芥見下々のレビュー一覧
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無料版購入済み
難民なのかどうか
本編の孫世代の話ですが、異星人が出てくるあたり、だいぶ違うっぽいです。
サメ?の出てくるエピソードあたりまでなので、ここだけ試し読みだけだとまだなんとも言えないです。
他者との関係性はテーマになりそうです。 -
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この巻は、流れとしては前の続きだが、読んでいる感覚はかなり違う。戦いの派手さというより、「真希がどこまで行くのか」をひたすら見せる巻だった。
舞台は桜島の結界で、真希と加茂が動くところから始まる。そこに現れるのが、呪霊になった直哉。もともと人間だった相手が、より歪んだ形で戻ってきて、しかも前より厄介になっている。ここでまず、「死んでも終わらない」というこの世界の嫌な部分が強く出てくる。 
戦いは最初からかなり厳しくて、真希ですらまともに対応できないスピードと力で押される。加茂も必死に支えるけど、正面から勝てる感じではない。この時点で、「強くなったはずなのにまだ足りない」という壁がはっきり -
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この巻は、それまでの流れをそのまま引き継ぐというより、「戦いの質が完全に変わる瞬間」を見せる巻だった。
舞台は東京第2結界に移り、秤とパンダが高得点プレイヤーである鹿紫雲を狙って動き出す。ただし、結界に入った瞬間に分断され、ここからは完全に個人戦になる。 この時点で、もう「連携して戦う」という余裕はなくなっていて、それぞれが自分の判断で生き残るしかない状況に変わっている。
まず印象に残るのはパンダの戦い。相手は鹿紫雲で、これがとにかく異常に強い。これまでの強敵と違って、“勝負になるかどうか”の段階ですらない。パンダは一方的に追い詰められていく。この展開はかなりシンプルで、「死滅回游の上位 -
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19巻までで「人間同士の重さ」に踏み込んできた流れだったけど、この20巻は一気に空気が変わる。結論から言うと、ここは完全に“乙骨の巻”で、これまでの主人公視点とは別の強さと戦い方を見せつけてくる。
まず前半は、伏黒とレジィの戦いの決着。ここはかなりギリギリで、伏黒が勝ちはするんだけど、余裕は一切ない。むしろ「ここまでやらないと勝てないのか」という消耗戦で、死滅回游の厳しさを改めて感じる場面になっている 
ただ、この巻の本質はそこじゃない。舞台が仙台結界に移ってから、一気に雰囲気が変わる。
ここで中心になるのが乙骨。虎杖が一切出てこないくらい、完全に主役が入れ替わる そして戦う相手 -
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渋谷事変が終わったあとの重たい空気を引きずりながら始まるこの巻は、物語が次の段階に進む準備を整えつつ、その裏で一つの「区切り」を容赦なく描き切った印象が強い。乙骨が虎杖の側につくことで、一度は敵対していた関係がひっくり返り、ようやく味方としての軸が見えてくる。ただ、それで安心できるわけではなく、伏黒の姉を救うために死滅回游へ向かう流れが決まり、舞台はさらに危険な方向へと進んでいく。ここまではまだ「次の戦いへの助走」という感覚がある。
ただ、この巻の空気を決定づけているのは、やはり真希のパートだと思う。禪院家に戻った彼女が直面する現実は、これまで積み重なってきた歪みの集大成のようなもので、そこ -
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この巻は、渋谷事変の「後始末」と「次の地獄の準備」が同時に進む巻。読後の印象はかなり重い。
まず一番大きいのは、夏油(の体を使っている黒幕)が本格的に動き出すこと。真人を取り込んだあと、自分の計画を語り始める。ここで出てくるのが「死滅回游」という新しいゲームのような仕組みで、一般人を巻き込んだ殺し合いを全国規模で始める準備が整う。 
つまり、この巻でハッキリするのは、「渋谷は終わりじゃなくて、ただの始まりだった」ということ。
一方で、キャラ側の状況もかなり厳しい。虎杖は大量殺人の件で完全に背負い込んだまま、表には戻れず、脹相と行動して呪霊を狩り続ける。ここはヒーローというより、罰を受けて -
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この巻は、ただの戦いの続きではない。「一気に状況が悪くなる中で、それでも戦うしかない現実」を描いた巻だった。
物語は渋谷事変の真っ最中。虎杖と伏黒はそれぞれ別の場所で戦いながら動いていくが、全体としてはずっと“後手”の状態が続く。敵は準備を終えていて、こちらは起きた問題に対応するしかない。この構図がずっと続くのが、この巻の特徴。
特に大きいのは、伏黒のまわりで起きる出来事だ。オガミ婆の術によって、伏黒甚爾が一時的に復活する。そしてこの甚爾が圧倒的で、呪術のルールを無視した強さを見せる。ここで改めて、「呪術がすべてではない」という現実が突きつけられる。 
一方で虎杖は、九相図の長男・脹相 -
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この巻は、これまでの続きではない。「最強がいなくなることで、世界のバランスが一気に崩れる巻」だった。
物語は渋谷事変のど真ん中。地下のホームに一般人が閉じ込められ、その中で五条が戦う。敵は漏瑚・真人・脹相といった強敵が同時に仕掛けてくるうえに、周りには守るべき一般人が大量にいる。この時点で、五条は全力を出せない状態に置かれている。 
それでも五条は圧倒的で、0.2秒だけ領域展開を使い、一般人に影響を出さずに敵を無力化する。ここまでは「やっぱり最強」という展開。ただ、この巻はそこで終わらない。
敵の本当の狙いは「倒すこと」ではなく、「封印すること」。そしてその決定打が、夏油の姿をした存在 -
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この巻は、単なるバトルの続きではない。「呪いの正体が人間に近づいていく巻」だった。
物語は交流会の後から始まり、呪霊側の目的がはっきりする。高専に侵入した本当の狙いは、宿儺の指と「呪胎九相図」を奪うことだった。そしてその九相図から、新たな敵が生まれる流れに入っていく。 
ここで重要なのは、敵の性質が変わることだ。これまでの呪霊は「人間から生まれた存在」ではあるが、見た目も行動も完全に怪物だった。一方で九相図から生まれる存在は、人間にかなり近い。つまりこの巻から、「敵=倒して終わり」という単純な構図がさらに崩れていく。
実際の戦いも象徴的で、虎杖と釘崎が兄弟呪霊と戦う場面では、ただ強い相 -
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この巻は、それまでの重い流れから一転して、「呪術師同士が本気でぶつかる世界」を見せてくる巻だった。
舞台は京都姉妹校交流会。表向きは実力を競うイベントだが、裏では虎杖の暗殺指令が出ているという、かなり歪んだ状況で戦いが始まる。つまりこの巻は、「仲間のはずの呪術師同士が、普通に殺しにくる」という異常な前提の上に成り立っている。 
その中で一番印象に残るのは、やはり東堂と虎杖の戦いだと思う。ただの殴り合いではなく、戦いながら相手の“本質”を見抜いていく。東堂は敵でありながら、虎杖の考え方を理解した瞬間に一気に距離を詰めてくる。この関係の変化はかなり独特で、「戦い=敵対」ではない世界観がはっき -
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この巻は、単なる戦闘の決着ではない。「助けられるはずだった人間を、結局助けられない」という現実を突きつける巻だ。
物語は、虎杖と順平の関係の結末から始まる。順平は真人に利用され、虎杖と対立するが、最終的には虎杖の言葉によって救われかける。しかしその直後、真人によって肉体ごと歪められ、取り返しのつかない形で殺される。この流れは非常に明確で、「あと一歩で救えた」という状態から一気に奪われる構造になっている。 
ここで描かれているのは、虎杖の敗北ではない。むしろ、「優しさではどうにもならない現実」の提示だ。虎杖は順平を理解し、寄り添い、救おうとした。しかしそれでも届かない。つまりこの巻では、「