石破茂のレビュー一覧
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第103代内閣総理大臣石破茂が過去に新潮社から出版した著書4冊のダイジェスト版論考集といった位置付けの本書
我が国のリーダーが、いったいどんな考えを持っているのか?それを知ることはとても重要なことなので読んでみました
率直に言わせもらえば…好き(*´ω`*)(おい)
いや、昔から石破さん好きやったのよ〜
なんで、元々その言動は注視していたので、わいとしては目新しい発見は一切なし
「地方創生」やら「安全保障」とかな
うん、知ってたって感じ
ここでは、石破さんのなにがそんなに好きなのかということについて明確にしたいと思います
ズバリ!「声」です!
いや政策とかと違うんかーい!
いいじゃ -
Posted by ブクログ
石破さんが首相になる前に書いた本。ま、編者がいるので語った本、可。
石破さんの人となりがわかる。
教養を感じる。
考えてる。
ここ数代の首相のような原稿丸読み答弁でないことからも明らか。
この本に書かれていること、つまり持論を語っているのだから、
自分の言葉で答弁できるのは当然でもある。
もっとも自民党縛りがあるものについては、本と矛盾してるけど。
自分の言葉で語ることのできる人が政治家であるべき。
そうでなければ人を説得できない、ついていけない。
今回の自民大敗は裏金だけでなく、
そうした政治家の姿に国民が辟易したからでもあろう。
ということで私は石破さんには好意的ではある。
だけど、覚 -
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ネタバレ石破茂氏といえば、改憲論者で、防衛大臣経験者。(失礼ながら)軍事オタクというイメージぐらいしかなかったが、この本で考えを改めなければならないと思った。
石破氏は自らを「保守リベラル」と位置付ける。保守の思想的源流はエドマンド・バークにあり、その本質は寛容性である。「人間も人間社会も完璧ではない。必ず間違いを犯す可能性がある。だからこそ、自分たちだけが正しいと思わず、常に異論、反論に耳を傾けるべきだ」という。
石橋氏が日本の保守リベラル政治家の範に置くのは、戦前に東洋経済新報社のジャーナリストとして活躍し、のちに社長となり、戦後には総理大臣となった石橋湛山である。そして石橋湛山の「小日本主義」こ -
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日本の持続可能性 人口減少 原子力発電
→本気で目標を決めて取り組んだことが無い! 全く同感
明治以来、連綿と続いてきた中央と地方との関係を根底から覆す
地方創生 日本列島改造論 田園都市国家構想 ふるさと創生
(1)国家としての危機感 東京問題への対処
(2)人口減少問題への取組を最優先
(3)中央と地方の在り方を変える
グローバル化IT化に対して
日本は人件費削減・投資削減、デフレ化・有効需要削減で対処してきた
この間、賃金は一貫して低下 こんな先進国は他に無い
労働生産性を引き上げるという前向きの取組が無かった
東京の高齢化という問題
介護や労働力不足に地方の労働力を集めかねな -
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ネタバレ「丁寧に説明を」
という言葉が、何度出てきたことか。
「誠実」
という文字も、何回繰り返されたことか。
石破さんのお人柄が良く伝わって来ました。
閣外に出て以後、マスコミで取り上げられることが減った石破氏ですが、おそらくじっくりと根を張っていらっしゃるのでしょう。
地方票の人気がある理由がよく分かります。
目前に迫っている自民党総裁選、ちょっと楽しみです。
政治とは少し離れますが、
本書で紹介されている、田中派の選挙事務所での仕事を紹介したくだりは、今自分が抱えている、ちょっと背伸びする必要がある難しい仕事をやり遂げるために、エールを送ってもらった気がしました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスタンスがはっきりしていて、主張も明確。基礎勉強としては面白い。
まず原則は「集団安全保障」。第一次世界大戦以降に生まれる。
これを機能させるために、加盟国は兵力その他の援助をする。それに関わることは安全保障理事会で決める(国連憲章第43条)
安全保障理事会15か国中、9カ国以上が賛成すれば決定。しかし、5の常任理事国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)のうち1つでも拒否したら合意は成立しない。非常任理事国は毎年半分が改選。
集団的自衛権の概念は、国連憲章第51条。
自国が攻められた場合に、安全保障理事会の対応までの間、「個別的又は集団的自衛」の固有の権利が妨げられるものではな -
Posted by ブクログ
・人口減少が止まらない今は有事である
・地方が蘇ることなくして日本が蘇ることはない
・各地方が本気で戦略的に自分たちで立ち直る方法を考えることが大切。それがなくしては国からお金だけまいても仕方がない。
・どの地方にもポテンシャルがある。
・コンパクトシティやCCRCのようなサステナブルなシステムを
・住民との対話ができているところが生き生きしている
・なんでも行政に頼る時代は終わった
優れたリーダー等により創生された地方の事例(隠岐、長久手市、伊西町など)がたくさん載っていて勉強になった。
やればできる、各地方各住民が今こそ本気で考えよう、と葉っぱをかけられているような本だった。 -
Posted by ブクログ
以前から石破氏に総理を務めてもらいたいと思っていた。メディアでの対応が非常に真摯であること、発言に嘘がなく一貫性を感じたからだ。この本を読んで、なおさら石破氏を支持したいと思えた。私利私欲でなく、党利党略でもなく、日本という国のことを真剣に考えていると確信したからだ。
理想を語ると必ず反対する人がいるが、その反対する人は対案はあるのだろうか?少しでも日本を良くしたいのであれば、あらゆることを頭に入れ、あらゆることを考え、変化する時代に沿っていかなければならない。私自身も、職場で意見言うと必ずと言っていいほど批判にあう。現状維持を続け、定年退職を目論む人が多いからであろう。職場を、顧客を、地域を