しめさばのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレいやあ、なんとか終わったよ。
うん、まあ納得。そうなると思ってはいた。
それにしても二人ともめんどくさすぎる!
そこが良いとは、さすがに言えないなあ。
もうちょっとどうにかできなかったのかい。
つまりは勇気の問題なんだと思うけど。
下巻はついに沙優ちゃんが東京に帰ってきて一方後藤さんは仙台に転勤になって、改めて吉田がそれぞれへの想いを確認すると言う展開。
正直これで沙優ちゃんに傾くようなら本を投げ捨てるところだった笑。そうならなくてイヤ本当によかった。
それにしても大人二人に対して沙優ちゃんは大人になったなあ。強くなったなあ。そしてカッコよくなった。
シリーズはこれで終わりだろうけど沙優ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んで真っ先の感想は、おまえら中学生か! と、後藤愛依梨めんどくせー女! の二つだ(笑)
いやほんと、神田さんの気持ちがよく分かる。
これは怒るだろうよ。バカじゃないのと。
二人っきりのお泊まり旅行でそこまで行っときながら何も無しで帰ってくるとは!
あ、吉田のバカヤロウも感想に付け加えよう(爆)
これどうなんだろうね。もし自分だったらと思うとちょっとやってられないかもしれない。そして沙優ちゃんを待つ意味が、更にめんどくさいと言うもうね、ここまで来たら最後までやってくれと言う気分。
しかし後藤さんにとってのバッドエンドしか想像できないのだけど、さて?
どうか納得できる展開が待っていますように -
Posted by ブクログ
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 上
著者: しめさば
イラスト: ぶーた
あらすじ
私の気持ちは「本当」の気持ちですか? 後藤愛依梨の恋の行方を描く外伝。
お互いに「好き」だと分かっている吉田と後藤。沙優が家に帰り、日常を取り戻す中で、改めて自分たちの気持ちに気づいていく。「今度は私から告白する」との約束を果たすため、後藤は吉田を京都旅行に誘うが……。
感想
これぞラノベのラブコメ!じれったい展開が繰り広げられ、読んでいて思わず笑みがこぼれます。後藤さんは大人びた女性として描かれていますが、実際の年齢は20代後半で、まだまだ「乙女心」が -
Posted by ブクログ
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 三島柚葉
著者:しめさば/イラスト:ぶーた
その唇に触れる。そして、恋が終わる。
片思いの相手・吉田の家に同居していた女子高生は北海道に帰った。表面上普通を装うが、どこか気が抜けている吉田。いつまでも鈍感な彼に焦れた三島は、強引にその唇を奪って…。三島柚葉の恋の終わりを描く、外伝。
「ひげひろ」の外伝として、三島柚葉の視点から描かれる本作は、彼女の切ない片思いが心に深く響きます。吉田への気持ちが強く伝わる一方で、吉田の鈍感さに焦れる三島の感情もリアルに描かれています。恋の終わりが近づく中、切なさと清々しさが入り混 -
ネタバレ 購入済み
沙優を1人で帰らすのは、きっと
沙優がいよいよ北海道に帰る決意を固める前日譚。
吉田、三島、後藤、橋本、アサミらと出会えた事は、闇に堕ちる寸前だった沙優にとって掛け替えの無いものであったと改めて感じる今巻。
現実には悪い方向に行ってしまう事件報道しか耳に入りませんし…。
アサミに教えて貰った丘で、沙優が「都会だから星が見えないんじゃなくて、見えないところにいるから見えないだけ」と言うシーン、何気に好きです。
あとやっぱり私は、この作品で一番好きなキャラは三島柚葉だと感じられた今巻。
「月が綺麗ですね」に対して、その反応は無いだろう、吉田。
クライマックスを迎える本作、原作を読んだのは既に数年前だけど、近い内に改めて再 -
ネタバレ 購入済み
何ともアッサリとした冒険譚と呼んで良いのか迷う作品ですが、本作の主人公アシタにとっては紛れもない冒険の記録なのでしょう…。
ダンジョンの直ぐ傍の書店で、旅に出てしまった店長から店を任されているアシタ。
本が売れれば好かったのでしょうが、この世界の冒険者たちに読書家は居なかった様で…。
書籍を売るのは半ば諦めて、情報を売る事にしたアシタ。しかし、情報は人伝で共有され…。
古代エルフ文化史書という超貴重書籍を餌にされ、ダンジョンに新たな発見された謎空間の遺構へと付き合わされる事に。
読書とは、著者の残した感情・言葉・人生を受取る事。
これまで多くの書籍を読んできたアシタは、読む側ではなく伝える -
ネタバレ 購入済み
夢の実現を目指して邁進した者、その夢を一緒に見た筈なのに逃げ出した者、その夢の実現を後押ししつつ自らの運命を託した者、硝子の向こうの世界の夢として見る事で精神的安定を得ていた者、その夢を高い位置から俯瞰し操る者、その夢に絶望した振りをする者。
なかなか魅力的なキャラが形作られてきていたのに、ストーリーは少し陳腐な感が否めないところが…。
それでも、最後まで読ませてしまう文章表現力は流石と言った処でしょうか。
あとがきで「とんでもないスケジュール」と記されていましたが、その影響なのか校正の見逃しと思われる箇所が数箇所…、読んでて気持ちが上がってきたタイミングで現れるので、一寸残念。
最後の最 -
ネタバレ 購入済み
アイドルという幻想を自らで具現化しようと懸命に駆け続ける少女たち、その夢を貪り「次への投資の為の再利用」と称する者たち、商業的な仮面の下で憤りを抑えきれなくなる少女。
とある理由から女性恐怖症となるが、異性への興味が無い訳では無くアイドルへの推し活動で精神的安定を得ていたが、それも倒壊寸前となっていた青年。
加えて、既に倒壊してしまったゴシップ誌記者。
芸能界周辺で昔から有る噂話を、それっぽく鬱憤を開放しようとしたけど、最後はどう捉えたものか…。
麗と優羽とのコンビでのラブコメとして良いのか、或いは他の意図があるのか…。
瀬在麗が振り向いて欲しかった「たった一人の男の子」って誰なんでしょう? -
ネタバレ 購入済み
今回は食べ物じゃなくって、…
前巻は食べ物関連が多かった気がしますが、今回はファッション関係でしょうか…
勿論、吉田にとっては直接的に言葉で求められなければ何の反応も無い様な展開ですが、今回は沙優との距離が少しは縮まっていますね。
あと、今巻は短編集というより、中編集的な短か過ぎず且つ本編とも微妙にリンクしている様な感じは面白かったです。
神田先輩成分が僅かに多かった感じなのも、また良しって感じですね。高校時代の失恋にお互いに得心のいく終止符を打てた事も。
アサミと後藤さんに三島も、当然ながら沙優もふんだんに描かれていますが…
本編と違う漫画家さんの執筆とは判りつつも、なんだか今巻の絵面は、本編との雰囲気の違いに前巻以 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2021年7月刊。読み友さんが本作の2巻目を絶賛していたので、興味を惹かれ、お取り寄せ。筆者の本は初めて(筆者の原作によるアニメ版『ひげを剃る。そして女子高生を拾う』は観たが)。
中学時代に付き合っていた、いわゆる「不思議ちゃん」系の彼女・藍衣(あい)の奔放さに付いていけなくなり、別れを告げた直後、彼女が引っ越ししてしまい……。以来、後悔と未練を引きずっていた少年・結弦。その結弦が通う高校に、藍衣が転校生として現れる……!
結弦と藍衣が互いの想いを改めて確認し、正しい距離感を見極め、「友達」として新たな関係性を築いていくまでの物語。
特に大きな事件が起きるわけでもなく、衝撃的な事実が明 -
Posted by ブクログ
人の心の痛みを感じる超能力(=イレギュラー)を持った桃矢がハチに出会い、裏社会の探索に能力を活かしつつ成長してゆくお話。
全般的に暗いお話ですが、その中でも桃矢の心の強さが光る、王道的な雰囲気も感じる作品でした。
作品全体で光(学園)と闇(裏社会)が対比されており、ヒロインも双方に配置されているところから、今後もこの比較が重要になりそうな雰囲気。
暗いかつ、読後の爽快感も無いので、合わない人もいる気がします。
しかし、光(学園)と闇(裏社会)の対比や双方に配置されたヒロインなど、色々と考えさせてくれる作品であると思います(そういう意味で、一般文芸に近い印象)。
本巻登場の超能力が更に活躍するで -
Posted by ブクログ
本編終了後の重要な脇役の一人だった三島さんに焦点を当てた後日談。
と言うか、彼女の恋の行くへの決着話だね。
恋の結果に関しては初めからお察しなのだけど、やっぱり行くと決めた時の、若しくは我慢が決壊した時の女の子の行動力には男は所詮敵わないわなあ。
まして吉田だしなあ。
いろいろ死ぬまで持って行く系の秘密が出来て、まあ、良かったのでは無いかと。
案外、爽やかに終わったしね^^
しかし、ラストのあれはフラグなのか?
えーそんな漫画みたいなフラグは許されんだろうと笑
あとね、沙優ちゃんはわかってた事だけど、こりゃかなーり大変だろうなあ。
頑張って欲しいもんだ。
そしてこの流れなら、後藤さんの