エイドリアンマッキンティのレビュー一覧
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慣れてきたのか、前作よりも読みやすかったです。
とりあえず1巻の序盤で投げ出さなくて良かったです。
このままシリーズを追いたいと思います。Posted by ブクログ -
読み手として、アイルランド統治法とか時代背景をよくわかっていないという点で致命的である上に、もともと翻訳小説が苦手な私は読むのがいつもより3倍くらいかかったのですが、次巻からどうなるのなかという終わり方だったので次巻も頑張って読みたいと思います。Posted by ブクログ
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<刑事ショーン・ダフィ>シリーズ第三弾。今作を以て第一部完結らしいが、地味な前作とは打って変わり、サッチャー首相を狙ったIRAによる爆弾テロ(史実)を物語に絡めた中々スケール感の大きい仕上がり。売りでもある<密室殺人>のトリックは予想の範疇だったが、作品世界に【異物】を然程無理なく取り込めている点は...続きを読むPosted by ブクログ
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1980年代初頭の北アイルランド。
主人公の熱血衝動よせばいいのに行動や皮肉と混乱を読んでて実に疲れる。途中までは退屈で何度も止めようかと思いながらも魅かれるモノがあって後半75%くらいから俄然話が転がり出す。ここまで我慢できるかどうか。
シリーズ物なので次も読んでみようと思う。
作品紹介・あら...続きを読むPosted by ブクログ -
<刑事ショーン・ダフィ>シリーズの第二作目。前作では然程意識しなかったけれど、このシリーズがハードボイルドの様式美に則っていることを改めて実感。本筋にデロリアン社の没楽という史実を絡めるのは面白い試みだが、謎解きに関しては前作以上に後出し感が強く、終盤の展開も些か芸がないような気がする。ミステリーの...続きを読むPosted by ブクログ
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北アイルランド紛争に関する知識がない私は、解説なしでは各組織の対立関係を全く理解出来なかったと思う。一触即発の紛争地域が舞台ではあるものの、警察署の面々の牧歌的な雰囲気やウィットに富んだ会話により、緊張感は適度に抑え目。インテリな設定に反して直情径行な主人公・ショーンには共感し難いが、今作がダークヒ...続きを読むPosted by ブクログ
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もしかしたら誘拐された娘が解放されて終わる第一部だけで物語を閉じてしまってもよかったかもしれません。強烈に後味の悪い話になるでしょうが。
とはいえ第二部では、事件後の被害者であり加害者である主人公たちの精神的に疲弊していく様子、これからずっと不安や終わりのない閉塞感を抱えて生きていくこと、そこから...続きを読むPosted by ブクログ -
IRA全盛時代のかなり荒れた時代のアイルランドを舞台にした警察小説でかなり評価された作家なのだけど思ったような儲けが出ないということでUberのドライバーに転身していたというから驚き。大家のドン・ウィンズロウが才能を惜しんで自分のエージェントを紹介して書かせた作品、ということのようで興味津々で手にと...続きを読むPosted by ブクログ
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後半、怒涛のテンポで進んでいく。上巻のハラハラドキドキとは少しテイストが変わり、レイチェルのチェーンを断ち切る為に立ち上がる様子が丁寧に書かれていた。ラスト80ページ、悲鳴をあげた。Posted by ブクログ
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現代ネット社会の闇を映したミステリー小説の上巻。主人公・レイチェルの娘のカイリーが誘拐され、レイチェルは身代金&他の子供の誘拐を指示される、レイチェルは誘拐した子供の親に身代金&誘拐を指示し、被害者から加害者へと変わり、その後も誘拐はチェーンの様に連鎖していく。登場人物はSNSを使って他人の個人情報...続きを読むPosted by ブクログ
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下巻ではしょっぱなからギアあげつつ、途中からハリウッドライクな(FPSゲーム的な)アクションありのノンストップ展開でラストまで進行する。銃やらドラッグが日常化しているアメリカならではの展開かつ、アメリカ社会に蔓延するウーバーイーツなどのシェアリングビジネス&Facebookになどのソーシャルネットワ...続きを読むPosted by ブクログ
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血の日曜日事件に代表される紛争真っ只中の北アイルランドが舞台。
カトリックでありながらプロテスタント優位の警察で奮闘するダフィが主人公。
テロ組織絡みの殺人事件が発生し、一旦は同性愛連続殺人事件に物語が進んでいくが、最後はまた紛争絡みに戻る。
ラストのダフィが襲われたあたりからはMI5も参戦し...続きを読むPosted by ブクログ -
チャールズ皇太子とダイアナが結婚式を挙げる時代のアイルランドを舞台にしたミステリー。同性愛者が連続で殺される事件を主人公のダフィー巡査部長が解き明かす。ダフィーはどこか一匹狼の、ある意味よく小説に登場する刑事であり、キャラの魅力で本作を読み進められる。後半は意外な真相に迫り、ダフィーが危機に陥りなが...続きを読むPosted by ブクログ
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訳文がしっくりくるまで時間がかかった。主人公たちが使う「あい」という返事の原文は何かわからないがそう訳す必要あり?またアイルランドの複雑な政治宗教事情も理解が難しい。でもこちらは分かってくるとだんだん面白くなってくる。ストーリー自体は楽しめた。ただ主人公については本作ではあまり魅力を感じなかった。次...続きを読むPosted by ブクログ
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「IRA=テロ組織」くらいの知識しかなかったので、カトリックとプロテスタントそれぞれに根ざしたいくつもの組織の複雑さに最初は混乱してしまった。それでもだんだん何となくわかってきて、どんどん読んでいけた。とにかくその背景設定が新鮮。
ただ、何と言うかその背景の割に展開と主人公のキャラが軽いような気が...続きを読むPosted by ブクログ