石破茂のレビュー一覧

  • 保守政治家 わが政策、わが天命

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    石破さんが5度目の総裁選にて当選されたので読んでみました。国防に対するこだわりと自民党に対するご自身のお考えが分かりました。特に今話題の裏金問題など自民党のあり方が問われる機会が増えていますが、党内野党とも言われる石破さんも国民感情に寄り添った考え方です。この窮地で選出されたのでぜひ今までのご発言を実行して欲しいと期待しています。それから父親である二朗さんの話、田中角栄から受けた影響、石破茂という男を通して見た戦後の自民党政治など色々と勉強になりました。本も結構読まれているようで、日本の歴史観や政治に関する書籍の紹介があるので、それらも含めて気になる人は一読の価値があるかと。

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    2024年10月22日
  • 保守政治家 わが政策、わが天命

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    興味深い本だった。総理直前にあった石破茂の言葉である。彼の言論はこの本の中ではとても自由だけれど、対して今は。やりにくいのが当たり前ではあるが「本の中ではここまで言っていたのに!」と思わなくもないです。頑張れ石破さん!

    さて、面白かった点。
    まず、田中角栄と自身を比較しながら金権政治からいかに距離を取りながらどうやって具体的な仕事をするのか。これ、色々書いてくれていますが、私はその前提として「金は他の人が集めていたので、党としては問題ない」という、身も蓋もない感想を持ちました。いやそれはさておき、この金権政治と距離を取ることをずっとやってるのが石破茂のいいところ。実権力を持った今、正しさを現

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    2024年10月15日
  • 保守政治家 わが政策、わが天命

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    総裁選、決戦投票で逆転勝利し、念願の総理大臣の座を射止めた石破首相の著書。
    専門分野の防衛、防災関連の話しには熱い思いが伝わる。読書も好きらしく、政策思想をつくるバックボーンになっている書籍を著書内でかなり紹介している。保守本流を自認。
    安全保障の根本にあたり前提である行政通信傍受、インテリジェンス、スパイ防止法に触れないのは残念だった。きっと勉強はなさってるはずなのに。。。

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    2024年10月10日
  • 保守政治家 わが政策、わが天命

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    想定外の総裁選の結果が出たその日に、今後の日本の行く末を想像したいとの思いで購入。
    思いの外、まともな思考で安心した。

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    2024年10月06日
  • 「我がまち」からの地方創生

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    石破茂が地方創生について語るのかなと思ったが、その内容はごく僅か。本書の大部分は、地方創生の事例紹介。それで目的を果たせる人もいるだろうが、石破節を期待していた私には少し物足りなさも。と思ったが、ジワジワと噛めば噛むほど滲み出るような石破目線を発見して嬉しくなる。別に石破茂ファンではないのだが、彼のマニアックな面が好きなので。

    ー 地方創生の現場では「よそ者・ばか者・若者」が必要とよく言われます。これは、地元にずっと住んでいる方々だけでは気づくことのできない視点を取り入れる必要があるということ。

    で、石破茂が滋賀県をプロデュースするならという話に。滋賀には、すごく特徴があって、国宝とか重要

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    2024年08月03日
  • 異論正論(新潮新書)

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    2021年2月~2022年2月のデイリー新潮に掲載された論考集。
    菅政権から岸田政権の時期で、コロナ禍で顕在化した問題などについて考えを述べたもの。

    安全保障や国防論、外交、税制など、支持できかねる発言もする石破さんだが正直者だ。
    世間の雰囲気に迎合せず、「それはおかしいのでは」と言えるのも石破さんだ。
    疑問に感じたことは、きちんと事実を調べて自分なりの意見を述べている。

    今まで政府が放置・先送りしてきた一番の問題は、少子高齢化の対策だろう。
    ちょっと調べてみたら、出生数が100万人を切ったのが2016年で、2022年は77万人にまで減っている。
    2023年は半期で37万人らしい。
    コロナ

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    2023年09月04日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    「集団的自衛権」と聞くと、イコール他国の戦争に巻き込まれるといった危険、をイメージしがちである。しかし、昨今のウクライナ情勢に垣間見られる様に、今日の安全は明日の安全には繋がらない。結局のところ、身近なレベルで国家の危機をどう考えるか、という問題意識を持つことが大切であると考える。誰も戦争が利益を生まないことは理解しており、国際社会と上手く連携し、集団安全保障の緊密さを高める上でも、よく考えたいテーマである。

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    2022年04月25日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    この国の武装のあり方を分かりやすく説明しているのだが、深みが足りない。それは過激やヘイトを求めている事ではなく、過去の戦争から何を学んだのか反省すべき課題を提示することにある。ま、あくまで主題は集団的自衛権に限っているのだから、ではなくそこまでの言及が必要だと考える。

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    2019年01月31日
  • 政策至上主義(新潮新書)

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    ・国会議員がすべきことは一つ。国を導くビジョンを提示し、ビジョンに従い、国政上の個別の課題解決のためのプラン、すなわち、現実的で実行性のある政策を練り上げ、実行していくこと。
    ・政治家の仕事は、勇気と真心をもって真実を語ること。
    ・いい加減なヤツが100人いても世の中は変わらない。だが、政策を知っていて、選挙も強い確信犯的な議員が20人もいたら世の中は変わる。
    ・論戦の技術。①してもしなくてもよい無意味な質問はしない。②言論の闘いの場においてはなるべくパネルを使わない。③あー、えー、などと言わない。④と思います、は禁句。断定的に自己の見解を述べる。⑤論戦は読書との闘い。大量の本を読まないと、相

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    2018年08月27日
  • 政策至上主義(新潮新書)

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    久しぶりに政治家の本を読みました。
    思い出すのは、安部さんと舛添さんの本
    どちらもひどい内容だったのを覚えています。
    それからするとだいぶまっとうな内容だと
    思います。
    ただ、ちょっと次期総理総裁候補と言われる割には
    頼りないというか、原理主義的というか、
    いい意味では若々しいというかそんな感じが
    しました。
    期待はしていますが、これでは老練な安部には勝てないかも
    と思ってしまいます。

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    2018年08月19日
  • 政策至上主義(新潮新書)

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    20180814 本を読んだだけでも誠実な人柄が出ていて、この人のいう事なら大丈夫かなと思ってしまう。自民党をリセットするにはこういう政治家が必要なのだと改めて思う。安倍さんの存在意義は膿をまとめて出し切って消えて貰う事かな?という気にさせてくれる。

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    2018年08月14日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    さすがに詳しい。「如何にして無知の衆愚を説得するか」という文体が鼻につく。同じ論調の繰り返しがおおいのが残念。タイムリーに読めば面白い。

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    2017年11月15日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    ネタバレ

    集団的自衛権を理解するため、人物的に好感を持っている石破茂さんの本を手に取った。

    石破茂氏のことは、UFOゴジラ襲来時の自衛隊のあり方についてを語っているのをTVで観てから、注目しているのだが、政策を支持してるわけではない。私の中ではおもしろい人という位置づけである。
    そして、私は集団的自衛権に反対してもいない。
    つまり、好意的に読みはじめたわけである。

    内容はとてもわかりやすかった。

    本書で考えを変える人はいないかもしれない。石破氏は問題点の説明に徹しようとしている。これ以上のことを知りたい人はさらに本を読むよいだろう。私が強くした思いは、メディアを通さないで、本や資料をあたって理解を

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    2014年10月08日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    石破さんの本
    Q&Aが分かりやすい。
    この本を読むと集団的自衛権が行使できるようにいろいろと議論を深めていくことが必要だと感じたが、逆の立場からの本を読んだら自分がどう感じるか興味があるので、別の本も読んでみたい。

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    2014年08月20日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    【アメリカに巻き込まれるのがいいか、見捨てられるのがいいか】

    この手の本は、何が書いてあるか、よりも、誰が書いたかで判断されがちで、集団的自衛権なんか要らない派の僕も、少なからずそういうバイアスを持ってしまう。それを念頭に読んでみよう。するとどうしても、遠近法というか、置換えというか、そういう風にみえてしまう。たとえ話がちょっと子どもっぽすぎるのかもしれない。

    「行使と権利は不可分」とする話は、国際法(権利は持つ)と憲法(行使は不可)の順番の議論をあやふやにしてしまっているし、自衛隊の既成事実化と、自衛権解釈のやりかたは、憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活」の基準生活において、かつ

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    2022年06月01日
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門

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    まえがきで石破茂氏が集団的自衛権は、決して「軍事オタク」だけが知っておくべきことではありませんし(以下略/P7より引用)と述べているように日本国民の誰しもが真剣に考えるべき問題である。集団的自衛権に関してはマスコミによる情報操作のせいで誤解を招いているような気もする。この本には石破氏がわかりやすく噛み砕いてあるので、一度読む事をおすすめする。

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    2014年03月13日
  • 国防軍とは何か

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    民主党政権の獅子身中の虫、森本氏が、小学校時代から「丸」を愛読していたという石破氏と一緒になって国防軍がなぜ必要か力説する本。
    米軍は国内で尊敬されていて、橋下・米軍司令官の風俗活用発言が問題視されるのは、その違いから出る、なんていうんだけど、それはかえって自衛隊に失礼じゃないのかな…?
    新聞報道やらで話題になっていた、逃亡者は死刑、みたいな話に及ぶ。死刑とかの話については、最高の栄誉と、最高の規律を設けたい、んだって。いいかどうかはともかく、報道は、栄誉のほうの話もしたほうがいいんじゃないかな。
    さて、驚いたのは、3ヶ月徴兵に行ったら就職に有利になるように経団連に…という森本発言。企業が勝手

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    2013年07月23日
  • 自民党という絶望

    匿名

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    石破さん・・・。

    石破さん、こういう安直なプロバガンダ本に名を連ねるのは、数少ない支援者にとっても、気分の悪いものです。自ら腐している党内でどんなヴィジョンを語っても誰も聞いてくれなくなりますよ。

    全てを否定はしませんが、与党の腐敗を言うなら、野党の税金泥棒振りもチャンと書いてください。

    ここに書かれている事が全て真実として、どうしてそんな酷い政党が政権与党を握り続けていられるのですか?
    野党が、それ以上にだらしが無いからでしょう?!

    その辺りも書かなくては、同じ考え方の集まりの「憂さ晴らし本」としか言えませんね…。

    #ダーク #切ない

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    2023年06月09日