山尾悠子のレビュー一覧

  • 歪み真珠

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    山尾悠子三作品目。なんだかんだ癖になるところがある。
    こちら今まで読んだ作品の中でもさらに読みやすかった。各作品は絶対に全て理解できない(感覚的にも)という感覚がクセになってきそう笑
    また何か既存の作品を念頭に小説というアプローチを取ることが、僭越ながらそれなら自分にもできるかもしれないと思わせるので、少し親近感がわく。
    特に好きだったのは、「娼婦たち、人魚でいっぱいの海」「向日性について」「アンヌンツィアツィオーネ」の三作品。

    「娼婦たち、人魚でいっぱいの海」夢の棲む街を思い出しつつ、セイレーンの歌声を聞いたような感覚に
    「向日性について」純粋に発想にうなった
    「アンヌンツィアツィオーネ」美学的には一番好きだった。羽が髪の毛に編み込まれている様子など。
    ーよもや竜(ドラゴン)と戦う天使ではあるまい。剣をお持ちではなし…天使を見た日の夜、編んだ髪をほどくとそこからは必ず数片の白い羽毛がこぼれ出した。…
    ーあのかたとわたしとのあいだには約束がある。
    ーどのような結末を迎えることになるのか皆目見当がつかないにしても、人としてのわたしの人生はすでに神ではなく天使の領域に侵犯されている。…

    「美神の通過」最後に触れられているようにエドワード・バーン=ジョーンズの作品にまんまの一枚がある笑
    「娼婦たち、人魚でいっぱいの海」
    「美しい背中のアタランテ」ギリシャ神話より
    「マスクとベルガマスク」フォーレの曲より
    「聖アントワーヌの憂鬱」フローベールの文学で、それに触発された絵画など
    「水源地まで」勝手に夜叉ヶ池を思い出していた
    向日性について
    「ドロテアの首と銀の皿」聖女ドロテア。首は銀の皿と相場が決まっている。トマジ!
    「夜の宮殿の観光、女王との謁見つき」「夜の宮殿と輝くまひるの塔」夜の宮殿!

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    2023年07月08日
  • 山の人魚と虚ろの王

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    山尾作品2作目、こちらの方が断然好きでした笑
    ルドン「夢の中で 幻視」が装丁され、それを「モチーフに「絵の中に行けるとしたら、どんな道筋か」を考えた」とのこと。
    言われてみれば、確かにこの絵の雰囲気が文字として落とされていて、それが心地よいかは別としても、作品と相成っている。読んでいる最中の感覚はカヴァンの『氷』が近かった、単純に場面が切り替わり・登場人物がよくわからないからですけど笑

    ちょこちょこ変、それが怖さでもあり、可愛さでもあり、面白さでもある。そんな不思議な感覚を得ました。この文が、ということはないのですが、全体の雰囲気、読んだものにしか伝わらない雰囲気。
    パンを溜め込む性癖の妻、可愛いんだよなあ笑

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    2023年06月27日
  • ラピスラズリ

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    循環する物語。冬は生き物が静まる季節。しかし、やがて春が来る。夜になると、人は眠る。しかし、やがて朝を迎える。人も犬も、生きて死ぬ。しかし、やがて新たな生命が産まれる。死も夜も冬も永遠ではなく、いつか明けていく。眠りについた者たちの思いとともに、明日を生きよう。

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    2023年04月21日
  • 迷宮遊覧飛行

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    山尾悠子氏の本や作家との関わりあってきた人生を垣間見るような一冊。
    アーサーラッカムの載った表紙から装丁も素敵です。

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    2023年04月16日
  • 増補 夢の遠近法 ──初期作品選

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    精巧で美しい、言葉の曼荼羅のような、、
    酔える余裕がないときは紙の上を視線が滑るだけだった。

    精巧なとか書いたものの、よりハマったのは構造系よりも物語要素の強いほう:
    ジェットコースター展開からの穏やかで官能的なラストシーンが印象的なムーンゲイト、見知った果物ですら雰囲気と漢字によってやたら魅惑的にみえる支那風小夜曲集(の龍の帰還)、結末はよくわからなかったけれど、とにかく文章を追うのが楽しかったパラス・アテネなど。

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    2023年02月26日
  • ラピスラズリ

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    山尾悠子が2003年に発表した2作目の書き下ろし長編小説の文庫版。旅の途中、深夜に訪れた画廊で見かけた銅版画から始まる物語です。極限までそぎ落とした文章で、おいそれと簡単には物語に近づくことのできません。じっくりと考えながら咀嚼して味わうことを要求されます。日本にも、こんなに素晴らしい幻想文学が存在するのかと驚きました。

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    2022年12月05日
  • 歪み真珠

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    ひとびとをおののかせる、大理石の巨大な女王ないし女神。ひそかに異世界と通じている魔女たち。娼婦たちの島。夢から覚めても忘れがたいイメージの断片を集めたような短編集。

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    2022年08月24日
  • 須永朝彦小説選

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     本書巻末の「編者の言葉」を読んで、須永朝彦という人物を知ったのは、後半生のアンソロジストとしての仕事を通じてだったのだなあ、と分かった。

     作家としての作品は初めて読むものばかり。確かに読者を選ぶ作品が多いとは思うが、掌編と言っても良いような作は面白いし、読みやすい。
     もっとも、『小説全集』刊行時にパンフレットに寄せた文章にある「現実の自分には望み得ぬ境涯、言い換へれば自分が変り代りたき存在を選び取り、その肖像を描く事が即ち私の小説の方法となつた。」との一文にあるとおり、美しき吸血鬼や天使が度々取り上げられる。

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    2021年12月03日
  • 須永朝彦小説選

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    ・須永朝彦を知つたのはいつのことであつたか。私は歌人としての須永をほとんど知らない。歌人であつた、歌集を出してゐるといふことを後に知つた。私が須永を最初に知つたのはやはり「就眠儀式」であつたと思ふ。これは1974年に出てゐる。私が見つけたのはこれよりもかなり後のこと、めつたに行かない書店でたまたま見つけた。その頃には須永は短歌を捨ててゐた。山尾悠子編「須永朝彦小説選」(ちくま文庫)の「編者の言葉」によれば、「短歌となるとやはり直接教えを乞うた師からの影響が色濃いようだ。其れかあらぬ か、須永は作歌からは早々に離れてしまい、没後に歌集未収録作少々のみ残されていた由。」(303頁)とある。私は後に須永の短歌を読んだ時、直ちに塚本邦雄を思ひ出した。山尾は「一時は歌人・塚本邦雄に師事。」(同前293頁)と書いてゐる。これまで須永の書いた文章、あるいは須永について書いた文章をたまに読んだことはあつたが、塚本との関係に触れたものはなかつた。これで私はやつた納得できた。たとへ一時的ではあれ、須永は塚本の弟子だつたのだ。須永はそれを明らかにしなかつたらしい。その流れから行けば、須永があのやうな短歌や小説を書いたのもうなづける。本書は「就眠儀式」から7編、「天使」からも7編等の計25編を収 める。「私生活では旧仮名遣い・正漢字使用を生涯貫いた。(中略)旧仮名のひとという印象はつよい。」(294頁)とある。これも塚本の影響であらうか。「小説の文庫化はイメージ的に言って誰もが想像し難かったのではないか。しかもこの度はちくま文庫編集部の英断により、旧仮名遣いでの出版となった。」(296頁)さう、本書は正字正仮名ではないが新字正仮名である。塚本の文庫でも正字どころか仮名まで新しくされてしまふ時代である。「文体の技巧を凝らし、時には擬古文まで駆使する須永朝彦の創作ともなれば」(同前)さうするしかないとの編集部の「英断」、これは有り難いことであつた。
    ・私は須永の短編集といつても「就眠儀式」しか知らない。本書から「天使」もあつたのだと知つた。須永の天使は例へば、「十七、 八歳に見え(中略)金髪碧眼、肌が乳色に近いほど皓く、その肢体は古代希臘とかルネサンス時代の少年の彫像を想はせる。両腕の付け根よりやゝ内側によつた背中から、腕の長さくらゐの金色の翼が生えてゐる。当然のことながら真裸だつた。」(「天使」二77 頁)といふもので、これならば、所謂天使のイメージにたぶん合致しさうである。ところが最期には、描かれた己が肖像を見た天使は主人公に「感謝の抱擁をした。抱擁はくちづけを誘ひ、そのまゝ寝台に圧し倒された百合男は炎に灼かれ、肉の煉獄に墜ちていつた。(原文改行)その夜遅く云々」(同90 頁)といふわけで、百合男は天使に食はれてしまつたらしい。かうなると、もしかするとこれは所謂堕天使なのであらうかと思ふ。かういふ天使を須永は描いたのである。これに対して吸血鬼は「金髪碧眼の青年」(「就眠儀式」42頁、「神聖羅馬帝国」49頁では 「美青年」)である。もしかしたら萩尾望都の「ポーの一族」に近いのかもしれない。巻頭の「契」も「廿歳前後の美しい青年」(9 頁)である。「ぬばたまの」は美貌の女性であるらしいが、これは男の血を吸ふに失敗して焼け死ぬらしい(14頁)。男であれ女であれ、須永の吸血鬼は美貌である。いや、登場人物がと言へるかもしれない。そんなのが「文体の技巧を凝らし」て語られられるので ある。癖のある人物も出てこようといふものである。これも塚本好みであらうか。好き嫌ひはあらうが、吸血鬼好きにはおもしろい。

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    2021年11月05日
  • 須永朝彦小説選

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    今年2021年5月に没した耽美幻想派の作家の作品から
    山尾悠子がセレクトした逸品集。
    収録作は、

     契
     ぬばたまの
     樅の木の下で
     R公の綴織画
     就眠儀式
     神聖羅馬帝国
     森の彼方の地
     天使Ⅰ
     天使Ⅱ
     天使Ⅲ
     木犀館殺人事件
     光と影
     エル・レリカリオ
     LES LILLAS――リラの憶ひ出
     月光浴
     銀毛狼皮
     悪霊の館
     掌編 滅紫篇
     聖家族Ⅰ
     聖家族Ⅱ
     聖家族Ⅲ
     聖家族Ⅳ
     蘭の祝福
     術競べ
     青い箱と銀色のお化け

    ――の、全25編。
    隙のない流麗な文体で、
    殊に掌編の上手さ(美味さ)が際立つ。

    個人的BEST3を挙げるとしたら、圧巻の巻頭、
    中秋の名月にチェンバロを奏でる
    アルバイト要員を募集する《私》の目的「契」、
    一人の青年を挟んで姉と弟が嫉妬し合うという
    塚本邦雄(作者の短歌の師)の小説風な物語
    「木犀館殺人事件」、
    地図を広げて追憶に耽る男性の来し方、
    ナボコフ「ある怪物双生児の生涯の数場面」への
    オマージュ「聖家族Ⅳ」――といったところ。

    作家自身の指向は知らないが、女嫌いなのか、
    女性を排除した美的空間の構築に余念がなかった印象。
    だが、読み進めるにつれ、
    男性の同性愛や女性嫌悪云々より、
    単に自己愛の強い人だったのか?
    と感じるようになっていった。
    鏡に映った自分の分身だけを愛していた――
    とでも言おうか。
    そう考えて表紙を見直したら
    カラヴァッジョ「ナルキッソス」だったので、
    やはり……と苦笑いしてしまった。

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    2021年10月01日
  • 飛ぶ孔雀

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    ネタバレ

    文体に慣れなくて読むのにものすごく時間がかかってしまった。
    ジャケ買いした今年の夏読書やったんやけど、夏終わってしもたやんけ。

    これは子育てしながらちみちみ読むもんじゃなかった。人物も時空も入り乱れてるので(章ごとにじゃないよ。一文ごとに入り乱れてるからね)腰据えて読まんとわけわからんなる…実際この話の半分も理解できとるとは言えない…でも世界観に圧倒されて思わず高評価…すごい…
    舞台はSFで、手法は幻想文学なんかな。夢の中みたいな世界だよ。

    最後みんな山に集結するとおもうやん。実際みんな山に来たやん。それでみんなの話が最後繋がるんやなあと思わせといて絶対に世界が交わらないという展開にすごい衝撃を受けた。

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    2021年09月22日
  • 歪み真珠

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    ネタバレ

    山尾悠子さんの世界観が大好きです。
    理解出来てない部分が多いとは思うのですが、でもどのお話も定期的に読み返したくなる。
    この独特な世界観と文章。
    一度ハマると抜け出せない。

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    2021年05月09日
  • 飛ぶ孔雀

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    金井美恵子の解説が邪魔なこと以外、めっちゃおもろかった
    ファンタジーと現実の融合が、中井英夫をちょい感じた。

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    2021年01月26日
  • ラピスラズリ

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    作者という幻視者にしか見えない幻想が、読者の想像力をもって読者だけの姿で浮かび上がるという読書の快感。現実を喪失させる嬉しさを存分に味わうことができる。
    それこそ小説という媒体、映像のような実像ではない、文章が導く言語化できない幻想の世界がこの本にはある。
    極端に言えばそれを味わうことができれば満足できて、考察とか解説とか、この本には必要ないとすら思っている。

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    2020年06月21日
  • 歪み真珠

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    面白かったです。バロック。
    幻想的ですがシビアな世界で好きです。ふわふわでなはなく、ダーク。
    「娼婦たち、人魚でいっぱいの海」「火の発見」「紫禁城の後宮で、ひとりの女が」が好きでした。
    「火の発見」は《腸詰宇宙》のお話で嬉しかったです。
    「紫禁城の~」はラストシーンが美しくて力強くて好きです。これからは、纏足でなく自身の足で歩ける喜び…それが人間の足でなくとも。
    充たされた時間でした。

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    2020年05月06日
  • 歪み真珠

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    この世界のどこでもないどこかで名前の無い誰かが見た夢のような一幕。今いる世界に疲れた、少しだけ喧騒から離れたい。そんな人におすすめしたい幻想の短編集。

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    2020年04月25日
  • ラピスラズリ

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    幻想のような小説。
    言葉の奔流にもがきながらもしがみついて辿り着いたラスト。冬眠者が長い冬を越え、鳥のさえずりを合図に目を覚ましたような、透き通った静寂、淡い光、吹き抜ける春の風を感覚した。

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    2019年04月14日
  • 増補 夢の遠近法 ──初期作品選

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    文章が素敵、綺麗。
    各話ストーリーも不思議な魅力でいっぱいです。
    この方の著作は初めてでしたが、一気に魅了されました。

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    2019年01月07日
  • ラピスラズリ

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    冬になると鍵をかけた部屋で人形と共に眠る貴族の「睡眠者」と、その屋敷に仕える者たちの物語。
    冒頭の版画の世界へ飛び込んだようだった。
    繊細で優美で不思議な言葉で敷き詰められていて、ちょっと毒と寂しさがある。
    特に79、80ページの料理の描写が最高。

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    2018年10月02日
  • ラピスラズリ

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    ネタバレ

    不思議な世界観でファンタジー的というか、フィクションでしかありえない雰囲気がよかった。
    後書きにもあった、まさに言葉で作られた世界という感じ。
    いつもと違う読書体験ができてよかった。

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    2017年02月15日