芥見下々のレビュー一覧
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ネタバレ
お疲れ様でした〜!
ラスボス戦のあと、生き残った味方面子で感想戦・反省会を長々とやるの笑った。つくづく、「粗」を指摘されることを恐れて言い訳や後付けをせずにはいられない作家なんだなぁと。
あとがきでも長々と自分語りしていたが、身に付けなければいけないのは教養ではなく、やいのやいの言われても気にしない泰然自若な態度では。何も言い訳しない久保帯人を見習おう! これぞ余計なお世話だし、そんなもん狙って身に付けられるもんでもなかろうが……
(また、こうした執拗なまでに設定の整合性や合理性に拘る姿勢は、むしろ「誠実さ」として作家の特質かつ美点ではないのか、という見方も存在するだろう。詳しくは”LWのサ -
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ネタバレ
天使が惚れてるの伏黒かよ!! モテるな〜
来栖が釘崎の代わりになるのが嫌で冷たくした虎杖、繊細だ
姉ちゃんも受肉なの!? いっしゅん偽夏油に乗っ取られたのかと。
天使マジで聖書モチーフの技やるんかい
そういう展開か〜〜! 少年マンガの主人公の体内に巣食う大きな力だから、なんやかんやでずっと一緒にいるのかと思い込んでいた…… そりゃそうか。こうもなるか。
ここで大切な親友にしてライバルポジのキャラに乗り移る。予想してなかったのでおもしろい
「万(よろず)」って名前だったんかい
なんか姉ちゃんの格好がハイレグなかんじに……
なんだこのひと…… 愛に狂ってる奴多くない?
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ネタバレ
フランス系の漫画家キャラか〜
秤の領域くそわろた とことん真剣にふざけるなぁ
ギャンブル(スロット)好きとマンガ好きを戦わせる目的は、マンガ原作のスロットで原作ファンが激昂する展開をやることかぁ〜!と納得。
マジでバトル漫画の異能大喜利が上手い。マンガ・画として映えて、かつバトル展開も面白くなるような能力を持つキャラをデザインするのが巧み。死滅廻游に入ってグッと振り切れて本気を出してきたような。
カシモって男なんだ…… いや受肉した現代人の肉体は別ってことか。リーゼント男ももともとは江戸時代?の人間なのびっくり。蘇生してたった2週間であんな現代に染まる??
雷属性とはまた素朴な……と思っ -
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ネタバレ
アニメ2期で忘れていた渋谷事変を復習して、マンガ16巻から読み始めた。
夜の閉鎖空間で日常バトルをずっとやっていた渋谷事変編よりも面白いかもしれない。こういう、大きな戦い・章の合間の、新キャラがいっぱい出てきたり政治状況が語られたり色々するパート。
真希真依の双子姉妹関係めちゃくちゃ良い。可哀想だけど…… 何かリスクを犯したり大切なものを失ったりすることで、バランスを取るように力を得る、という呪術の設定は、少年マンガの「覚醒」の作法や、エンタメ一般の定席を作中設定に落とし込んだもの、という気もする。それに基づく双子キャラならではの覚醒展開は、説得的なだけに余計に悲痛でもある。
よくネッ -
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ネタバレ殴り合いと知恵比べが火花を散らす、異色の白熱バトル
『呪術廻戦』第12巻では、物語の大きなターニングポイント「渋谷事変」の中でも、虎杖悠仁と呪胎九相図の長兄・脹相との一騎打ちがメインとして描かれる。
個人的に面白かったのは脹相の血液を操る術式のバリエーション。血液を圧縮してレーザーのように撃ち出したり、空中で待機させて地雷のように爆発させたりと、攻撃の幅が非常に広く、鮮烈な印象を残す。さらに、凝固した血液を身体に纏い、武器や鎧と化す描写は、能力バトルの面白さを凝縮したような演出だ。
本巻のハイライトは、トイレでの殴り合い。スプリンクラーの破壊によって水が滴り落ちる中、視覚的にも迫力満点の肉