あらすじ
[仮装舞踏会(バル・マスケ)]の盟主・“蛇”との戦いに敗れ、シャナは『星黎殿』に幽閉された。 炎髪も灼眼も、今は紅蓮の煌きを失い、大太刀『贄殿遮那』は取り上げられた。自在の黒衣『夜笠』を身に纏うこともできない。なにより、魔神“天壌の劫火”アラストールの意思を表出させる神器“コキュートス”すら奪われている。 ベルペオルの宝具『タルタロス』によってその異能を封じられたシャナには、抗(あらが)うすべは残されていなかった。 ──命を狙う存在がすぐそこまで迫っていたとしても。 星空を背に、その“紅世の王”は現れた。不意をつかれたシャナの見据える前で、“紅世の王”は抹殺の意思を呟く。 「おまえは──要らない」と。
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Posted by ブクログ
現状、悠二は祭礼の蛇のフレイムヘイズ的な状態なんだよね? 色々キモってとことか、このクソボケ!ってとこがいっぱいあるのに、2〜4、5巻くらいまでの迷走を考えるとキャラ崩壊とは思わないし、根本的な魅力がカッコいい可愛いとかじゃなくてもっとグチャグチャした人間らしいとこや、戦闘時の非人間性とのギャップだったせいでやりたい放題やっても魅力が消えてないの本当異常なバランス。
Posted by ブクログ
<内容>
[仮装舞踏会]の盟主<祭礼の蛇>との戦いに敗れ、星黎殿に幽閉されたシャナ。
ベルペオルの宝具「タルタロス」によって異能を封じられ、神器「コキュートス」すら奪われた……
<感想>
うほい。弥七郎先生神ぃぃぃ〜
何がすごいって、構成力がすごいと思う。
世界観だとかよりもまず初めに僕はこれが出る。
なぜかっていうと………普通のラノベだとか小説だとかは伏線→回収→伏線→回収の繰り返しなのに対し、シャナは今までの巻全てが。全ての登場人物が。全ての事件が。といっても過言ではないほどに16巻以降の伏線となってると思う訳ですよ。
今回の巻では螺旋の風琴まで持ち出して来ましたし。
それと次に論理性かな。
論理的で説得力があるんだよね。この巻でいうところのヘカテーと蛇のシャナを巡る会話とか?ww
まぁ、876先生のことについてはおいといてwwwww
それにしても螺旋の風琴なんで手伝いに来たんだろ………すっげー疑問だわ。
まぁ、予想だと後々に……ってか次かその次あたりにリャナンシーが来た理由が出てくるんだろうな。
そして活躍してくれるんだろうな。。。
ってかここまで今までのキャラが出てくると、もぅフィレス参戦は確定な気がしてきたwwwww
零時迷子に組み込まれて誤作動していたらしい自在法とかもなんなんだろ……
……話飛ぶけど「タルタロス」って切り離せんのか?ww
シャナのところとベルペオルのところにある訳だけど………
ふむ。あぁぁぁぁぁあ18巻早く読みてぇぇぇorz
Posted by ブクログ
ゾフィーが率いるフレイムヘイズ団と、「仮装舞踏会」との本格的な戦いの序曲といった感じの内容です。一方、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカの三人は独自にシャナを奪還する作戦に動き出します。
悠二と「ともにいる」シャナの心情と、悠二から「離れてしまった」吉田さんの心情の描写が上手いと感じました。悠二をめぐってライヴァル関係にあった二人が、まったく別の立場に立たされたことで、それぞれの成長を遂げてゆく過程が、ていねいに描き分けられています。