【感想・ネタバレ】飛ぶ孔雀のレビュー

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Posted by ブクログ

トマス ピンチョンは未読なのですが、ことによるとピンチョン的作品なのかもと思いました。
音楽で言うと、フリージャズやアンビエント系の様な抽象が中心をなしている。
合わないと苦痛かも知れません。散漫の美学、中央の無いカオスの美学かもと思います。

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2023年06月06日

Posted by ブクログ

単行本で既読だが、内容は頭に入り切っていないのでいずれ文庫で再読を。
しかし皆川博子「U ウー」と同じ日に文庫化されるとは。嬉しい。

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2020年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文体に慣れなくて読むのにものすごく時間がかかってしまった。
ジャケ買いした今年の夏読書やったんやけど、夏終わってしもたやんけ。

これは子育てしながらちみちみ読むもんじゃなかった。人物も時空も入り乱れてるので(章ごとにじゃないよ。一文ごとに入り乱れてるからね)腰据えて読まんとわけわからんなる…実際この話の半分も理解できとるとは言えない…でも世界観に圧倒されて思わず高評価…すごい…
舞台はSFで、手法は幻想文学なんかな。夢の中みたいな世界だよ。

最後みんな山に集結するとおもうやん。実際みんな山に来たやん。それでみんなの話が最後繋がるんやなあと思わせといて絶対に世界が交わらないという展開にすごい衝撃を受けた。

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2021年09月22日

Posted by ブクログ

金井美恵子の解説が邪魔なこと以外、めっちゃおもろかった
ファンタジーと現実の融合が、中井英夫をちょい感じた。

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2021年01月26日

Posted by ブクログ

読み返したら、もう少しわかるのかなぁ。
イメージはなんとなく捕まえられますが、時空を行ったり来たり。非常に脳髄をゆすられながら読んでいる感じになりました。たまには、よいのかもしれません。

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2022年11月01日

Posted by ブクログ

中編が2つ。1つめは、石切り場の事故で火が燃えにくくなり、火を運ぶ娘が大茶会で孔雀になる話。もう1つは、事故現場近くのラボへ送られた男が戻ってくるまでの話。と、いうことなのですが、あまりに難解でよく分かりませんでした。日本SF大賞や大臣賞を取ってますが、審査員はちゃんと理解できたんでしょうか....

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

わからない…正直に言って…わからない…。
一章ごと、あるいは一小節、時には一文ごとに様々なパラレルワールドが展開され、自分が今何処にいるのかが、わからなくなる…。
読み終えた今も、作品のどこかに留まったままのような気がする…。

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2021年12月11日

Posted by ブクログ

シブレ山の石切り場で事故があって、火は燃え難くなった。
シブレ山の近くにあるシビレ山は、水銀を産し、大蛇が出て、雷が落ちやすいという。
真夏なのに回遊式庭園で大茶会が催され、「火を運ぶ女」に選ばれた娘たちに孔雀は襲いかかる。
――「I 飛ぶ孔雀」

秋になれば、勤め人のKが地下の公営浴場で路面電車の女運転士に出会う。若き劇団員のQは婚礼を挙げ、山頂の頭骨ラボへ赴任する。地下世界をうごめく大蛇、両側を自在に行き来する犬、男たちは無事に帰還できるのか?
――「II 不燃性について」

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2021年09月08日

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