高橋弥七郎のレビュー一覧

  • 灼眼のシャナXXI

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    新たな世界の創造をめざす「祭礼の蛇」坂井悠二は、御崎市に帰ってきて吉田さんと再会します。他方、「大地の四神」の協力を仰いだシャナたちは、「フレイムヘイズの使命」にも劣らないほど大事な、自分たちの信念にしたがって、悠二に最後の一撃を加えるための戦いへと踏み出します。

    吉田さんの手許にある「ヒラルダ」に込められたフィレスとヨーハンの想いや、「屍拾い」ラミーがめざしたものなど、これまでの伏線の回収に物語が動きはじめて、いよいよクライマックスに近づいてきたという感じがします。ロフォカレだけは今のところ何者なのかよくわからないのですが、きっと最終巻で明かされるのでしょう。続きを楽しみにしたいと思います

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    2018年11月28日
  • 灼眼のシャナXIX

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    「祭礼の蛇」本体の復活とこの世界への帰還を果たそうとする悠二の前に、シャナが立ちはだかります。これまで、フレイムヘイズとしての自分と、悠二を愛する一人の少女としての自分という、二つの心を抱えてきたシャナが、ついに一つになって悠二に対峙することになります。

    このシャナの姿は、フレイムヘイズとしての使命とアラストールへの愛を一つに生きた、かつての「炎髪灼眼の討ち手」のマティルダを髣髴とさせます。いとうのいぢによる、自信に満ちた微笑を浮かべたシャナのイラストもカッコよくて気に入っています。もちろん、強さと不安定さをあわせもっていた以前のシャナもいいのですが。

    幕間として、御崎市に帰還した佐藤が眠

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    2018年11月26日
  • 灼眼のシャナXVIII

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    フレイムヘイズ兵団と「仮装舞踏会」との全面戦争が始まります。ヴィルヘルミナ、カムシン、リードは星黎殿に突入し、それと呼応するようにシャナも行動を起こします。

    戦闘シーンのコアとなる人物の心理描写が、あいかわらず上手いと感じました。文字通り、「手に汗握る」ような緊張感が伝わってきました。

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    2018年11月25日
  • 灼眼のシャナXVII

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    ゾフィーが率いるフレイムヘイズ団と、「仮装舞踏会」との本格的な戦いの序曲といった感じの内容です。一方、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカの三人は独自にシャナを奪還する作戦に動き出します。

    悠二と「ともにいる」シャナの心情と、悠二から「離れてしまった」吉田さんの心情の描写が上手いと感じました。悠二をめぐってライヴァル関係にあった二人が、まったく別の立場に立たされたことで、それぞれの成長を遂げてゆく過程が、ていねいに描き分けられています。

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    2018年11月25日
  • 灼眼のシャナSII

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    短編が3編のほか、例によってフリアグネとマリアンヌの「なんでも質問箱!!」が収録されています。

    第1話「ドミサイル」は、シャナたちがヴィルヘルミナのためのサプライズ・パーティを企画する話。シャナとアラストールによる、悠二とヴィルヘルミナとの間の信頼関係を築くための作戦という意味も込められていて、本編の中にも自然に収まるような話になっています。

    第2話「ヤーニング」は、ヴィルヘルミナと「約束の二人」(エンゲージ・リング)との出会いを描きます。「クーベリックのオーケストラ」と並んで中心的役割を果たしている外界宿「モンテヴェルディのコーロ」の依頼を受けて、「紅世の徒」の運び屋「百鬼夜行」を追いか

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    2018年11月24日
  • 灼眼のシャナXXI

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    いよいよクライマックス間近・・・と何回書いた事やら。でも本当に架橋は近い感じ。いい加減終わってもらってほしい気がとてもする。

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    2018年10月09日
  • 灼眼のシャナXX

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    話が長すぎて何が何やらよく分からない展開に。過去の伏線を記憶しておくのも難しい。大体キャラが多すぎるので名前を覚えるのもやっと。ロシア文学じゃないんだからさぁ・・・。

    というのは、置いておくとして、いよいろ佳境。あとはうまく終わってくれるのを願うばかり。

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    2018年10月09日
  • 灼眼のシャナXVIII

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    前作からの発売が結構速かった。そして物語はクライマックスへ・・・て何回もみた台詞ですが、確かにクライマックス中のクライマックスにたどり着こうとしています。
    シャアは力を取り戻し、フレイムヘイズの中心戦力もいよいよ動き出す。果たして世界の行く末は・・・てな感じ。

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    2018年10月09日
  • カナエの星

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    ネタバレ

    評価:☆3

    「灼眼のシャナ」コンビが送る新作。
    相変わらずなんだけれども、独特な用語をまた改めて覚えないといけないからちょっと読みにくいw

    この巻は取りあえず世界観の説明というか、次の瞬間に何をしでかすか分からない「点火済みの爆弾」である主人公カナエが世界を救うヒーローに選ばれてその妹が敵サイドにいる、ぐらいの内容しかなかったw

    妹が(正体は明かさず)一巻から敵で表れるって珍しいけど、この主人公だと正体バレてもそんなにシリアスにならなさそうな気がするw

    「ズバリ、世界を救ってもらいます!!」
    「あなたの望みは、叶わない。死像(トランジ)は、目覚めた」

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    2015年09月02日
  • 灼眼のシャナ

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    購入済み

    ぅゎょぅι゛ょっょぃの話でした。
    なので一番の勘所は最後の戦闘シーンだったと思うのですが、そこが一番微妙で消化不良でした。
    そもそもこの戦闘で起きたことを正しく読み取れた方っていたのでしょうか?
    それとも僕の読解力が貧弱すぎるの??
    いずれにせよ何が書いてあるかよく分からず終わってしまった感じでした。
    あと敵が余り憎らしくないのも盛り上がりに欠いた要素の一つかと。
    ところで、トーチが人の「記憶」から消えていくのはいいとして「記録」はどうなるの?
    PC上のデータまで全て消えちゃうの?
    そういう事考える奴は無粋なの?

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    2014年12月01日
  • カナエの星

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    『灼眼のシャナ』に引き続き高橋弥七郎×いとうのいぢコンビの最新作。前作などの幻想系アクション小説が苦手な僕としては今作も違わず苦手な作品でした。キャラクターは好きなんだけどなぁ……

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    2014年11月11日
  • 灼眼のシャナ X

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    シャナちゃん可愛い。
    悠二はどっちが好きなんだろうみたいな言い訳はいいからハッキリしろ。
    一美ちゃんみたいなのは、同性に好かれないタイプ。怖い。
    千草さんとマージョリーさん素敵。
    池くんがんばれ私は好きだ。
    ケーサク、エータは良い子。
    アラストールさん良い人。

    小説で続きを読む予定はないけど、漫画で続きが出るなら読んでみたい。

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    2014年10月22日
  • カナエの星

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    導入部で話が始まったばかりなので、若干盛り上がりに欠けるか。
    カナエのポジティブさ結構好きかも。
    摩芙ちゃん可愛いけどめんどくさい。

    主人公とヒロインが敵陣営同士ってのは展開によってはかなり盛り上がりそう。
    三歳差ってのがまた絶妙の距離感で・・・・・・。
    と言っても今回のヒロインは先輩だったわけだが。

    今後の伏線の回収に期待。

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    2014年09月13日
  • 灼眼のシャナSIII

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    シャナの外伝や後日談などの短編集

    正直シリーズ終盤からの展開はあまり楽しめてなかったけど、この巻は懐かしいメンバーの話や、腑に落ちてなかった最終巻の補足的な話だったので、普通に楽しめた。やっぱり悠二とシャナは共闘してる方がいい、

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    2013年05月07日
  • 灼眼のシャナSIII

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    外伝も含めていよいよ最終巻。

    フューチャー&ホープが今までのまとめという感じでよかったけど、やっぱり話しのまとめ方に多少無理があったのかなと。
    それを隠さずに作品にしているのはある意味偉いけど。

    新世界に渡った二人?の話などそれなりに興味深かった。

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    2013年02月25日
  • 灼眼のシャナSIII

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    人間の姿になれるという設定が出来たのには萎えました。フレイムヘイズと契約解除した王が人間の姿になった方が何かと便利というのはわかりますが、それ以外の王や従は人化する必要あったのかなと。リベザルはカブトムシの姿のままでも充分素敵だったので、人化していた時はショックでした。
    シャナは外見が人外でも性格が可愛かったりかっこいいキャラがたくさんいたことが魅力の一つだと思っていたんですけどね。擬人化ブームの時に本編でやられるよりはマシですが。


    三悠ちゃんの名前の話は感動。パパンとマティルダさんが夫婦扱いされてたのも良かったですね。

    レベッカとフリーダーってフラグたってましたっけ。個人的にこの二人は

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    2013年01月24日
  • 灼眼のシャナSIII

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    ネタバレ

    残っていたネタの短篇集。
    大地の四神の内乱。その戦場でのフリアグネ。
    残された悠二の友人と家族。生まれた「三悠」。
    ザナドゥへ渡り「廻世の行者」と呼ばれ、徒からもフレイムヘイズからも忌避されている悠二。
    紅世からザナドゥへは渡れるが、人間界へ渡れなくなり、人間界に残った王たちは帰れなくなっているとか、ザナドゥでは存在の力があふれているため、フレイムヘイズが必要なく王が顕現できるというような設定の紹介。

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    2013年01月04日
  • 灼眼のシャナXXII

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    ネタバレ

    長かった物語もようやく完結。

    広げまくった伏線やら登場人物やらをまとめるのに大変で、物語としては今ひとつまとまりに欠く印象。

    特に結末は、ザナドゥの誕生が現世?に影響を与えないのであれば、
    何のためにいままでさんざん戦ってきたのかの必然性が見えない。
    同様にマージョリーさんとシュドナイの戦闘も必然性は感じられなかった。

    10巻くらいでまとめたほうが物語としてはすっきりとしたのかなぁ?と編集サイドの手落を指摘したい感じ。

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    2011年12月09日
  • 灼眼のシャナXXII

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    ネタバレ

    結局何のために争っていたのかよくわからない結末だった。

    紅世の徒が人を食べなくなったら、フレイムヘイズもそれらを退治する必要がなくなる。ただそれだけ?

    もともとフレイムヘイズも紅世の徒も、フレイムヘイズと一緒にいるしゃべるだけの存在(神様?)も、一体全体どういう存在なんだか全く理解できなかったけど、結局それが最後まで理解できないまま終わってしまった。

    とりあえず正義の味方と悪が戦い、悪が倒されないままパラレルワールドに行って終了。それだけとしか理解できなかったんだけど、この理解で正しいのかどうか。

    最後に悠二とシャナがくっついたことは良かったと思うけど、悠二が敵に回らずにいたらこの戦い

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    2011年10月29日
  • 灼眼のシャナXXII

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    まあ、大団円といえばそうなんだろうが、紅世の徒が何を考えていて何がしたいんだかよく分からなくなってきたので、「あー、この人?たちはこれで満足なのか、へー」みたいな感想になってしまった気がする。

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    2011年10月13日