すずくらはるのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
予想と違ったけど大変よかった
作家さん買いです。
作家さん初めての中華風のお話で、しかしとてもよいお話でした。
妃の立場や皇帝の冷徹さや権力闘争、その背景で巻き込まれて行く子ども達の心情などもよく描かれていてとってもすんなり読めてよかったです。
最初は阿白と結ばれるかと思ったのですが別の展開になって、それもまたとてもよい展開でした。
皇帝が冷徹だけじゃなくて優しい人なのも魅力的でしたし、小梅の気持ちがまっすぐなのもとてもよかったです。
あとは鈴麗が大変愛らしい。癒されました。
ただ、タイトルと内容はそんなに合ってない気がしました。
別のタイトルつけてあげてほしいくらいでした。
そこだけ残念でしたが、タイトルって毎回作 -
購入済み
すれ違いとネガティブと
メインの二人が育ち故にネガティブ思考です。お嫁さんはポジティブの皮を被ったネガティブだったのですが、いつしかポジティブ一直線。幼い頃に出会って両片想いなのに、戦国の世が互いの言葉や感情を素直に受け止めることを許さないのがもどかしくも切なくてよかったです。
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購入済み
イラストに惹かれて購入
すずくら先生のイラストに惹かれ購入しました
この作品の関連作品から先に読みましたけど、登場する「嗣人」さん「翔也」さんと
関係がなかったので関連作品とはあとがき読むまで気づきませんでした
お祖母様にも認められ、海王とも暮らせるようになりよかった -
ネタバレ 購入済み
催淫の呪い
愛しい女の淫れた姿に何度も煽られながらもそれでもすぐに欲望のまま奪う事はせず、ぎりぎりまで歯を食いしばるエリアスの想いの深さよ。
ヒーロー目線あり。
ままならない状況や感情が極上のスパイスとなる展開に作者様の巧さを改めて感じた。 -
ネタバレ 購入済み
かわいくてハラハラした
好きな人を単純に褒めることができないヒーローと、そんな彼に認められるように頑張った結果呪われるというなんとも残念な組み合わせのお話でしたが、
いつものこの作家さんぽくなくて新鮮に読めました。
私としてはこの作家さんの、ヒーローの血を吐くような独白が好きなのですが、今回は葛藤するそれぞれのキャラクターを少し遠くから見られるような気持ちで読めて、これはこれでいいなと思いました。
一度かけ違っちゃうとどこまでもかけ違っちゃいますよね。
ハラハラしましたが、うまくいってよかったです。
そしてあの呪いって、実は兄王子の仕業とかないのかと思ったけど、とんだ濡れ衣でしたね。ごめんよマティア