ニール スティーヴンスンのレビュー一覧

  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    ネタバレ

    この小説が1992年に書かれたとは思えない!
    今書かれた本と言われても全く違和感がない。。。
    言葉とか、世界観がちょっと難しく、読み進めるのが難しかったが、メタヴァースの世界と現実の世界を行ったり来たりしながら進む、ハラハラしてしまった。

    個人的には、ヒロとライブラリアンとの、シュメール人や、バビロンの話がおもしろかった。

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    2022年07月15日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    今をときめく「メタヴァース」の語源となっている概念が登場した作品。
    宗教とプログラミング、物理的なウイルスとコンピュータウイルス、自然言語とプログラミング言語の関連とサイバーパンクをかけ合わせて、単なるサイバーパンクでは終わらない作品だった。
    「俺たちだけが世界を変えられる/正しく認識できるんだ」というギークの選民思想的なところを刺激してくれる感覚はありそう。
    めっちゃつよい兵器に普通の家電っぽいドキュメントが付いてるのが好き。

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    2022年02月13日
  • 七人のイヴ 上

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    長い!けど面白い! 普通の単行本の2~3冊分ぐらいあるけど、これでまだ上巻。
    これだけ長いのは、説明にすごくリアリティがあって、話も具体的でかなり細かいからですが、その割には冒頭でいきなり月が7つに分裂して、その原因とかはまったく追求されない 笑。きっと月が分裂する理屈より分裂した後のストーリーにリアリティを持たせようということなんでしょうね。何があったら月が分裂してしまうのか気にはなりますが。
    過去にも「ノアの箱舟」的な小説や映画があったが、宇宙に箱舟をもっていくというところが今の時代らしい試み。
    下巻でどう展開するのか楽しみです。

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    2021年01月24日
  • 七人のイヴ 下

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    分裂と統合の物語。

    相変わらず冗長ともとれてしまう細々としたコロニーやらメカやら古典・現代物理学の説明セリフも多く、ひぃふぅ言いながら読み進める。

    頁を進める毎に細々とした説明が加速度的に、まさに”指数関数的に”増してゆくようで、あれこの人今何してたんだっけ、っていうかこの人誰だっけ・・となってしまうのはワタシの読書能力と物理学その他について教養がないせいもあるだろうけども・・

    この描写は緻密を超えて、ちょっとオタクっぽ過ぎるかもしれない・・

    下巻にはいってようやく題名『7人のイヴ』の正体が明らかになる。

    解説でも指摘されている通り、邦題としての『7人のイヴ』はネタバレを含んでしまっ

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    2020年08月21日
  • 七人のイヴ 上

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    ディストピアはなぜか心地よい。

    月の分裂にはじまるパニック、分断、希望の象徴としての箱舟宇宙ステーション建造とここまでは地球・人類滅亡の物語だ。

    中盤、いよいよ地上最後の日の描写がとても心地よい。
    心地よい分、もう少し長く楽しみたかった気もする。
    いかんせん最後の日の描写が短いのだ。

    もちろん、この物語の視点は箱舟が中心になるから、地上の最後は通過点に過ぎないのだが。

    後半以降はいよいよ箱舟だけの人類史がはじまる。

    しかし、ここでも権力、対立、分断という人類を人類たらしめている醜く愚かな一面がのぞいてくる。

    滅亡を控えた地上がディストピアであったように、地上滅亡後の箱舟も等しくディ

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    2020年08月16日
  • クリプトノミコン4 データヘブン

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    長いが面白い、どこがSFか分からない作品
    表紙   4点佐伯 経多   中原 尚哉訳
    展開   6点1999年著作
    文章   7点
    内容 660点
    合計 677点

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    2017年05月24日
  • クリプトノミコン3 アレトゥサ

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    長いが面白い、どこがSFか分からない作品
    表紙   4点佐伯 経多   中原 尚哉訳
    展開   6点1999年著作
    文章   7点
    内容 660点
    合計 677点

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    2017年05月24日
  • クリプトノミコン2 エニグマ

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    長いが面白い、どこがSFか分からない作品
    表紙   4点佐伯 経多   中原 尚哉訳
    展開   6点1999年著作
    文章   7点
    内容 660点
    合計 677点

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    2017年05月24日
  • クリプトノミコン1 チューリング

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    長いが面白い、どこがSFか分からない作品
    表紙   4点佐伯 経多   中原 尚哉訳
    展開   6点1999年著作
    文章   7点
    内容 660点
    合計 677点

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    2017年05月24日
  • クリプトノミコン4 データヘブン

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    本書は四分冊の最後の本だ。第二次世界大戦で日本軍が隠した金塊などを現代で掘り起こす物語。埋蔵金の場所は暗号化されているので、それを解読する過程にドキドキする。ラストに向かって大きな冒険があるにはあるが、冒険小説ほどではなく、暗号の解読も思っていたよりあっさりと成し遂げられてしまったので、意外な展開と言えばそうなのだが、盛り上がりにかけてしまった印象を持ってしまうのが残念なところだ。これは、自分の期待が暗号寄りだったためであり、小説としては良質のエンターテイメントになっていると思う。本書で意外にも良かったのが解説である。本書意外にも暗号について分かりやすい解説が巻末にあり、暗号に馴染みがない人が

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    2016年11月10日
  • クリプトノミコン2 エニグマ

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    多少中弛みのようなものを感じたが、それ以上に多くの謎を提示され、続きが気になる展開だった。日本兵の後藤がジャングルをさまようシーンがあるが、日本人作家が書いたかのように日本兵の立場を描写している。翻訳者が補ったところもあるのだろうけど、日本兵の苦しみを日本人の立場で考えられる。物語全体は「チューリング」の巻と同じく、第二次世界大戦と現代が並行して流れる。より密接に二つの時代が絡むのかと思ったが、この巻ではそこまでいかない。次巻でのお楽しみのようだ。特筆すべきは巻末の解説。暗号化技術について簡潔かつ分かりやすく、歴史まで解説している。暗号化技術って何? と思っている人は、この解説を読むだけでも役

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    2016年09月10日
  • クリプトノミコン1 チューリング

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    映画「イミテーション・ゲーム」を見て、チューリングが登場する小説ということで読んでみた。表紙の絵が古くさく、こんなの面白いのかなと不安であったが、読んでいて止まらなくなった。コンピュータが好きな私なので、暗号や数学、コンピュータそのものが出てくるだけで楽しめるのだ。物語は、現代と第二次世界大戦が並行して進む。第二次世界大戦のパートでは、もちろんチューリング博士が登場する。第二次世界大戦時代に登場する人物の子供や孫が現代パートで登場する。過去と現代が微妙なリンクをしつつ、どちらも通信の暗号や解読に関わっており、冒険小説のようでハラハラドキドキする。さて、本作は4作品で1つの大長編だ。第2作の「ク

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    2016年09月06日
  • クリプトノミコン2 エニグマ

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    相変わらず全体像は見えないけど、過去、現在共に物語は盛り上がってきた。
    現在ストーリーでは敵の存在も明らかに。
    そして最後でリンクする過去と現在。

    続刊手元にないんだけどいつよめるかな…

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    2011年09月01日
  • ダイヤモンド・エイジ 上

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    「クリプトノミコン」読後すぐに手をつけた本。
    教育の大切さと限界が作者の作品作りのテーマなのだろうか。
    虐待の場面が痛くて読み進めるのが辛く、下巻は未読。

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    2009年10月04日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    自然言語と人工言語、宗教に関する部分が特に好きだった。

    VR空間と現実世界の描写がいったりきたりするので、集中して読まないとすぐ置いていかれそうになるのが大変だった。

    物語全体の構成としてはそこまで難しくはないけども、1つ1つを構成するパーツが難解であり読み応えがある。いろんな作品に影響は与えてるだろうなぁとは感じた。

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    2024年12月14日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    ネタバレ

    宗教&言語ウィルスのパートは難解だった。結局のところよく分からず、煙に巻かれた感じはある。
    終盤の派手な戦闘アクションはもし映像化したら面白そうではあるが、主人公ヒロがその後どうなったのかははっきり描かれないのでモヤモヤが残る。

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    2024年09月16日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    ネタバレ

    「メタバース」という言葉を作った本ということで。

    30年前にこんな世界を、という感想をよく見るが、まあ確かにそうなんだが、半世紀生きている人間からすると、30年前にはネットはあったしな、と思う。日本ではまだまだパソコン通信全盛時代でインターネット普及はしていなかったが、すでに存在はしこれから広がっていくだろう、という情報はあった。ハイパーメディアクリエイターという肩書きの某人が某大学でそう話していた。

    仮想空間はルーカスフィルム社のHabitatというものがあったことを考えると、仮想空間のアイデア自体はそんなに驚くものではないと個人的には考える。ただ、それを洗練させ普及させた功績は大きいと

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    2024年05月06日
  • ダイヤモンド・エイジ 上

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    SF。
    一冊の本を巡る物語。
    世界観が独特で、正直かなり読みにくい。
    少女ネルが本で体験する物語が一番面白い。
    この初等読本、欲しいな。
    総評は下巻で。

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    2024年04月18日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    この小説が発売されたのが、1992年というのを考えると、すごい小説だと思います。想像された未来に、かなり現実が近づいてます。Da5idとBIOSの下りは読んでいて思った感想が訳者の方も思っていたようで、後書きに書かれていました。

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    2024年04月06日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    当時としては斬新な舞台設定、新たな概念(メタバース世界)の提示があったので歴史的には記念碑的作品の一つ。なのだが、今の時代に読むとメタバース世界があまりに凡庸の設定(当作品が元祖なのだが、今やありふれすぎる設定になっている)に思えてしまってワクワクが乏しい。古典を読むつもりで読まないとやってられない。半分あたりで中断してしまっている。
    1992年の作品ということで、、当時としてはとてつもなく革新的な世界観を提示したと思うし、後の世の現実世界にも影響を及ぼしたのだとは思う。
    アニメなどでありがちな異世界系の創始でもあるのでは?

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    2023年10月12日