あらすじ
お任せ民主主義と決別し、地方から革命を起こさなければ、未来は切り拓けない。金融政策、財政出動のみで日本は甦らないのだ。「補助金と企業誘致の時代は終わった」「観光はA級を目指すべし」「官僚こそ地方で汗を流せ」「里帰りに魅力を付加せよ」――地方と中央、与党と野党、政官財、老若男女の別なく一致できる「創生への道」とは。初代地方創生大臣が具体的なアイディアをもとに示す、可能性と希望に満ちた日本論。
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Posted by ブクログ
日本の持続可能性 人口減少 原子力発電
→本気で目標を決めて取り組んだことが無い! 全く同感
明治以来、連綿と続いてきた中央と地方との関係を根底から覆す
地方創生 日本列島改造論 田園都市国家構想 ふるさと創生
(1)国家としての危機感 東京問題への対処
(2)人口減少問題への取組を最優先
(3)中央と地方の在り方を変える
グローバル化IT化に対して
日本は人件費削減・投資削減、デフレ化・有効需要削減で対処してきた
この間、賃金は一貫して低下 こんな先進国は他に無い
労働生産性を引き上げるという前向きの取組が無かった
東京の高齢化という問題
介護や労働力不足に地方の労働力を集めかねない ブラックホール
地方の自立
地方のことは地方に任せた方が上手くいく
竹中平蔵氏氏 二アイズベター
⇒政府の「地方創生担当大臣」は矛盾した存在
これは一番正当な判断・意見
判っているが今の安倍政権・自民党政権そして霞ヶ関の限界
多分、この延長には「正解はない」多分失敗してもっと悪くなる
その時、日本はどう変わるか
Posted by ブクログ
・人口減少が止まらない今は有事である
・地方が蘇ることなくして日本が蘇ることはない
・各地方が本気で戦略的に自分たちで立ち直る方法を考えることが大切。それがなくしては国からお金だけまいても仕方がない。
・どの地方にもポテンシャルがある。
・コンパクトシティやCCRCのようなサステナブルなシステムを
・住民との対話ができているところが生き生きしている
・なんでも行政に頼る時代は終わった
優れたリーダー等により創生された地方の事例(隠岐、長久手市、伊西町など)がたくさん載っていて勉強になった。
やればできる、各地方各住民が今こそ本気で考えよう、と葉っぱをかけられているような本だった。