本郷和人のレビュー一覧

  • 戦国武将の明暗

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    元々週刊誌の連載ということで、繋ぎは気を遣いつつもエッセイ風というか、最後に何か落ちがくるわけでもなくかなりライトな印象…なのだけど、散りばめられている仮説は流石と唸らされるモノが多く勉強になった。特に日本は「都」と「鄙」の二つの「国」(近代の国家的概念ではなく、捉え方としての)がある、という考え方はまさにその通りだと痛感した。未来から見た歴史は常に結果をしった状態で眺めることになるので、今生きている自分たちの物差しを当てはめることは真っ先に疑わなければならないと、あらためて認識したところ。

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    2015年04月05日
  • 戦いの日本史 武士の時代を読み直す

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    日本史は暗記ものではないよ!
    ということを伝えるべく書かれた本と言いますか。

    二つの対比によって、それぞれを浮かび上がらせる、という手法で書かれた本です。

    史料を文字通りにしかとらえないのでは、何も理解できないというのは、よか分かる気がします。
    踏み込んで考えないと、ただの年表なので。

    通説といわれるものと、違う解釈が多々出てくるので、
    とてもおもしろいのではないかと思います。

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    2013年08月06日
  • 戦いの日本史 武士の時代を読み直す

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    内容的には既出の研究だが、「対比列伝」形式になっている。「平清盛と源頼朝」「細川勝元と山名宗全」「豊臣秀吉と徳川家康」辺りはベタですなあ。
     でも、本郷先生の真骨頂はやはり東と西の中世日本の違い。なので、「北条重時と九条道家」「北条氏康と今川義元」「織田信長と三好長慶」あたりは、全体的な中世像との関連で生き生きとしている感じ。
     中世の始まりと終わりを清盛から家康までと設定しているのが何とも面白い。半日程度で読むにはもってこいの分量なのもよい。

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    2012年11月29日
  • NHKさかのぼり日本史(8)室町・鎌倉 “武士の世”の幕開け

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    ネタバレ

    ≪目次≫
    はじめに
    第1章  足利義満「日本国王」の権力
    第2章  足利尊氏「京都」に挑む
    第3章  北条時頼 万民統治への目覚め
    第4章  源頼朝「東国」が生んだ新時代


    ≪内容≫
    さかのぼり日本史シリーズの第8巻。中世史で旬な本郷和人なので安心して読める。
    テーマは、野蛮な武士が天皇や貴族を乗り越えて、一人前の政治家になっていく過程が、足利義満、足利尊氏、北条時頼、源頼朝の順で描かれています(さかのぼりだから、新しい順に)。

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    2012年05月30日