あらすじ
沙優の兄の登場により、吉田と沙優に残された時間は僅かなものとなった。 たった数日の中で、二人は何を語り、何をするのか。 吉田と出会い、壮絶な過去を乗り越えた先で、沙優が心に決めたこととは――。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
沙優ちゃん…。
三島さん、後藤さんとお話しして、
吉田さん、そして今まで出会ってきた
たくさんの人、つらい過去と向き合いながらも
必死に、明るく、前に進んでいく、そんな強い決意を持つことができてよかった…。
特に吉田さんとの話、これが、沙優にとって、
1番大切になってくるのだと思いました。
後藤さんの過去、気になる…?!
次巻が楽しみです。
沙優を1人で帰らすのは、きっと
沙優がいよいよ北海道に帰る決意を固める前日譚。
吉田、三島、後藤、橋本、アサミらと出会えた事は、闇に堕ちる寸前だった沙優にとって掛け替えの無いものであったと改めて感じる今巻。
現実には悪い方向に行ってしまう事件報道しか耳に入りませんし…。
アサミに教えて貰った丘で、沙優が「都会だから星が見えないんじゃなくて、見えないところにいるから見えないだけ」と言うシーン、何気に好きです。
あとやっぱり私は、この作品で一番好きなキャラは三島柚葉だと感じられた今巻。
「月が綺麗ですね」に対して、その反応は無いだろう、吉田。
クライマックスを迎える本作、原作を読んだのは既に数年前だけど、近い内に改めて再読してみようか思案中。