画
さすが、浦沢直樹先生、としか言えません。導入から現実世界への入り方、話の展開、どこを取っても天才としか言えない。先が楽しみです。
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日本が連合国の占領下にあった1949年(昭和24年)7月5日、国鉄総裁下山定則が轢死体となって発見、死後轢死の可能性が高く他殺説もあったが、警察は捜査結果を公表せず捜査を打ち切る、という実在のミステリー事件を元に謎が何十にも絡んでいて面白いです。
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ビリーバット 浦沢直樹 講談社
戦後の下山怪事件に遭遇するアメリカで売り出し中の漫画家という設定
こうした舞台設定が次から次へとどこから生まれるのかに
興味が行ってしまいそうなぐらいに面白い
今見ているかのように60年以上も前の背景と事実を
写真のように見せてくれるのも不思議と言えば不思議
どこまでがノンフィクションなのかも興味津津
早くつず気が見たい!
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ケネディ暗殺番組で紹介されていて、興味をもった。
劇中劇というのだろうか、漫画の中にマンガが出てくる設定。
最初は読みにくかったが、徐々に慣れてきた。
サスペンス的な要素が次を読みたくさせる。
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雑誌で読んでいます。
最初、えっ、講談社?!しかもモーニング?!とモーニングファンとして心配はしたけど(笑)とりあえず、つかみは完璧です。さすが1巻だけで迫力を感じます。長編にはなりそうですね。
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2巻まで読みました。
浦沢節、いろんな話が絡み合っていて、読んでてドキドキ。
あっと言う間に2巻読み終わりました(^^)
特に実際の事件の話が絡んでいて、その事件の詳細を知らなかったので、思わず、ネットで調べてしまいました(笑)
で、また読み直したら楽しさ倍増!!
話の中に出てくる実際の人物や、事件を知ると、もっともっと楽しめると思います(^^)
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■あらすじ。
1949年。人気漫画家がキャラクターを盗作しちゃったかもって。それでやけにミステリアスな世界に足を踏み込んでしまうことに。
■漫画感想文。
俺の中でなぜか今人気絶頂の浦沢さんですが、またしてもやってくれてます。
後半部分なんて、一体どうなっちゃってるの?または、どうなっちゃうのってな感じで、読者をこの世界に惹き込み翻弄していきます。
すっごいたくさん伏線が張られた状況なので、早く二巻が出ろって思ってしまう内容です。
謎だらけ
まだまだ主題すら見えてこない第1巻。20世紀少年より更に古い時代から始まるんですね。何でもアリのような混沌とした時代と、漫画家がどう絡んで行くのか面白そうです。
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一巻ずつ読むよりも、まとめて読んだほうが楽しいだろうなあ(つまりよくわかんなくなる)
完結したら一気に買い溜めているのを最初から読み直すのを楽しみにしてる。
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20世紀少年以上に複雑。時系列に頭の中で並べ替えるだけでも一大作業なのだ。
ケネディ暗殺、月面着陸、国鉄総裁変死事件、そして◯◯ランド。実在の事件を絡めているので、私ら世代には、すごく興味深いものがある。
まだまだ続きそうなんだが、最後までついて行けるか自信がない( ;´Д`)
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いつかまた映画化とかされるかな、と思って先取り読み。とりあえず7巻まで読んだけど、相変わらずの世界観。ポジティブな意味では、壮大だけど深いストーリーって感じ。ネガティブな意味では、キャラの描き分けが乏しいから、壮大な世界観になったはいいけど、誰が誰なのか、イマイチすっきりしない。特に時代も場所もめまぐるしく移り変わるあたりとか、正直ちんぷんかんぷん。読み込めばいいって話かもしれんけど、それもう~ん…って感じ。
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友人に借りました。(二巻まで読みました)浦沢さんは伏線のつけ方や表現が独特でおもしろい。
漫画家が主人公ということもあり、様々な漫画を織り交ぜながら、すすむ構成は時々え?何の話?となるが必ずつながる・・・。つながるように感じさせる?
コウモリを探す・・・逃げる・・・?
まだまだどうなるかわからない。。。
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浦沢直樹の最新作。
戦後最大の迷宮入り、下山事件に巻き込まれる日系の漫画家ケヴィン。
下山事件の背後にある謎の巨大組織と関わっていくケヴィンがこれからどうなっていくのか、そもそも下山事件とは何なのか。。。
作者が下山事件にどういう解釈を加えていくのか、楽しみです。
1巻からいきなり白州次郎なんかもでてきました。
これからがとても気になる漫画です。
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2巻まで読みました。
さすが浦沢先生、めっちゃおもしろい!
現実とマンガの世界が交錯。
時と場所も行ったり来たり。
どんな壮大なストーリーになるんだろ。楽しみー
「どうせ20世紀少年みたいに収拾つかなくなるんでしょ」
という方もいるようですが、わたしはあのラストも肯定的に受け止めてしまったので、これもきっと最後までたのしんじゃうなー
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そして、浦沢さんの新作。まず吃驚したのはモーニングでやってるってこと。ずっと小学館畑だったのに、講談社に来たとは。今やモーニングは井上雄彦も読めて、浦沢直樹も読めるんか。。。恐ろしや。下山事件を下敷きに使いながらの展開。面白くなりそうな下地はかなりある。でも、これからこれからって感じ。(09/8/2)
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また浦沢さんの新しい本が出ました☆
この人の漫画にはホンマのめり込んでしまいます!!
まだ1巻しか出てないけど、いきなり謎めいていて浦沢ワールド全開で今後の展開に期待が持てます☆
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この1巻だけではなーんもわからない
でも最後に来ると「これからどーなるんだ!!」っと期待を持たずにはいられない!下山事件の真相は??
現実と非現実を織り交ぜてしまうところが
ワクワクさせる
白か黒かどちらをみたのだろうか??
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浦沢作品の長期シリーズお約束の物語展開がされていきます。まあ、謎が謎を呼び次回に続くスタイルです。
それが悪いというのではなく、やはり物語に引き込まれて行くのですが、無理矢理感があるところもいくつかあり、過去の作品よりも引き込まれにくく感じました。
そう言いながらも、登場人物の見せ方や演出などは流石であり、丁寧な人間ドラマも色褪せていません。
また、現実の事件と絡めているので、今後の物語展開が1巻の時点では読めません。
1巻だけでの評価だと序盤だけですので、この評価とさせて頂きました。
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手塚っぽいというか火の鳥っぽいというか。多分手塚と違うところは起承転結をつける気があるところだろうが、その時点で手塚には勝てないような気もする。
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漫画づいている。
浦沢直樹の新作(でもないけど)にまた手を出してしまいました。
1巻目なので、まぁ、壮大な物語の始まりといった感じで、なんだかよく分からない展開です。
これからおもしろくなっていくかどうか・・・というところ。
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まだどうとも言えない。プルートウの時も思ったが、浦沢さんの本は10巻位刊行後に、まとめて読んだら面白い作品だと思う。待ちきれず買っちゃったけど(*^_^*)
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2巻まで読みました(…借りました)。
浦沢さんの作品は”最後まで読まないと(いろんな意味で)わからない”ので、まださっぱりわかりません。
が、ちょこちょことしたエピソードの面白さはありますね。
とくに2巻は好きでした。
これからが楽しみですが、先が長そうです。
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全く前情報を入れてなかったので(オビすら読んでなかった。汗)、これが『下山事件』と関連した話だと知らずに読み進めていった。ある意味純粋な驚きがあってよかったけど(笑)。物語の設定もさることながら、登場人物たちの描写が緻密でおもしろい。今後どんな展開になっていくのか楽しみな作品。
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浦沢直樹という人は、もともと持っている幅が広いというだけでなく、それをみずからどんどんと広げていくことに、飽くなき挑戦を続ける人なのだと思う。彼ほどに「漫画とは何か」ということを常に考えている人はいないのではないかと思う。
「YAWARA!」であれほどに「漫画っぽさ」に忠実に従った描き方をしたかと思えば、「MONSTER」では一転して「漫画っぽさ」を徹底的に否定したリアルな描き方に転換をする。
そして、この「BILLY BAT」という作品もやはり、これまでの漫画にはない、新しい境地を開拓している作品だった。
冒頭の、メタ漫画としての入り方からしてかなり斬新だし、主人公のキャラクターも時代設定もだいぶユニークで、この先の展開が、まったく予想がつかない。
これまでの作品と同じく、ミステリーっぽい話しの進み方はしているものの、その割合はだいぶ薄まって、正統的な、ストーリー重視の内容になっている感じがする。
どうかこのまま、最後までワクワクさせ続けたまま、素晴らしいエンディングを見せてほしいと切に願っている。
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タイプとしては20世紀少年やPULUTOを履修するものか。
確かに面白いし良く出来ているけど、なんかこうもうお腹一杯というか…そろそろ長崎臭のしない別のタイプの話が読みたい。
政治を扱うのはいいが思想を主張しすぎる点が難。
この手のスタイルのマンガとしては最高レベルに練られて高レベルな所にあるのは否定しないが、
どんなに高品質でも同じ手だと手の内が見えてしまうというか、読者も飽きるのでは。
さすがにウマイと思ったアイテムは下山事件をもってきたり、白州次郎を持ってきたり、
アメコミや日本の漫画黎明期の漫画家を描いたあたり。
紙芝居作家から漫画家に転身した人は多く、水木しげる先生なんかが有名な1人。
手塚先生をしばしば引用するのは長崎氏ならではか。(まぁPLUTOも描いたしね)
※長崎氏は若いとき手塚番をしている
新宝島はあんなにも有名な作品だが、実は原作は手塚ではなく、のちに原作者と揉めている。
まだ組んだ当時は手塚はただの新人作家で今で言うネーム作家と作画家のような立ち位置だった。
だが新宝島が注目されたのは、当時まだ芝居の描き割りのようなコマと演出しかなかった漫画界に
映画演出を持ち込み、多彩なアングルで見せた手塚の技術によるものだったのは周知の話。